仕事で酷使されることの多い160系プロボックスは、エンジン不調が出始めるタイミングで「もう売れないかも」と不安になる方も少なくありません。
しかし実際には、状態や売り方次第で思った以上の価格が付くケースもあります。
ここでは、エンジンに問題を抱える160系プロボックスの買取相場や、実際の口コミ、高く売るためのポイントまで分かりやすく解説していきます。
車を売るときって、つい近くの買取店1社だけで査定してもらって、そのまま決めちゃう人が多いんですよね。
でも実はそれ、けっこう損している可能性があります。
買取店ごとに「得意な車種」や「販売ルート」が違うので、同じ車でも査定額が数万円~50万円以上変わることも普通にあります。
だからこそ 一括査定で複数の業者から見積もりを取るのが、損しない売り方。
手間も少なく、条件の良いところを選ぶだけでOKです。
私も実際にやってみて「こんなに違うの?」と驚きました。
関連する口コミ・体験談を紹介
2015年式 160系プロボックスバン DXコンフォートパッケージ/中古で総額95万円ほどで購入
【走行距離・状態】
走行距離18万km、エンジンからカラカラ音+明らかなパワーダウン
アイドリング不安定、チェックランプ点灯歴あり
【売却先と査定額】
A店:町の中古車店 査定額 3万円
B店:大手買取チェーン 査定額 5万円
C店:廃車買取専門 査定額 7万円
【売却理由】
営業車として使ってきましたが、出先でエンストすることが増え、さすがに仕事に支障が出てきたので買い替えを決断。
修理工場では「エンジン載せ替えレベル」と言われ、見積りが40万超。
さすがにそこまでかける気になれず、できるだけ高く手放したいと思い、複数社に査定依頼しました。
【査定の流れ】
最初に近所の中古車店(A店)へ持ち込み。
店長さんいわく「この走行距離とエンジンの状態だと輸出にも回しにくい」とのことで、ほぼ部品取り扱い前提の3万円提示。
その足で大手買取店(B店)の無料出張査定を依頼すると、
査定の担当さんがエンジン音や下回りをじっくり確認しつつ、車検が半年以上残っている点や、社外ナビ・ドラレコを評価してくれて5万円にアップ。
「この状態なら、廃車専門ならもう少し出るかもしれません」と担当さんが正直に教えてくれたので、
ネットで廃車買取業者(C店)に査定依頼。
電話で走行距離と症状を伝えた段階で「おそらく5~7万円の幅」と言われ、
実車確認後に上限いっぱいの7万円を提示されました。
【結果】
最終的にはC店で売却。
レッカー代無料、名義変更や抹消手続きもすべて込み。
書類もメールで丁寧に案内してくれて、こちらは印鑑証明などを揃えるだけで済みました。
【感想】
エンジン不調だと「処分費を取られるかも」と覚悟していたので、
お金をもらえて引き取ってもらえたのは正直かなりうれしかったです。
プロボックスはボロくても需要があると聞いてましたが、
やはり業者によって見方が全然違うと実感。
最低でも2〜3社は査定してもらうべきですね。
営業車としてよく頑張ってくれたので、最後に少しでも値がついてくれてホッとしました。
2016年式 160系プロボックスバン GL/会社の営業車を払い下げで購入(当時40万円)
【走行距離・状態】
走行距離21万km
高速走行時の振動増加と、坂道での加速の鈍さが気になる状態
ディーラー点検で「エンジン内部の摩耗が大きい」と言われたレベル
【査定】
まずネットの一括査定で3社に依頼しました。
一社目(X社)は電話の段階で「過走行+エンジントラブルだと値段つかないかも」と低めのトーン。
現車査定の結果、提示額は2万円。
二社目(Y社)は、業務用車両に強いとのことで期待していましたが4万円。
三社目(Z社)は、海外への輸出ルートがあると説明され、
最初の提示が6万円、その後「今日決めてくれるなら」と条件付きで7万5,000円まで上げてくれました。
【経過】
査定当日は3社が時間をずらして自宅まで来てくれました。
Y社はササッと見て「まぁこんなもんですね」という感じで、詳細な説明は少なめ。
対してZ社の担当さんは、下回り・錆・電装系まで細かくチェックしながら、
「これくらいの状態なら、まだ海外で需要ありますよ」とプロボックス特有の人気の話もしてくれて、
一番安心感がありました。
【結果】
最終的にはZ社で7万5,000円で売却。
引き取り日もこちらの仕事の都合に合わせて夜にしてくれました。
【感想】
正直、過走行+エンジン不調なので「廃車覚悟」でしたが、
思った以上に値段がついて、プロボックスの底力を感じました。
【売却理由】
次の車検で大きな整備費がかかりそうだったのと、
子どもが生まれてファミリーカーに乗り換えたかったためです。
壊れる前に動くうちに売っておいて正解だったと思います。
2014年式 160系プロボックスバン DX/新車でフルローン約130万円(オプション込み)で購入
【走行距離・状態】
走行距離23万km
1年ほど前からエンジン始動時のガラガラ音が出始め、そのうち加速時にノッキングのような症状も出るように。
オイル管理だけはマメにしていたつもりでしたが、
通勤+現場回りで毎日走り回っていたので、負担が大きかったのかもしれません。
【売却理由】
さすがに最近は高速の合流でも怖いくらいパワーが落ちてきて、
家族からも「もうそろそろ限界なんじゃない?」と言われていました。
プロボックス自体は気に入っていて、荷物も積めるし小回りも利くので、
本音を言えば修理して乗り続けたかったのですが、
ディーラーで「エンジン載せ替えで最低でも35〜40万円」と言われて断念。
【感想】
正直、最初は「どうせ廃車同然でしょ」と覚悟していたので、
査定前から気持ちはだいぶ落ち込んでいました。
ただ、ネットで「エンジン不調のプロボックスでも意外と値段がついた」という話を見て、
ダメ元で一括査定サイトを利用。
結果としてはこれが大正解でした。
【結果】
最終的に、商用車と輸出に強いとアピールしていた業者さんが
9万2,000円という一番高い価格を提示。
他社は0〜5万円台が多かったので、かなり差がありました。
担当さんいわく「内外装が比較的きれいで事故歴なし、下回りの錆が少ないのがポイント」とのこと。
エンジンの不調はマイナスだけど、海外では現地で載せ替える前提なので、
ボディコンディションが良ければまだまだニーズがあると説明してくれました。
【経過】
査定当日は3社が来訪。
一社目はほとんどエンジンだけ見て「これは厳しいですね」と即低額提示。
二社目はパソコンで相場を見せながら丁寧に説明してくれて、中間くらいの値段。
最後に来た業者が、
・荷室の床の状態
・天井の汚れの少なさ
・タイヤの残溝
まで細かく見て、
「ここまで丁寧に使っているプロボックスは少ないですよ」と言ってくれて、こちらとしても気分が良かったです。
【査定】
各社とも無料出張で、30分〜1時間ほどの査定時間。
書類や引き取り日の説明もその場でしてくれて、
最終的に一番条件の良かった業者と即決で契約。
入金も翌営業日に確認でき、トラブルなくスムーズに終わりました。
長年、仕事の相棒として走り続けてくれた車だったので、
最後にしっかり評価してもらえた感覚があり、ホッとしましたし、少し誇らしくもありました。
エンジン不調の160系プロボックスはいくらで売れる?高く売るコツと注意点

エンジンに不調を抱えた160系プロボックスでも、「もう値段つかないかな…」とあきらめる必要はありません。
状態や走行距離、年式、そして売り方しだいで、まだまだお金になる可能性があります。
ただし、普通の中古車として売れるケースと、事故車・不動車扱いでしか売れないケースでは、相場が大きく変わってきます。
また、修理してから売るべきか、それともエンジン不調のまま売るべきかも悩みどころですよね。
この記事では、エンジン不調でもプロボックスを少しでも高く売るための考え方と、具体的なコツを、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。
「自分のプロボックスはいくらくらいになりそうか」「どこに売るのが一番トクか」の判断材料にしてみてください。
エンジン不調の160系プロボックスでも売れる?買取相場の目安
160系プロボックスは、もともと営業車・仕事用として人気が高く、エンジン不調があっても「部品取り」や「修理前提」で買いたいという業者がそれなりにいます。
なので、エンジンが不調でも“0円確定”というわけではありません。
だいたいの目安としては、
・通常の走行可能な160系プロボックス
→ 年式・走行距離にもよりますが、数十万円前後の査定がつくことが多いです。
・エンジン不調(異音・チェックランプ点灯・オイル上がりなど)で自走はできる
→ 通常相場から5万~20万円ほどマイナスになるイメージ。
状態が軽ければ、まだ高めの査定も狙えます。
・エンジンがかからない、不動車レベル
→ 買取価格は0~10万円前後に落ち着きやすいですが、海外輸出向けや部品取り需要があればプラスになるケースも。
もちろん、
・年式(2014年以降の新しめかどうか)
・走行距離(10万km以下か、20万kmオーバーか)
・ATかMTか、バンかワゴンか
・外装の傷やサビ、内装の状態
などで査定はかなり変動します。
エンジン不調でも、「仕事用として人気」×「部品需要が高い」という160系プロボックスの特徴のおかげで、思ったより値段がつくことは少なくありません。
ただし、ディーラーや近所の中古車店だけに見せると「ほぼ廃車値」のような金額を提示されやすいので、後で紹介する「売り先選び」がとても重要になってきます。
修理してから売るのは損?そのまま売却した方が得になる理由

エンジン不調だと、「一回直してから売ったほうが高くなるのでは?」と考えがちですが、実は修理してから売ると損をするケースがかなり多いです。
理由の1つ目は、エンジン修理代が高額になりやすいこと。
オーバーホールやエンジン載せ替えになると、平気で20万~40万円以上かかることがあります。
タイミングチェーンやポンプ類まで交換すると、さらにアップ。
一方で、修理したからといって、査定額がその分まるごと上乗せされることはほとんどありません。
たとえば、
・不調のまま売る → 10万円
・30万円かけて修理 → 20万円で売れた
というパターンだと、手元に残るお金は
・修理しない:10万円
・修理した:20万-30万=▲10万円
になってしまいます。
つまり、「修理費 > 査定アップ分」になりがちなんですね。
理由の2つ目は、買取業者のほとんどが「自社で安く直せるルート」を持っているという点です。
業者は、一般ユーザーより安い部品代・工賃で修理できるので、「壊れたまま安く仕入れて、自分たちで直して高く売る」ほうが得になります。
だから、きれいに直して持ち込んでも、「修理分をまるまる評価してくれる」ことはほとんどありません。
なので、よほど軽い症状で、数万円以内で直せそうな場合を除き、基本は“そのまま売る”のがおすすめです。
修理にかけるお金と時間を、次のクルマの頭金や維持費に回したほうが、トータルでプラスになることが多いですよ。
エンジン不調のプロボックスを少しでも高く売るための具体的なポイント
エンジン不調の160系プロボックスをできるだけ高く売るには、「売り先」と「見せ方」を工夫することが大事です。
まず押さえたいのは、
● 故障車・事故車の買取に強い業者を選ぶこと
ディーラー下取りや、一般的な中古車店は、エンジン不調車を嫌がりやすく、査定も低くなりがちです。
一方、事故車・不動車専門の買取業者や、商用バン・営業車に強い業者だと、
・部品として売る
・海外輸出向けに回す
・自社で安く修理して再販
といったルートを持っているので、値段をつけやすくなります。
次に、査定のときの「情報の出し方」もポイントです。
・エンジン不調の症状(異音、吹け上がり不良、オイル消費、チェックランプなど)
・いつ頃から症状が出ているか
・ディーラーや整備工場で指摘された内容や見積もりがあれば、それも用意
を、ざっくりで良いので整理しておくと、査定士も状態を判断しやすくなり、「とりあえず最悪想定で安く見積もる」ことを避けやすくなります。
さらに、
・外装の大きな汚れをさっと洗う
・室内のゴミや荷物を片づける
・営業車ステッカーなどは可能ならはがす
といった簡単な手入れをするだけでも、印象が良くなり、数千円~数万円単位で査定が変わることもあります。
そして、必ず「一社だけで決めない」こと。
最低でも2~3社、できれば一括査定サービスなどを使って相見積もりを取ると、
・一番低い業者と一番高い業者で、平気で5万~10万円以上差がつく
ことも珍しくありません。
最後に、「車検残」もチェックしておきましょう。
車検がたっぷり残っている場合は、再販しやすくなるのでプラス評価になりますし、「あと数ヶ月で切れる」という場合は、「車検前に売るか」「車検を通さず手放すか」で損得が変わります。
これらを意識するだけで、エンジン不調のプロボックスでも、手元に残るお金が数万円単位で変わる可能性があります。
面倒に感じるかもしれませんが、「どこに、どのタイミングで、どう見せて売るか」を少し意識するだけで、売却後の満足度はかなり違ってきますよ。
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