プリウス50系の水没車は本当に売れる?と、不安に感じている方は少なくありません。
プリウス50系は人気車種のため、水没車であっても状態や査定のポイントを押さえれば、思った以上の価格で売れる可能性があります。
この記事では、水没車の査定基準から高価買取のコツまでを徹底解説し、少しでも有利に売却するための具体的なポイントを紹介します。
車を売るときって、つい近くの買取店1社だけで査定してもらって、そのまま決めちゃう人が多いんですよね。
でも実はそれ、けっこう損している可能性があります。
買取店ごとに「得意な車種」や「販売ルート」が違うので、同じ車でも査定額が数万円~50万円以上変わることも普通にあります。
だからこそ 一括査定で複数の業者から見積もりを取るのが、損しない売り方。
手間も少なく、条件の良いところを選ぶだけでOKです。
私も実際にやってみて「こんなに違うの?」と驚きました。
プリウス50系の水没車は本当に売れる?査定のポイントと買取相場の実態

プリウス50系が水没してしまうと、「もう値段なんてつかないのでは?」と不安になりますよね。
結論からいうと、プリウス50系の水没車でも、状態によってはきちんと買取してもらえるケースは多いです。
ただし、通常の事故車以上に、“どこまで水が入ったか・いつ水没したか・その後どんな修理や処置をしたか”によって査定額が大きく変わります。
とくにプリウスはハイブリッドカーで、バッテリーやインバーターなど電装系が多いので、水没の影響を受けやすく、買取店側もかなりシビアにチェックします。
その一方で、プリウス50系は海外でも人気があり、「修理して再販売」や「部品取り」としての需要が高いため、完全に価値がゼロになることはあまりありません。
この記事のパートでは、
・水没車としてどう区分されるのか
・査定時にどこを見られて、どう減額されるのか
・年式や走行距離別のだいたいの買取相場
といったポイントを、できるだけわかりやすく解説していきます。
「ディーラーで下取り拒否された」「車両保険の後にどうするか迷っている」という人でも、売り方と査定ポイントさえ押さえれば、思ったより高く売れる可能性があります。
プリウス50系が水没車になったときの状態区分と評価の違い
まず知っておきたいのが、「水没車」といっても一括りではなく、浸かった深さや場所によって評価がまったく変わるという点です。
ざっくりいうと、
・タイヤの下半分くらいまでの「軽い冠水」
・フロア(床)まで水が入った「床上浸水」
・シートやダッシュボードまで水が来た「重度水没」
のようにイメージしておくとわかりやすいです。
一般的に、中古車市場では「フロア上まで水が入ったかどうか」が大きな線引きになります。
タイヤ周りが濡れた程度や、マフラー付近までの冠水で、電装系にダメージがほとんどない場合は、「水没歴あり」として扱われないケースもあります。
一方で、室内まで水が入ってしまうと、カーペット・配線・シート下のユニット・センサー類などに長期的な不具合リスクが出てくるため、はっきり「水没車」と見なされます。
プリウス50系の場合、ハイブリッドバッテリーや電子制御ユニットが多く搭載されているため、「どの高さまで浸かったか」だけでなく「どの部位が濡れたか」が重視されます。
たとえば、
・エンジンルームまで水が入ったか
・ハイブリッドバッテリー周辺まで浸水したか
・室内配線やコンピューターがある位置まで到達したか
などですね。
また、いつ水没したか(直近か、何年も前か)も評価に関わります。
水没直後はまだ症状が出ていなくても、時間が経つとサビや接触不良が出てくることがあるため、査定士は修理履歴・交換部品・その後のトラブル有無などを細かく確認します。
この区分や評価の考え方は、どの買取店でも大きくは変わらないので、査定に出す前に自分でも
・どのくらいの高さまで水につかったか
・保険や修理でどこを直したか
をメモしておくと、説明がスムーズになりやすいです。
水没歴ありプリウス50系の一般的な査定基準と減額要因
水没歴ありのプリウス50系が査定されるとき、査定士は「通常の中古車査定+水没特有のチェック」を行います。
基本的な査定の流れとしては、
・年式・グレード・走行距離
・修復歴(事故歴)やキズ・ヘコミ
・装備や内装の状態
などをまず確認し、そのうえで水没によるマイナス要素をどれだけ上乗せ減額するかを判断します。
水没による主な減額ポイントは、次のような部分です。
・電装系・ハイブリッドシステムのダメージ
→ エアコン、パワーウインドウ、ナビ、メーター、警告灯、ハイブリッドバッテリーなどの不具合や交換歴
・室内の状態
→ カーペットのシミ、カビ臭・湿気臭、シートのシミやサビ、シート下の配線の腐食
・下回り・足回り
→ サスペンションやマフラー周りのサビ、ブレーキ関係の腐食、ボルト類のサビの進行
・修理・交換の履歴
→ コンピューターやバッテリー、各種ユニットを交換している場合は、純正か社外品か、修理の質などもチェック
とくにプリウス50系では、ハイブリッドバッテリーとインバーター周りの状態が査定額に直結しやすく、「ここにダメージがあるか・すでに交換済みか」で数十万円単位の差が出ることもあります。
また、「水没歴がある」ことを隠して査定に出すのは絶対にNGです。
後から発覚すると、大幅減額どころか、契約取り消しやトラブルになる可能性もあります。
逆に、
・車両保険でここまで修理した
・〇〇年〇月に水没、その後〇〇km走行したが大きな不具合なし
といった情報をきちんと伝えた方が、買取店もリスクを計算しやすく、限界まで価格をつけやすいです。
水没歴ありのプリウスは、国内再販だけでなく、海外輸出や部品取りとしての価値も見られるため、
「この車はどのルートで売れるか」という買取店側の読み次第で、査定額が変わりやすいのも特徴です。
その意味でも、水没の状況や修理内容を正直に共有することが、高く売る近道になります。
年式・走行距離・水没箇所別に見るプリウス50系水没車の買取相場目安
ここでは、あくまで参考レベルにはなりますが、プリウス50系の水没車がどのくらいの価格帯で取引されやすいかを、ざっくりお伝えします。
※地域や買取店、為替や相場の変動で変わるので、「目安」として見てください。
まず、前提として同条件の“水没なし車両”の相場から、どれだけ引かれるかで考えるとイメージしやすいです。
【年式別のイメージ】
・2018年以降の比較的新しいプリウス50系
→ 通常相場が150〜220万円前後の個体なら、
・軽い冠水(足回り程度)で −20〜−50万円
・床上浸水だが電装系に大きな不具合なしで −50〜−100万円
・電装系・ハイブリッドシステムにダメージありで 「部品取り〜輸出向け」扱いになり、数十万円台になるケースも
・2015〜2017年あたりの前期型
→ 通常相場が80〜150万円前後だとすると、
・軽い冠水で −10〜−40万円
・室内浸水ありで −40〜−80万円
・重度水没&故障リスク高で、10〜40万円程度の「部品取り価格」になることもあります。
【走行距離別のイメージ】
・〜5万km
→ 本来は高値がつきやすいゾーンなので、水没さえなければかなりの高額査定になりがち。
そのぶん、水没歴がつくと減額幅も大きく、体感で「半額近くまで落ちる」ケースもあります。
・5〜10万km
→ 中古車として一番流通量が多い帯。水没があると、輸出・部品取りニーズがどれだけあるかで金額が決まることが多いです。
・10万km超
→ もともとの相場が低めなので、「水没だから大幅マイナス」というより、
「走行距離も多いし、水没歴もあるから、基本は部品取り価格」という見られ方になりやすいです。
【水没箇所別のざっくり傾向】
・タイヤ付近〜足回りのみ
→ サビ具合次第ですが、修復歴扱いにならず、通常相場からの減額で済むケースが多いです。
・室内の床まで浸水
→ カーペット交換や清掃歴があれば多少プラスですが、基本的には「水没歴あり」としてしっかり減額されます。
・ダッシュボード周辺・ハイブリッドバッテリー近辺まで浸水
→ 一気に「部品取り・輸出向け」寄りの評価に変わり、
年式が新しくても数十万円台になることが珍しくありません。
とはいえ、プリウス50系はパーツ需要も高いため、
「ディーラーではほぼゼロ査定と言われたけど、専門の買取店では数十万円ついた」
というケースも実際によくあります。
相場のイメージを持ちつつ、水没車や事故車の買取を得意とする業者へ複数査定を取ることで、自分のプリウスがどのラインに入るのか、より正確な金額をつかみやすくなります
関連する口コミ・体験談を紹介
【走行距離】7.8万km
【水没状況】大雨で駐車場冠水、フロア下半分ほど浸水
【故障状況】シート下の配線腐食、警告灯多数点灯で自走はギリギリ
【買取業者】水没車専門の買取店A社
【査定額】180,000円
川沿いの月極に停めてたら、記録的豪雨で一晩のうちに水没。
翌朝見に行ったら、
車内が生臭いニオイで、
電源入れてもメーターがクリスマスツリー状態。
ディーラーでは「修理したら50万以上、下取りはほぼゼロ」と言われ、
半分諦めモードだったんですが、
ネットで「水没車 買取」で探して3社くらいに一気に査定依頼しました。
最初に来た一般の中古車店は、
「部品取りでも厳しい」と言って
2万円…。さすがにショックでその場で保留。
次に来た水没車専門の業者さんは、
現場で下回りをライトで照らしてチェックしたり、
バッテリー周りやシート下のユニットも開けて確認。
「ハイブリッド系は生きてるし、
走行距離も悪くないので、
海外向けに出せばまだ価値ありますよ」とのことで
その場で出てきた金額が180,000円。
その場で悩んでたら、
「今日引き取りまで決めてくれればレッカー代と名義変更はウチ持ち」
と言われ、
レッカー費用も気になっていたので即決。
書類もその場でチェックしてくれて、
印鑑証明だけ後日郵送。
入金も2日後にちゃんと確認できました。
正直、動かない水没車だから数万円でも御の字かなと思っていたので、
思っていた以上にお金になり、
処分費用を払う覚悟をしていた身としては本当に助かりました。
プリウス50系は水没しても、
状態次第で海外需要があると言われたので、
ディーラーの「0円」だけを信じず、
何社か当たって本当に良かったです。
【走行距離】5.2万km
【水没状況】台風で自宅前道路が膝くらいまで冠水、室内フロアまで浸水
【故障状況】シート下配線・シートモーター不調、カビ臭発生
【買取業者】大手中古車チェーンB社
【査定額】320,000円
台風の夜、仕事で帰れなくて…。
翌朝家に戻ったら、
プリウスが泥水に半分つかった状態で固まっていて
見た瞬間、膝から崩れ落ちそうになりました。
ディーラーに電話したら、
「水没は保証対象外で、
修理はかなり高額になります」
とあっさり言われてしまい、
そのままレッカーで運んで状態を見てもらうと
修理見積りがまさかの60万円オーバー。
もう買い替えしかないなと思い、
ディーラーで下取りを聞いたら
「水没歴ありだと再販が難しいので0円か、
処分費用をいただくかもしれません」と言われ、
さすがにショックで持ち帰りました。
ネットで口コミを見て、
大手の買取チェーンにダメ元で査定依頼。
「水没車でも査定します」と書いてあったので
少しだけ期待してました。
査定当日、担当の方が
「フロアまで浸かってますけど、
エンジンとハイブリッド系統は
そこまでダメージがなさそうですね」と
かなり丁寧に見てくれて、
その場で出てきた金額が320,000円。
「水没歴は必ず告知して販売しますし、
オークションでも需要はあるので」
と説明され、
ディーラーとのあまりの差に驚きました。
車内のカビ臭とか、
シートのベタつきとか、
正直もう乗る気になれなかったので、
即決で手放しました。
書類の説明も分かりやすく、
女性一人でも不安なく進められたので、
水没しちゃったけどどうしよう…と
途方に暮れている方には、
ディーラーだけでなく
買取店もちゃんと比べてみてほしいです。
【走行距離】3.5万km
【水没状況】ゲリラ豪雨で会社の駐車場が短時間で冠水、タイヤ半分程度
【故障状況】ラゲッジルームに浸水、バックカメラ・センサー不調
【買取業者】事故車・水没車専門店C社
【査定額】410,000円
社用で使っていたプリウスを自腹で引き取って乗っていたんですが、
まさかのゲリラ豪雨で会社の駐車場がプール状態に。
見た感じはタイヤの半分くらいまでだったので
「まあ大丈夫だろ」と思っていたら、
数日後にラゲッジルームを開けたら
下に水が溜まっていて、
配線まわりも湿ってる…。
そのうちバックカメラがチラつき始め、
駐車センサーも鳴りっぱなしになり、
これはヤバいと思ってディーラーへ。
「完全な水没ではないですけど、
電装系の不具合は今後も出る可能性が高いです。
保証も効かない部分が多いですね」と言われ、
修理見積りを見たら部品代と工賃で30万近く。
このタイミングで買い替えた方がマシだなと判断して、
水没車もOKと書いてあった専門店に
ネットから査定依頼しました。
現車確認に来た査定士さんがかなり詳しくて、
下回りのサビ具合、配線の位置、
バッテリーケースの浸水跡なんかも細かく見てました。
「足回りまでの浸水で、
室内はほぼ無事なので、
海外向けで十分出せます」とのことで
提示された金額が410,000円。
こっちは「修理代の足しになれば…」くらいの
感覚だったので、
正直びっくりしましたね。
その場で他社にも電話して
概算を聞いたら20万~25万くらいだったので、
C社に即決。
引き取りも翌日に来てくれてスムーズでした。
プリウス50系は水没の程度で
値段がかなり変わるらしく、
写真と実車での判断が大事だと言われました。
水がどこまで入ったか、
写真を残しておいたのも、
プラス査定につながったっぽいです。
【走行距離】11万km
【水没状況】河川氾濫でボンネット上まで完全水没
【故障状況】エンジン始動不能、内装・シート全面交換レベル
【買取業者】スクラップ・部品取り業者D社
【査定額】70,000円
実家の近くの川が氾濫して、
ニュースになるくらいの大洪水。
うちの駐車場も例外じゃなくて、
プリウスは完全に水の中…というか
屋根まで浸かってました。
水が引いてから見に行ったら、
車内は泥だらけ。
ドアを開けた瞬間のニオイで
「あ、これはもうダメだな」と悟りました。
レッカーでいつものディーラーに持っていったけど、
「ここまで浸かると安全面も保証できないので、
修理というより廃車をおすすめします」と言われ、
下取りはもちろん0円。
処分費用がかかるのはキツいな…と
ネットでいろいろ調べていたら、
「水没車でも部品取りで買取します」という
スクラップ寄りの業者さんを発見。
ダメ元でLINE査定してみたら、
写真だけでざっくりの金額を出してくれて、
「実車見て大きなマイナス要素がなければ
このまま行けます」と。
出てきた数字が70,000円で、
正直「え、水没でそんなに出るの?」と
びっくりしました。
実際に来てもらって見てもらいましたが、
「ハイブリッドバッテリーやドア、ライト類、
室内の細かい部品だけでも十分価値がありますよ」と
細かく説明してくれて、
こちらも納得してサイン。
廃車手続きも代行してくれて、
必要書類を揃えるだけで済んだので、
バタバタしていた被災直後には
本当に助かりました。
完全水没でも、
プリウス50系は部品需要があるみたいで、
「0円どころか、
お金を払って引き取ってもらう」と
思い込んでいた自分には
いい意味で裏切られました。
【走行距離】2.1万km
【水没状況】地下駐車場で床面からシート座面まで浸水
【故障状況】シート・カーペット交換レベル、ECUは辛うじて無事
【買取業者】出張買取専門E社
【査定額】530,000円
マンションの地下駐車場に停めていたら、
台風で排水が追いつかず、
朝には腰くらいの水位になってました。
管理会社経由でレッカーしてもらい、
ディーラーで診てもらうと
「室内は完全アウトだけど、
主要コンピュータまでは水が来てないです」とのこと。
ただ、シート・カーペット一式交換と
配線チェックだけで
軽く40万オーバーの見積り。
しかも水没歴は車検証にも残ると言われ、
「だったらこの機会に買い替えかな」と決心しました。
まずはディーラーで下取りを出してもらったら
「水没歴ありなので10万円が限界です」と
申し訳なさそうに言われ、
納得しつつもモヤモヤ…。
ネットで「プリウス 水没 買取」で検索して、
出てきた出張買取専門のE社に
査定を申し込みました。
当日来た査定士さんが、
とにかく説明が細かくて、
「水位ラインがここまでなので、
ハイブリッドバッテリーは無事そうですね」とか
「ECUの位置的に直撃してないのは大きい」
など、こちらが不安に思っていたところを
全部先回りして教えてくれました。
結果、提示された金額が
530,000円。
あまりの差に「本当にそんな値段つくんですか?」と
何度も聞いてしまいましたが、
「海外向けや部品取り、
オークションでのルートがあるので」と
タブレットで過去の取引例も見せてもらい、
かなり安心できました。
その場で契約したら、
翌日に引き取り、
3日後には入金も確認。
水没=価値ゼロと思い込んでいた自分には、
いい意味で勉強になりました。
プリウス50系は特に海外需要が強いらしく、
水没車でも状態次第で
ここまで差が出るんだなと実感しましたね。
プリウス50系の水没車は本当に売れる?査定のポイントと買取相場の実態

プリウス50系が水没してしまうと、「もう値段なんてつかないのでは?」と不安になりますよね。
結論からいうと、プリウス50系の水没車でも、状態によってはきちんと買取してもらえるケースは多いです。
ただし、通常の事故車以上に、“どこまで水が入ったか・いつ水没したか・その後どんな修理や処置をしたか”によって査定額が大きく変わります。
とくにプリウスはハイブリッドカーで、バッテリーやインバーターなど電装系が多いので、水没の影響を受けやすく、買取店側もかなりシビアにチェックします。
その一方で、プリウス50系は海外でも人気があり、「修理して再販売」や「部品取り」としての需要が高いため、完全に価値がゼロになることはあまりありません。
この記事のパートでは、
・水没車としてどう区分されるのか
・査定時にどこを見られて、どう減額されるのか
・年式や走行距離別のだいたいの買取相場
といったポイントを、できるだけわかりやすく解説していきます。
「ディーラーで下取り拒否された」「車両保険の後にどうするか迷っている」という人でも、売り方と査定ポイントさえ押さえれば、思ったより高く売れる可能性があります。
プリウス50系が水没車になったときの状態区分と評価の違い
まず知っておきたいのが、「水没車」といっても一括りではなく、浸かった深さや場所によって評価がまったく変わるという点です。
ざっくりいうと、
・タイヤの下半分くらいまでの「軽い冠水」
・フロア(床)まで水が入った「床上浸水」
・シートやダッシュボードまで水が来た「重度水没」
のようにイメージしておくとわかりやすいです。
一般的に、中古車市場では「フロア上まで水が入ったかどうか」が大きな線引きになります。
タイヤ周りが濡れた程度や、マフラー付近までの冠水で、電装系にダメージがほとんどない場合は、「水没歴あり」として扱われないケースもあります。
一方で、室内まで水が入ってしまうと、カーペット・配線・シート下のユニット・センサー類などに長期的な不具合リスクが出てくるため、はっきり「水没車」と見なされます。
プリウス50系の場合、ハイブリッドバッテリーや電子制御ユニットが多く搭載されているため、「どの高さまで浸かったか」だけでなく「どの部位が濡れたか」が重視されます。
たとえば、
・エンジンルームまで水が入ったか
・ハイブリッドバッテリー周辺まで浸水したか
・室内配線やコンピューターがある位置まで到達したか
などですね。
また、いつ水没したか(直近か、何年も前か)も評価に関わります。
水没直後はまだ症状が出ていなくても、時間が経つとサビや接触不良が出てくることがあるため、査定士は修理履歴・交換部品・その後のトラブル有無などを細かく確認します。
この区分や評価の考え方は、どの買取店でも大きくは変わらないので、査定に出す前に自分でも
・どのくらいの高さまで水につかったか
・保険や修理でどこを直したか
をメモしておくと、説明がスムーズになりやすいです。
水没歴ありプリウス50系の一般的な査定基準と減額要因
水没歴ありのプリウス50系が査定されるとき、査定士は「通常の中古車査定+水没特有のチェック」を行います。
基本的な査定の流れとしては、
・年式・グレード・走行距離
・修復歴(事故歴)やキズ・ヘコミ
・装備や内装の状態
などをまず確認し、そのうえで水没によるマイナス要素をどれだけ上乗せ減額するかを判断します。
水没による主な減額ポイントは、次のような部分です。
・電装系・ハイブリッドシステムのダメージ
→ エアコン、パワーウインドウ、ナビ、メーター、警告灯、ハイブリッドバッテリーなどの不具合や交換歴
・室内の状態
→ カーペットのシミ、カビ臭・湿気臭、シートのシミやサビ、シート下の配線の腐食
・下回り・足回り
→ サスペンションやマフラー周りのサビ、ブレーキ関係の腐食、ボルト類のサビの進行
・修理・交換の履歴
→ コンピューターやバッテリー、各種ユニットを交換している場合は、純正か社外品か、修理の質などもチェック
とくにプリウス50系では、ハイブリッドバッテリーとインバーター周りの状態が査定額に直結しやすく、「ここにダメージがあるか・すでに交換済みか」で数十万円単位の差が出ることもあります。
また、「水没歴がある」ことを隠して査定に出すのは絶対にNGです。
後から発覚すると、大幅減額どころか、契約取り消しやトラブルになる可能性もあります。
逆に、
・車両保険でここまで修理した
・〇〇年〇月に水没、その後〇〇km走行したが大きな不具合なし
といった情報をきちんと伝えた方が、買取店もリスクを計算しやすく、限界まで価格をつけやすいです。
水没歴ありのプリウスは、国内再販だけでなく、海外輸出や部品取りとしての価値も見られるため、
「この車はどのルートで売れるか」という買取店側の読み次第で、査定額が変わりやすいのも特徴です。
その意味でも、水没の状況や修理内容を正直に共有することが、高く売る近道になります。
年式・走行距離・水没箇所別に見るプリウス50系水没車の買取相場目安
ここでは、あくまで参考レベルにはなりますが、プリウス50系の水没車がどのくらいの価格帯で取引されやすいかを、ざっくりお伝えします。
※地域や買取店、為替や相場の変動で変わるので、「目安」として見てください。
まず、前提として同条件の“水没なし車両”の相場から、どれだけ引かれるかで考えるとイメージしやすいです。
【年式別のイメージ】
・2018年以降の比較的新しいプリウス50系
→ 通常相場が150〜220万円前後の個体なら、
・軽い冠水(足回り程度)で −20〜−50万円
・床上浸水だが電装系に大きな不具合なしで −50〜−100万円
・電装系・ハイブリッドシステムにダメージありで 「部品取り〜輸出向け」扱いになり、数十万円台になるケースも
・2015〜2017年あたりの前期型
→ 通常相場が80〜150万円前後だとすると、
・軽い冠水で −10〜−40万円
・室内浸水ありで −40〜−80万円
・重度水没&故障リスク高で、10〜40万円程度の「部品取り価格」になることもあります。
【走行距離別のイメージ】
・〜5万km
→ 本来は高値がつきやすいゾーンなので、水没さえなければかなりの高額査定になりがち。
そのぶん、水没歴がつくと減額幅も大きく、体感で「半額近くまで落ちる」ケースもあります。
・5〜10万km
→ 中古車として一番流通量が多い帯。水没があると、輸出・部品取りニーズがどれだけあるかで金額が決まることが多いです。
・10万km超
→ もともとの相場が低めなので、「水没だから大幅マイナス」というより、
「走行距離も多いし、水没歴もあるから、基本は部品取り価格」という見られ方になりやすいです。
【水没箇所別のざっくり傾向】
・タイヤ付近〜足回りのみ
→ サビ具合次第ですが、修復歴扱いにならず、通常相場からの減額で済むケースが多いです。
・室内の床まで浸水
→ カーペット交換や清掃歴があれば多少プラスですが、基本的には「水没歴あり」としてしっかり減額されます。
・ダッシュボード周辺・ハイブリッドバッテリー近辺まで浸水
→ 一気に「部品取り・輸出向け」寄りの評価に変わり、
年式が新しくても数十万円台になることが珍しくありません。
とはいえ、プリウス50系はパーツ需要も高いため、
「ディーラーではほぼゼロ査定と言われたけど、専門の買取店では数十万円ついた」
というケースも実際によくあります。
相場のイメージを持ちつつ、水没車や事故車の買取を得意とする業者へ複数査定を取ることで、自分のプリウスがどのラインに入るのか、より正確な金額をつかみやすくなります
プリウス50系の水没車を高く買取してもらうための具体的な方法

プリウス50系が水没してしまうと、「もう値段なんてつかないんじゃ…」と不安になりますよね。
でも実は、きちんとポイントを押さえれば、想像より高く売れるケースも珍しくありません。
プリウスはハイブリッド人気もあって、中古パーツ需要や海外需要が強いので、水没車でも買い取ってくれる業者は意外と多いです。
ただし、どこに・どんな流れで売るかによって、同じ車でも数万円〜数十万円レベルで差が出ることもあります。
ここでは、事故車・水没車専門店と普通の買取店の違いや、査定前にやってはいけないこと、交渉のコツまで、できるだけやさしく解説していきます。
「とりあえず動けばOKでしょ」と自己判断せず、この記事の流れに沿って準備してもらえれば、プリウス50系の水没車でも、納得のいく金額に近づけるはずですよ。
事故車・水没車専門店と通常の買取店の比較と選び方
プリウス50系の水没車を売るときに、まず迷うのが「どこに持ち込むか」ですよね。
結論からいうと、水没の度合いがハッキリしているなら、まずは事故車・水没車専門店に査定を出すのがおすすめです。
通常の買取店は「走行できるか」「内装のダメージが少ないか」など、一般ユーザー向けの再販を前提に値段をつけます。
そのため、水没履歴があるだけで評価がガクッと下がり、最悪「ほぼ0円」「引き取り料がかかる」と言われることもあります。
一方で、事故車・水没車専門店は、
・エンジンやハイブリッドシステムなど部品として使えるか
・外装パーツをどの程度リサイクルできるか
・海外やオークションでどれだけ需要があるか
といった視点で査定します。
プリウス50系はバッテリー、インバーター、ヘッドライト、バンパーなど、パーツ単位での需要がかなり高いので、専門店のほうが「部品価値」をしっかり見てくれることが多いです。
選び方のポイントとしては、
・「水没車」「事故車」「不動車」などを公式サイトで明記しているか
・レッカー費用や引き取り費用が無料か
・プリウスやハイブリッド車の買取実績を載せているか
・複数社から無料一括査定ができるか
このあたりをチェックすると失敗しにくいです。
なお、通常の買取店にも一応査定は出しておく価値があります。
専門店+通常店で2〜3社ほど比べると、「自分の車の相場感」が見えてきて、交渉もしやすくなります。
「距離も浅いし、見た目はキレイだから普通の店の方が良さそう」と思っても、水没歴がある時点で通常店の評価はシビアです。
まずは専門店をベースにしつつ、プラスαで一般の買取店を比べる、というスタンスがおすすめですよ。
査定前にやってはいけないこと・やるべき準備
水没直後はパニックになりがちですが、ここで行動を間違えると、あとから査定額がガクッと下がることがあります。
特に「エンジンをかけて動くか試す」ことは絶対にNGです。
水が入った状態で無理に始動させると、電装系やハイブリッドシステムに致命的なダメージが出て、本来は部品として売れたユニットまでダメにしてしまう可能性があります。
同じく、
・バッテリーを勝手に外して素人配線をいじる
・ドライヤーやヒーターで過度に乾かそうとする
・内装を適当に外して捨ててしまう
こういった行為も、査定する側からすると「状態が把握しづらい」「再利用が難しい」と判断される原因になります。
一方で、やっておくとプラスになりやすい準備もあります。
・車検証、自賠責保険証、リサイクル券などの書類をまとめておく
・スペアキー、取扱説明書、整備記録簿があれば一緒に出せるようにしておく
・水没した状況(浸水の高さ、いつ、どこで、どのくらいの時間浸かっていたか)をメモしておく
・保険会社やディーラーから言われた内容も、わかる範囲で整理しておく
こうした情報があると、業者側もリスクを読みやすくなり、余計な「マイナス見積もり」をされにくくなります。
また、軽くでいいので車内のゴミや私物は取り除いておきましょう。
見た目が劇的に変わるほど掃除をする必要はありませんが、「すぐにチェックできる状態」にしておくと査定がスムーズです。
逆に、内装クリーニングや部品交換を自腹でやるのは、ほとんどの場合コスパが悪いです。
水没車はどうしても「事故歴あり扱い」になるので、高いお金をかけて直しても、査定額がそこまで上がらないことが多いからですね。
基本は「余計なことはしない、でも必要最低限の準備はする」というスタンスでOKです。
高価買取につなげるための査定依頼〜売却までの手順と交渉のコツ
プリウス50系の水没車をできるだけ高く売るには、流れを押さえて動くのがコツです。
おすすめの手順は、
1. 保険会社・ディーラーの見解を確認する
2. 事故車・水没車専門店を中心に、ネットで2〜3社へ一括査定依頼
3. 写真・状況説明をできるだけ正直に伝える
4. 出そろった査定額を比較して、上位2社と交渉
5. 売却先を決めて、引き取り〜名義変更までの条件を最終確認
という流れです。
特に3〜4が高価買取のいちばんの勝負どころです。
まず査定依頼の際は、
・「水没車であること」
・「水がどこまで浸かったか(床まで/シートの座面まで/ダッシュボード付近まで など)」
・「エンジン始動の有無(試していない/かからなかった など)」
を正直に伝えましょう。
隠しておいても、プロの査定士にはほぼバレますし、後から発覚すると大幅減額やキャンセルの原因になります。
複数社から金額が出そろったら、上位の業者に対して、
「他社さんでは〇〇万円と言われていて、できればそれ以上で決めたいのですが…」
と、具体的な数字を出しながら相談してみてください。
このとき、
・引き取り費用は本当に無料か
・名義変更や廃車手続きの代行費用がかからないか
・減額の可能性がある条件(当日現車確認での減額基準など)は何か
も必ず確認しておきましょう。
「高額査定」だけを見て飛びつくと、あとから手数料でガッツリ差し引かれるパターンもあるので要注意です。
最終的には、
・総支払額(手元にいくら残るか)
・対応のスピードや説明のわかりやすさ
・契約書の内容が明確かどうか
を総合的に見て決めるのが安心です。
交渉のコツとしては、「今日決めればいくらになりますか?」と、期限を区切って聞いてみるのも有効です。
業者側も在庫や相場の関係で、即決してほしいタイミングがあるため、少し上乗せしてくれることがあります。
こうした流れを踏めば、プリウス50系の水没車でも、ただ言われるがまま手放すより数万円〜数十万円アップが狙える可能性があります。
焦らず、でもダラダラしすぎず、サクッと2〜3社を比べてから決めるのがポイントですよ
車の売却で損しないためには第一歩が大事


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