初代トヨタ86(ZN6)は、年数が経つにつれて塗装剥がれやクリア剥げが目立ちやすい車種としても知られています。
ボディの見た目に難があると「どうせ安くしか売れない」と諦めがちですが、実は状態や売り方次第で評価が大きく変わることも少なくありません。
ここでは、塗装剥がれがある初代86の買取相場や、オーナーの口コミをもとに、高く売るためのポイントをわかりやすく解説していきます。
車を売るときって、つい近くの買取店1社だけで査定してもらって、そのまま決めちゃう人が多いんですよね。
でも実はそれ、けっこう損している可能性があります。
買取店ごとに「得意な車種」や「販売ルート」が違うので、同じ車でも査定額が数万円~50万円以上変わることも普通にあります。
だからこそ 一括査定で複数の業者から見積もりを取るのが、損しない売り方。
手間も少なく、条件の良いところを選ぶだけでOKです。
私も実際にやってみて「こんなに違うの?」と驚きました。
関連する口コミ・体験談を紹介
・年式/グレード:2013年式 トヨタ86 GT(ZN6)
・購入時期/価格:2016年に中古で総額180万円で購入(走行5万km)
・売却時走行距離:約11万km
・車の状態:ルーフとボンネットの塗装剥がれがかなり進行、バンパー角に擦り傷、車内はやや汚れ
・売却先:大手買取チェーンA社
・他社査定額:B社 30万円/C社 22万円
・実際の売却金額:350,000円
最初は手放すつもりなんて全然なくて、
「塗装剥がれてきたけど、そのうち全塗装しよう」と思いながら
だましだまし乗ってたんです。
でも、屋外駐車でさらにクリア層がベロベロめくれてきて、
ルーフなんて白く粉吹いたみたいになってきて…
さすがにカッコ悪くて、買い替えを決意しました。
とはいえ塗装ボロボロの86なんて、いくらになるのか想像もつかなくて、
まず大手3社にネットで一括査定を申し込み。
最初に来たのがA社で、隅々までチェックしつつ
「塗装の補修コストが結構かかるんですよ」と現実的な話をされながらも、
走りの状態や改造していない点を評価してくれて、
その場で出てきた金額がまさかの35万円。
その後、B社は30万円、C社は22万円と順番に出揃ったんですが、
どこも口をそろえて「塗装が…」と言う一方で、
A社の担当さんだけは「機関はまだまだ良好なので」と
エンジンの状態やクラッチの減り方まで細かく見てくれたのが印象的でした。
その対応に安心できたし、即日振込にも対応してくれるとのことで、
その日のうちにA社に売却を決定。
結果的に、正直10万円台を覚悟してたので
350,000円 で売れたのはかなり満足です。
「塗装剥げ=ほぼ値段つかない」と思い込んでいた自分からすると、
複数社に査定して比較したのは本当に正解でした。
ボロく見えても、走りのコンディションをちゃんとアピールすれば
まだ値段が付くんだな、と身をもって実感しましたね。
・年式/グレード:2015年式 トヨタ86 G(ZN6)
・購入時期/価格:2015年に新車で本体価格約260万円で購入
・売却時走行距離:約7万5千km
・車の状態:ボンネットとトランクに塗装剥がれ、リアフェンダーに小さな凹み、内装は比較的キレイ
・売却先:スポーツカー専門店D社
・他社査定額:街の買取店E社 18万円
・実際の売却金額:280,000円
最初に近所の買取店E社で査定してもらったら、
「塗装の状態がかなり厳しいですね」と言われて
提示されたのが18万円。
その場でハンコを押すのはちょっと不安で、
一度持ち帰りました。
ネットで調べてみたら、スポーツカーに強いお店だと
査定が違うというクチコミを見つけたので、
試しに86・BRZ専門を名乗るD社に予約を入れてみたんです。
お店に行くとすぐにメカニックっぽい人が出てきて
下回りまでリフトで上げて確認され、
「塗装はたしかに傷んでますけど、
サーキット走行の跡もないし、フレームも問題ないです」と、
かなり丁寧に説明してくれました。
そこで出てきた査定額が、まさかの28万円。
E社との差に正直びっくりしました。
細かい凹みや小キズはほとんどマイナスされず、
「ワンオーナー」「禁煙」「定期点検記録簿あり」
この3つを高く評価してくれたそうです。
結果的にD社で売却を決めて、
その場で契約、翌週には口座に
280,000円 が振り込まれていました。
新車からずっと一緒だったので寂しさはありましたが、
「どうせ塗装ハゲてるし二束三文かな」と
諦めてたところからすると、
専門店にちゃんと見てもらって本当に良かったと思います。
売る理由は、結婚して家計をまとめるタイミングで
コンパクトカーに乗り換えたかったからです。
・年式/グレード:2012年式 トヨタ86 GT Limited(ZN6)
・購入時期/価格:2018年に中古で総額155万円(修復歴なし・6万km)で購入
・売却時走行距離:約13万km
・車の状態:ルーフ全面とボンネットにクリア剥げ、フロントバンパー割れ補修跡、車高調・マフラーなど軽いカスタムあり
・売却先:一括査定で最高額だった大手買取チェーンF社
・他社査定額:G社 12万円/H社 5万円/カー用品店系I社 0円と言われたあと「処分料かかるかも」とまで言われた
・実際の売却金額:200,000円
もともとは「乗り潰すつもり」で買った86で、
年式なりにヤレてはいたんですが、
屋外駐車と洗車サボりのダブルパンチで
ルーフとボンネットの塗装が一気に剥げました。
最初は気にせず乗ってたものの、
コンビニの駐車場で子どもに「この車さびてるー!」と言われて
さすがに心が折れ、
乗り換えを真剣に考えるようになりました。
正直、「塗装ボロボロ+距離13万km+カスタムあり」なんて
ほとんど値段つかないと思っていたので、
気持ち的にはスクラップ覚悟。
ただ、どれくらい現実が厳しいのか知りたくて、
ネットの一括査定に申し込んでみました。
最初の2社は5桁の世界で、
特にH社は5万円と言われた時点で
「あぁやっぱりこんなもんか」と落ち込みましたね。
ところが、後から来たF社の担当さんは
カスタム内容をひとつひとつ確認してくれて、
「このマフラーなら欲しい人いますよ」
「車高調も今どきの流用が効くタイプですね」と、
むしろ良い方向に受け取ってくれたんです。
もちろん塗装については
「オールペン前提なのでマイナスです」と
はっきり言われましたが、
それでも「ベース車としては悪くない」とのことで、
最終的に提示されたのが20万円。
結果は、F社で 200,000円 で売却。
0円と言われてもおかしくないと
本気で思っていたので、
この金額はかなりありがたかったです。
契約後も、名義変更や自動車税の精算について
LINEで逐一連絡をくれて、
書類に不慣れな自分にはすごく助かりました。
査定の中では、車歴や整備の記録も
細かく聞かれました。
車検ごとにディーラーで点検していたこと、
オイル交換の頻度、サーキットは1回だけで
そのときもタイムアタックではなく
走行会レベルだったことなどを正直に話したら、
「走行距離のわりにエンジン音がキレイ」と
評価してもらえました。
塗装が酷くても、
メンテしてきたことはちゃんと見てくれる人もいる、
というのが今回一番の学びでした。
塗装剥がれのある初代(ZN6)トヨタ86はいくらで売れる?損をしない売却ポイント

塗装が剥がれている初代トヨタ86でも、状態やグレード次第ではまだまだそれなりの価格で売れます。
ただし、「思っていたより安かった…」となりやすいのも塗装トラブル車の特徴です。
同じ年式・走行距離でも、塗装状態が悪いだけで数十万円単位で査定が下がるケースもあります。
一方で、スポーツカーとして人気が高い86は、「見た目を気にしないから安く乗りたい」という層からのニーズもあり、走行性能や整備状態が良ければ買取店が意外と積極的に値段をつけてくれることもあります。
大事なのは、塗装剥がれを理由に過度に安く買い叩かれないようにすること。
そのためには、ある程度の買取相場感を知っておくことと、「直してから売るべきか」「このまま売るべきか」の判断軸を持っておくことが重要です。
これから、塗装剥がれがある86のざっくりとした相場イメージと、査定でチェックされるポイント、そして高く売るためのコツを紹介していきます。
塗装剥がれのある初代トヨタ86の買取相場イメージと査定でチェックされるポイント
塗装剥がれがある初代86(ZN6)の買取相場は、年式・走行距離・グレード・修復歴の有無でかなり幅がありますが、塗装状態が良い車に比べておおむね10〜40万円程度マイナスされることが多いです。
イメージとしては、同条件で塗装状態が良ければ「80〜120万円くらい」つく個体が、塗装剥がれが目立つと「50〜90万円前後」になってしまう感じです。
もちろん、
・前期か後期か
・GT / G / RC などのグレード
・6MTかATか
・走行距離が5万km台なのか10万km超えなのか
といった条件で大きく変わります。
査定時にチェックされる塗装まわりのポイントとしては、
・ボンネット・ルーフ・トランクなど水平面のクリア剥がれ
・フェンダーやバンパーの色あせ、再塗装歴
・飛び石キズや小さな錆の有無
・社外エアロ装着部の塗装割れや浮き
・全体の色ムラ(部分補修跡が目立つかどうか)
などが中心です。
特に、ルーフやボンネットの広範囲なクリア剥がれは、「全塗装レベルのコストがかかる」と見なされて、大きく減点されやすいポイントです。
逆に、バンパーの一部だけの色あせや小さな塗装ハゲ程度であれば、「中古車としてはよくあるレベル」と判断され、減額もそこまで大きくないことが多いです。
また、塗装剥がれ以外にも、
・下回りやサスペンションの錆
・オイルにじみ、足回りのガタ
・社外パーツの状態(マフラー・車高調・ホイールなど)
・内装のスレ、シートの破れ
なども同時に見られます。
スポーツカーとしての価値が重視されるクルマなので、「見た目は傷んでいるけど、機関はしっかりしている」という印象を与えられれば、塗装状態が悪くても極端な安値にはなりにくいです。
そのため、査定前に最低限のメンテナンス履歴やカスタム内容を説明できるようにしておくことも、地味ですが大事なポイントになります。
塗装を直してから売るのは損?修理費と買取価格アップ幅の比較

塗装剥がれの86を売るときに多くの人が悩むのが、「先に塗装を直したほうが高く売れるのか?」という点です。
結論に近いところから言うと、広範囲の塗装剥がれを板金塗装でしっかり直してから売るのは、ほとんどの場合コスパが悪いです。
ボンネット+ルーフ+トランクのクリア剥がれをきれいに直そうとすると、ショップによりますが20〜40万円くらいかかるケースもあります。
ところが、買取価格がそのまま20〜40万円アップするかというと、そうはいきません。
実際には、
・「塗装剥がれあり」の状態よりも10〜20万円程度プラス評価
・場合によっては「再塗装歴あり」として逆に嫌がられる
ということもあり、修理代をまるまる回収できないケースがほとんどです。
一方で、
・小さなキズのタッチアップ
・バンパー角のこすりキズだけの簡易補修
・洗車と簡単なコーティングでツヤを戻す
といった「数千円〜数万円レベルの軽作業」であれば、見た目の印象が良くなり、減額幅を抑える効果が期待できます。
つまり、
「大がかりな全塗装レベルの修理 → 基本はNG」
「安くできる小キズ補修やクリーニング → やる価値あり」
というイメージで考えると判断しやすいです。
どうしても外装を直したい場合は、
・将来も乗り続ける前提のドレスアップ
・個人売買で見た目を重視する人に売る計画
など、「自分で乗る期間も楽しめる」前提があるなら検討するのはアリですが、「売るためだけに高額な塗装修理をする」のはおすすめしません。
塗装剥がれの86を高く売るためのコツと査定前にやっておきたい準備
塗装剥がれがある86でも、ちょっとした工夫で査定額を底上げすることはできます。
まず意識したいのは、「塗装以外のマイナス要素をできるだけ減らす」ということです。
具体的には、
・室内をしっかり掃除して、タバコ臭やゴミを残さない
・ホイールやタイヤハウスをきれいに洗う
・簡単な洗車とワックスでツヤを出す
・警告灯が点いている場合は、可能なら原因をチェックしておく
といった、お金をあまりかけずにできる範囲の「見た目アップ」と「不安要素の解消」です。
次に大切なのが、社外パーツやメンテナンス履歴の情報をきちんとまとめておくこと。
・車高調やマフラー、ホイールなどのブランド名・品番
・純正部品が残っているかどうか
・交換履歴(タイミングチェーン周り、クラッチ、ブレーキ、タイヤなど)
・ディーラーやショップでの点検記録簿、領収書
これらが揃っていると、「大事に乗られていた車」と判断されやすく、塗装のマイナスをある程度カバーできます。
そして、売るときはいきなり1社だけで決めず、スポーツカーや86の買取を得意にしている店を含めて、複数社で比較することが重要です。
・大手買取チェーン
・スポーツカー専門店
・地元の中古車店
など、少なくとも3社以上の査定を取ると、「塗装剥がれでも高く評価してくれるお店」が見つかりやすくなります。
また、「塗装を直したらいくらアップする見込みか?」を査定士に聞いてみるのも有効です。
そこで「直してもプラス5万円くらいですね」と言われたら、高額な塗装修理はやめておいたほうがいい、という判断材料になります。
最後に、売却時期もさりげなく重要です。
・スタッドレスがいらない時期(春〜秋)
・新型車や特別仕様車の発表直前を避ける
・ボーナス時期や決算期(3月・9月)は査定が少し強めになりやすい
といったタイミングを意識すると、同じ車でも査定額が変わることがあります。
塗装剥がれがあっても、「状態説明をしっかりできる」「複数の買取店に見せる」だけで結果はかなり変わるので、できる範囲で準備してから査定に出すようにしましょう。
車の売却で損しないためには第一歩が大事


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