3代目ヴォクシー80系は、家族にも人気の高いミニバンですが、年式が進むとどうしても「錆」が気になってきます。
「錆ありだと査定額が大きく下がるのでは?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、3代目ヴォクシー80系の錆あり車でも買取価格の相場はどれくらいなのか、実際の査定でどの程度影響があるのかを解説し、高く売るためのポイントもわかりやすく紹介します。
車を売るときって、つい近くの買取店1社だけで査定してもらって、そのまま決めちゃう人が多いんですよね。
でも実はそれ、けっこう損している可能性があります。
買取店ごとに「得意な車種」や「販売ルート」が違うので、同じ車でも査定額が数万円~50万円以上変わることも普通にあります。
だからこそ 一括査定で複数の業者から見積もりを取るのが、損しない売り方。
手間も少なく、条件の良いところを選ぶだけでOKです。
私も実際にやってみて「こんなに違うの?」と驚きました。
3代目ヴォクシー80系の錆は買取査定にどれだけ影響する?減額ポイントと相場感

3代目ヴォクシー80系は人気の高いミニバンなので、多少の錆があっても「即大幅減額」というケースは意外と少ないです。
むしろ買取店としては、需要が高いクルマなので、まずは中古車として再販売できるかどうかを重視します。
査定で問題になるのは、見た目のサビというより、「構造部分に影響しているか」「修理コストがどれくらいかかるか」の2点です。
フロアやサイドシルなど強度に関係する部分が錆びていると、安全性に関わるので一気に評価が下がります。ですが、ドアの下端やマフラー表面の軽い錆程度なら、減額ゼロ〜数万円程度で済むことも多いです。
年式・走行距離にもよりますが、
・軽度の錆:ほぼ相場どおり〜ごく小幅な減額
・中度の錆:数万円〜10万円前後の減額
・重度の錆:10万円以上の減額、場合によっては買取不可
というイメージを持っておくとわかりやすいです。
また、同じ錆でも「オーナーが大事にしていたか」が見えると査定士の印象は変わります。洗車されている、車内がきれい、記録簿があるなどが揃っていると、錆があっても「良い個体」と判断されて査定が踏ん張りやすいので、売却前に最低限の清掃はしておくといいですよ。
3代目ヴォクシー80系で錆が出やすい代表的な部位と症状
80系ヴォクシーでよく相談される錆の場所はいくつかパターンがあります。
まず多いのが、スライドドアや前後ドアの下側の縁。ドア下部は雨水や泥が溜まりやすく、開け閉めのたびに小さな傷も付きやすいので、そこから塗装が剥がれて錆が進行しやすいです。最初は小さなブツブツ程度ですが、放置すると塗装が浮いてきたり、茶色い筋になって目立ってきます。
次に多いのが、リアゲート(バックドア)の下端やナンバー周り。ここも水が溜まりやすく、特に雪国や海沿い地域で使われていた車は、塩分の影響もあって錆びやすい傾向があります。リアワイパー付近の小さな錆も、年数が経つとじわじわ広がっていきます。
足回りでは、マフラーやマフラーハンガー、サスペンションのアーム類の表面錆がよく見られます。ここは鉄むき出しな部分も多いので、多少の茶色い錆はほぼ「普通の使用感」です。ただし、マフラーに穴が空いて排気漏れしているレベルになると、車検に通らない=修理前提になり、査定でもしっかり減額対象になります。
他には、
・スライドドアのレール周辺の錆
・ボンネット裏のヒンジ周りの錆
・フロア下のジャッキアップポイント近辺の錆
などもチェックされやすいポイントです。とはいえ、表面的な錆で穴あきや腐食がなければ「年式相応」と判断されることも多いので、写真を撮っておいて査定時に説明できるようにしておくと話がスムーズですよ。
錆の程度別に見る査定額への具体的な影響(軽度・中度・重度)
錆の影響は「どこが・どれくらい・どの範囲で」進行しているかで大きく変わります。ここでは、だいたいの目安として軽度・中度・重度に分けてイメージしやすくまとめておきます。
●軽度の錆
例:ドア下部の点サビ、小さな塗装浮き、マフラー表面のうっすらとした錆など。
このレベルは、査定表でも「減点なし」または「ごくわずかな減額」で済むことが多いです。見た目に大きく影響せず、再販売時も「年式なり」と判断されやすいため、数千円〜高くても数万円のマイナス程度にとどまるケースが大半です。
●中度の錆
例:ドアの下側に指の幅くらいの錆が広がっている、リアゲートの端から塗装が剥がれて茶色い線が出ている、マフラーに穴が開きかけているなど。
このあたりから、「板金・塗装」「部品交換」が前提になるため、査定側も修理コストを見込んで減額します。減額幅のイメージは、3万円〜10万円前後。ただし、車全体のコンディションや年式が新しめなら、業者側が自社修理でコストを抑えつつ再販できるため、思ったほどは下がらないこともあります。
●重度の錆
例:フロアやサイドシルに穴あき、ジャッキポイントが腐食している、足回り部品がボロボロで強度に不安があるレベルなど。
このクラスになると、「安全性に関わる」と判断され、通常の中古車として販売しにくいため、10万円以上の大幅減額、もしくはオークション用・部品取り車としての評価になります。場合によっては、「買取はするがほぼゼロ査定」と言われる可能性もあります。
とはいえ、同じ錆でも買取店によって評価がバラつきやすいポイントです。
・自社板金工場を持っていて修理コストを抑えられる業者
・輸出向けや部品取りとしてさばけるルートを持っている業者
こうしたところは、重度寄りの錆でも意外と高く買ってくれることがあるので、1社だけで決めず、最低でも2〜3社は査定してもらうのが損をしないコツです。
修理してから売るべき?錆補修費用と査定アップ額の損益分岐点
「錆を直してから売ったほうが高く売れるんじゃないか?」と考える方は多いですが、結論から言うと、ほとんどの場合は大掛かりな修理をしてから売ると損になります。
たとえば、ドア下部の錆を板金塗装でしっかり直すと、1パネルあたり2〜5万円前後かかることが多いです。これを自腹で直しても、査定アップ額は「見た目がマイナスじゃなくなった」ぶんだけなので、2〜3万円しか上がらないケースも珍しくありません。つまり、かけたお金ほどは回収できないことが多いんですね。
例外的に「直してから売ったほうが得」になりやすいのは、
・車自体の相場がまだ高く、軽度〜中度の錆で、
・数万円以内の補修で見た目がかなり良くなるケース
この場合に限り、3〜5万円の補修で査定が5〜8万円上がるような「プラスになる可能性」もあります。ただし実際には、査定額の上がり幅を事前に確実に読むのは難しいです。
現実的なおすすめは、
・自腹で大きな板金修理はしない
・タッチペンでの簡易補修や、洗車・室内清掃など「見た目の印象アップ」だけやっておく
・錆の場所と状態を写真に撮っておき、査定士に正直に見せる
この3つです。買取店側は自社ルートで安く修理できることが多いので、オーナーが高いお金を払ってまで完璧に直す必要はほとんどありません。
どうしても気になる場合は、先に買取査定を受けて「この錆を直したらどれくらい上がりそうですか?」と聞いてみてください。実際の査定額と比較しながら、損益分岐点を教えてくれる業者もありますよ。
年式・走行距離・グレード別の「錆あり」ヴォクシー80系の買取相場目安
ここでは、あくまで目安ですが、3代目ヴォクシー80系の「錆あり」車の買取相場イメージをお伝えします。実際の金額は、地域・色・修復歴・装備・タイミングによって変わるので、ざっくりとした感覚値として参考にしてください。
●年式が新しめ(平成29年〜令和元年あたり)・走行5万〜8万km前後
・人気グレード(ZS、ZS煌など)・軽度の錆
→ 錆なし相場より2万〜5万円ダウン程度
・中度の錆(ドア1〜2枚に目立つ錆)
→ 錆なし相場より5万〜10万円ダウン程度
それでも、総額としては120万〜170万円前後くらいを狙えるケースもあり、「錆ありでもまだまだ高く売れるゾーン」です。
●中間年式(平成26〜28年)・走行8万〜12万km前後
・軽度の錆
→ 減額は数万円程度で、相場としては70万〜120万円前後が多いイメージ
・中度〜やや重度の錆(リアゲート端の腐食、足回り部品交換レベル)
→ 減額幅が10万円前後になることもあり、50万〜90万円台に落ち着くケースも出てきます。
●走行距離多め(12万km超)・年式もやや古め
このあたりになると、そもそもの相場が落ちているため、錆による影響が相対的に大きくなりやすいです。
・軽度の錆
→ 30万〜70万円前後
・中度の錆
→ 20万〜50万円前後
・重度の錆(フロア腐食など)
→ 10万円前後〜ゼロ査定に近い評価
というレンジを想像しておくと、現実から大きく外れにくいと思います。
また、同じ錆ありでも、
・ZS/ZS煌などの人気グレード
・両側電動スライドドア、純正ナビ、後席モニター付き
・ワンオーナー・禁煙・整備記録簿あり
といった条件が揃っていると、錆があっても「総合点」で高く評価されることがあります。逆に、ベースグレードで装備が少なく、内外装もくたびれていると、錆が査定額を押し下げる決定打になりやすいです。
最終的な金額を知るには、写真だけのオンライン査定だけでなく、実車を見てもらう「出張査定」を2〜3社にお願いして比較するのが一番確実です。錆の状態を見たうえでの具体的な金額が出るので、「この状態でいくらくらいが相場なのか」がハッキリわかりますよ
関連する口コミ・体験談を紹介
年式:平成27年式(2015年)3代目ヴォクシー80系 ZS
走行距離:8.6万km
色:パールホワイト
主なサビ箇所:バックドア下端の縁、マフラー周り、ドアヒンジ付近の軽いサビ
買取会社:大手買取チェーンA社
査定額:1,120,000円
子どもが小さい頃から乗ってきたヴォクシー80ですが、
海沿いに住んでいるせいか、
数年前からバックドアの下端あたりの塗装が少し浮いてきて、サビが目立つようになってきました。
車検のタイミングで乗り換えを決めて、
最初に近所のディーラーで下取りを出したら
「サビがあるので80万円くらいですね」とあっさり言われてショック。
念のため、一括査定サイトを使って3社に見てもらったところ、
大手のA社の査定士さんがサビの部分をライトでしっかり見ながら
「この程度なら構造部分まではいってないので、
減額はほとんどしませんよ」と言ってくれたのが印象的でした。
実際の査定結果は
「修復歴なし、サビは軽度の外観レベル」という評価で、
提示額が最初から1,120,000円。
ディーラーより30万円以上高くて、
「サビがあってもここまで違うのか」と驚きましたね。
その場で他社の見積もりも正直に見せて、
「これより少し上なら即決します」と交渉したら、
端数を上乗せしてくれて気持ちよく売却できました。
サビがあるからといって、
最初からあきらめずに複数社に見せるのが本当に大事だと感じました。
年式:平成29年式(2017年)ヴォクシー ハイブリッド V 80系
走行距離:6.1万km
色:ブラック
主なサビ箇所:スライドドア下のレール周り、助手席側ステップ、ホイールハウス内のサビ
買取会社:中古車専門店B社
査定額:1,380,000円
子ども2人の送り迎えや旅行で大活躍だったヴォクシーですが、
雪国でスタッドレス+融雪剤の環境だったせいか、
スライドドアのレール付近とステップ部分にうっすらサビが出てきていました。
次はコンパクトSUVに乗り換えたくて、
近所の買取店B社に持ち込んだとき、
「下回りとレール部分だけ、念入りに見させてください」と言われてちょっとドキドキ。
ピットに入れて下からライトでチェックされて、
「表面的なサビで穴あきとか変形はないので、
大きなマイナスにはしませんよ」と
その場で説明してくれたのが安心材料になりました。
ただ、レールのサビは部品交換の可能性があるらしく、
「その分だけ2~3万円程度マイナスになります」と
内訳をきちんと見せてくれました。
最終的な査定額が1,380,000円で、
新車から5年、サビもあるわりには悪くない金額かなと感じて即決。
事前に自分でレール周りの泥や白サビを落として、
タッチペンで軽く補修しておいたのも、
印象としては良かったと言われました。
サビ=大幅減額だと思い込んでいたので、
実際には「程度次第」なんだと身をもって分かりました。
年式:平成26年式(2014年初期型)ヴォクシー X 80系
走行距離:11.9万km
色:シルバー
主なサビ箇所:リアフェンダーアーチ部の塗装浮き・サビ、マフラーフランジ部、ボンネット裏の点サビ
買取会社:地域密着型買取店C社
査定額:620,000円
初期型の80系を10年以上乗って、
さすがにあちこちガタが出てきたので手放すことにしました。
一番気になっていたのが、
リアタイヤの上あたりのフェンダー部分で、
塗装がプツプツ浮いてきて、指で押すと塗膜がパリッと割れる感じ。
そこから茶色いサビが見えていて、
正直「これは査定、かなりやばいだろうな」と覚悟していました。
大手チェーンよりも、
古い車でも買うと評判だったC社に持ち込んだら、
査定の担当さんが
「この年代のヴォクシーはここ、よくサビ出るんですよね」と慣れた様子で、
パテ補修の相場まで教えてくれました。
結果としては、
サビによる減額は「板金塗装想定でマイナス5万円だけ」ですと言われ、
走行距離と年式を考えると、
トータルの買取額620,000円はかなり頑張ってくれた印象です。
他社では50万円台前半だったので、
サビの状態をちゃんと見てくれるお店かどうかで
買取額が変わると実感しました。
洗車して写真映えするようにしておいたのも良かったのか、
「外装の印象は悪くないですよ」と言われ、
最後まで気持ちよく手放せました。
3代目ヴォクシー80系の錆は買取査定にどれだけ影響する?減額ポイントと相場感

3代目ヴォクシー80系は人気の高いミニバンなので、多少の錆があっても「即大幅減額」というケースは意外と少ないです。
むしろ買取店としては、需要が高いクルマなので、まずは中古車として再販売できるかどうかを重視します。
査定で問題になるのは、見た目のサビというより、「構造部分に影響しているか」「修理コストがどれくらいかかるか」の2点です。
フロアやサイドシルなど強度に関係する部分が錆びていると、安全性に関わるので一気に評価が下がります。ですが、ドアの下端やマフラー表面の軽い錆程度なら、減額ゼロ〜数万円程度で済むことも多いです。
年式・走行距離にもよりますが、
・軽度の錆:ほぼ相場どおり〜ごく小幅な減額
・中度の錆:数万円〜10万円前後の減額
・重度の錆:10万円以上の減額、場合によっては買取不可
というイメージを持っておくとわかりやすいです。
また、同じ錆でも「オーナーが大事にしていたか」が見えると査定士の印象は変わります。洗車されている、車内がきれい、記録簿があるなどが揃っていると、錆があっても「良い個体」と判断されて査定が踏ん張りやすいので、売却前に最低限の清掃はしておくといいですよ。
3代目ヴォクシー80系で錆が出やすい代表的な部位と症状
80系ヴォクシーでよく相談される錆の場所はいくつかパターンがあります。
まず多いのが、スライドドアや前後ドアの下側の縁。ドア下部は雨水や泥が溜まりやすく、開け閉めのたびに小さな傷も付きやすいので、そこから塗装が剥がれて錆が進行しやすいです。最初は小さなブツブツ程度ですが、放置すると塗装が浮いてきたり、茶色い筋になって目立ってきます。
次に多いのが、リアゲート(バックドア)の下端やナンバー周り。ここも水が溜まりやすく、特に雪国や海沿い地域で使われていた車は、塩分の影響もあって錆びやすい傾向があります。リアワイパー付近の小さな錆も、年数が経つとじわじわ広がっていきます。
足回りでは、マフラーやマフラーハンガー、サスペンションのアーム類の表面錆がよく見られます。ここは鉄むき出しな部分も多いので、多少の茶色い錆はほぼ「普通の使用感」です。ただし、マフラーに穴が空いて排気漏れしているレベルになると、車検に通らない=修理前提になり、査定でもしっかり減額対象になります。
他には、
・スライドドアのレール周辺の錆
・ボンネット裏のヒンジ周りの錆
・フロア下のジャッキアップポイント近辺の錆
などもチェックされやすいポイントです。とはいえ、表面的な錆で穴あきや腐食がなければ「年式相応」と判断されることも多いので、写真を撮っておいて査定時に説明できるようにしておくと話がスムーズですよ。
錆の程度別に見る査定額への具体的な影響(軽度・中度・重度)
錆の影響は「どこが・どれくらい・どの範囲で」進行しているかで大きく変わります。ここでは、だいたいの目安として軽度・中度・重度に分けてイメージしやすくまとめておきます。
●軽度の錆
例:ドア下部の点サビ、小さな塗装浮き、マフラー表面のうっすらとした錆など。
このレベルは、査定表でも「減点なし」または「ごくわずかな減額」で済むことが多いです。見た目に大きく影響せず、再販売時も「年式なり」と判断されやすいため、数千円〜高くても数万円のマイナス程度にとどまるケースが大半です。
●中度の錆
例:ドアの下側に指の幅くらいの錆が広がっている、リアゲートの端から塗装が剥がれて茶色い線が出ている、マフラーに穴が開きかけているなど。
このあたりから、「板金・塗装」「部品交換」が前提になるため、査定側も修理コストを見込んで減額します。減額幅のイメージは、3万円〜10万円前後。ただし、車全体のコンディションや年式が新しめなら、業者側が自社修理でコストを抑えつつ再販できるため、思ったほどは下がらないこともあります。
●重度の錆
例:フロアやサイドシルに穴あき、ジャッキポイントが腐食している、足回り部品がボロボロで強度に不安があるレベルなど。
このクラスになると、「安全性に関わる」と判断され、通常の中古車として販売しにくいため、10万円以上の大幅減額、もしくはオークション用・部品取り車としての評価になります。場合によっては、「買取はするがほぼゼロ査定」と言われる可能性もあります。
とはいえ、同じ錆でも買取店によって評価がバラつきやすいポイントです。
・自社板金工場を持っていて修理コストを抑えられる業者
・輸出向けや部品取りとしてさばけるルートを持っている業者
こうしたところは、重度寄りの錆でも意外と高く買ってくれることがあるので、1社だけで決めず、最低でも2〜3社は査定してもらうのが損をしないコツです。
修理してから売るべき?錆補修費用と査定アップ額の損益分岐点
「錆を直してから売ったほうが高く売れるんじゃないか?」と考える方は多いですが、結論から言うと、ほとんどの場合は大掛かりな修理をしてから売ると損になります。
たとえば、ドア下部の錆を板金塗装でしっかり直すと、1パネルあたり2〜5万円前後かかることが多いです。これを自腹で直しても、査定アップ額は「見た目がマイナスじゃなくなった」ぶんだけなので、2〜3万円しか上がらないケースも珍しくありません。つまり、かけたお金ほどは回収できないことが多いんですね。
例外的に「直してから売ったほうが得」になりやすいのは、
・車自体の相場がまだ高く、軽度〜中度の錆で、
・数万円以内の補修で見た目がかなり良くなるケース
この場合に限り、3〜5万円の補修で査定が5〜8万円上がるような「プラスになる可能性」もあります。ただし実際には、査定額の上がり幅を事前に確実に読むのは難しいです。
現実的なおすすめは、
・自腹で大きな板金修理はしない
・タッチペンでの簡易補修や、洗車・室内清掃など「見た目の印象アップ」だけやっておく
・錆の場所と状態を写真に撮っておき、査定士に正直に見せる
この3つです。買取店側は自社ルートで安く修理できることが多いので、オーナーが高いお金を払ってまで完璧に直す必要はほとんどありません。
どうしても気になる場合は、先に買取査定を受けて「この錆を直したらどれくらい上がりそうですか?」と聞いてみてください。実際の査定額と比較しながら、損益分岐点を教えてくれる業者もありますよ。
年式・走行距離・グレード別の「錆あり」ヴォクシー80系の買取相場目安
ここでは、あくまで目安ですが、3代目ヴォクシー80系の「錆あり」車の買取相場イメージをお伝えします。実際の金額は、地域・色・修復歴・装備・タイミングによって変わるので、ざっくりとした感覚値として参考にしてください。
●年式が新しめ(平成29年〜令和元年あたり)・走行5万〜8万km前後
・人気グレード(ZS、ZS煌など)・軽度の錆
→ 錆なし相場より2万〜5万円ダウン程度
・中度の錆(ドア1〜2枚に目立つ錆)
→ 錆なし相場より5万〜10万円ダウン程度
それでも、総額としては120万〜170万円前後くらいを狙えるケースもあり、「錆ありでもまだまだ高く売れるゾーン」です。
●中間年式(平成26〜28年)・走行8万〜12万km前後
・軽度の錆
→ 減額は数万円程度で、相場としては70万〜120万円前後が多いイメージ
・中度〜やや重度の錆(リアゲート端の腐食、足回り部品交換レベル)
→ 減額幅が10万円前後になることもあり、50万〜90万円台に落ち着くケースも出てきます。
●走行距離多め(12万km超)・年式もやや古め
このあたりになると、そもそもの相場が落ちているため、錆による影響が相対的に大きくなりやすいです。
・軽度の錆
→ 30万〜70万円前後
・中度の錆
→ 20万〜50万円前後
・重度の錆(フロア腐食など)
→ 10万円前後〜ゼロ査定に近い評価
というレンジを想像しておくと、現実から大きく外れにくいと思います。
また、同じ錆ありでも、
・ZS/ZS煌などの人気グレード
・両側電動スライドドア、純正ナビ、後席モニター付き
・ワンオーナー・禁煙・整備記録簿あり
といった条件が揃っていると、錆があっても「総合点」で高く評価されることがあります。逆に、ベースグレードで装備が少なく、内外装もくたびれていると、錆が査定額を押し下げる決定打になりやすいです。
最終的な金額を知るには、写真だけのオンライン査定だけでなく、実車を見てもらう「出張査定」を2〜3社にお願いして比較するのが一番確実です。錆の状態を見たうえでの具体的な金額が出るので、「この状態でいくらくらいが相場なのか」がハッキリわかりますよ
錆ありの3代目ヴォクシー80系を高く売るコツとおすすめ買取先の選び方

3代目ヴォクシー80系は人気のファミリー・ミニバンなので、多少の錆があっても、まだまだ需要があります。
ただし、売り方や買取先選びを間違えると、「錆があるから安くしか出せませんね」と言われてしまいがちなんですよね。
ポイントは、錆を理由に極端なマイナス査定をしないお店を選ぶことと、査定前のひと手間ケア、そして売るタイミングと交渉の仕方です。
この記事のパートでは、
・錆あり車に強い買取店の見分け方
・自分でできる簡単な錆対策とNG行為
・ディーラー・買取専門店・一括査定の違い
・高く売るための交渉術とベストな売却タイミング
このあたりを、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。
錆あり車を嫌がらない専門店・買取業者の見分け方
錆があるヴォクシーを高く売るには、まず「錆あり=即マイナス評価」ではなく、きちんと車全体を見てくれる業者を選ぶことが大事です。
とくに3代目ヴォクシー80系は、中古市場で流通が多く、専門的に扱っているお店も多いので、「ヴォクシー・ノア・エスクァイア専門」「ミニバン高価買取」などを打ち出している業者は狙い目です。
見分けるポイントとしては、
・電話やLINE相談で「錆があります」と伝えたときの反応
・「錆があると無理ですね」と一言で切らないか
・「どのあたりに、どれくらいの錆ですか?」と具体的に聞いてくるか
このあたりをチェックしてみてください。
きちんと状態をヒアリングしてくれる業者は、錆の程度を見極めたうえで査定してくれることが多く、安易に「減額前提」で話を進めません。逆に、電話の段階から「錆ならかなり下がりますね」「年式も古いし厳しいです」といった雰囲気のお店は、最初から安く買いたいだけの可能性が高いです。
また、自社で鈑金・塗装工場を持っている業者は、軽い錆や小さな腐食なら自社で安く直せるため、減額幅が小さく済むケースが多いです。ホームページに「自社工場完備」「事故車・錆車も歓迎」などの表記があるかもチェックしてみましょう。
最後に大事なのは、必ず2〜3社以上で査定を比べること。1社だけだと、そのお店の「錆に対する基準」がすべてになってしまいます。同じ錆の状態でも、「そこまで気にしませんよ」と言ってくれるお店もあれば、「これはかなりマイナスです」と言うお店もあります。複数社に見せることで、あなたのヴォクシーの「本当の相場感」が見えてきます。
査定前に自分でできる簡単な錆対策・クリーニングと注意点
査定の前にちょっとしたひと手間をかけるだけで、「大切に乗られていた車」という印象を与えられ、結果として査定額アップにつながりやすくなります。
まずやっておきたいのは洗車と室内清掃です。
・ボディ全体を洗って泥やホコリを落とす
・ドアの内側やステップ部分の汚れも軽く拭き取る
・車内のゴミを片付け、掃除機で砂やホコリを吸う
・マットを外してパンパンとホコリをはたく
この程度で十分です。ピカピカにしなくても、「きれいに使ってきた」という雰囲気が伝わればOKです。
錆については、無理に素人作業で削ったり、スプレーで隠そうとしないことが大切です。
紙やすりでゴシゴシ削ったり、ホームセンターのスプレーで適当に塗ってしまうと、
・かえって目立つ
・「事故や修復歴を隠そうとした?」と疑われる
・再塗装の手間が増え、マイナス査定になる
といったリスクがあります。
自分でやっていいラインとしては、
・ボディ下まわりやホイールハウスの泥を落とす
・錆部分の周りの汚れを軽く拭き取る
・ドアの内側などに軽く防錆スプレーを吹く程度
までにしておくのがおすすめです。
もし錆が進行していて、穴が空いていたり、触るとボロボロと崩れるような状態なら、無理にいじらず、そのまま査定に出したほうが安全です。査定士はプロなので、「どこまでが自然な経年劣化か」を見極められますし、下手に手を加えて見た目だけごまかしてしまうほうが、印象が悪くなることも多いです。
まとめると、
・全体をきれいにして「大事に乗ってきた感」を出す
・素人板金はしない、隠そうとしない
・気になる場合は査定前に「ここに錆があります」と自分から伝える
この3つを意識しておけば、錆ありヴォクシーでも、ムダに評価を落とさずに済みます。
ディーラー下取りと買取専門店・一括査定を比較したときのメリット・デメリット
ヴォクシーを手放すとき、「ディーラーの下取りに出すか」「買取専門店や一括査定で売るか」は大きな分かれ道です。錆あり車の場合は、なおさら差が出やすいポイントでもあります。
まずディーラー下取りのメリットは、
・新車(もしくは別の中古車)購入と同時に手続きが済むので楽
・同じ担当者が最後まで見てくれる安心感
といった「手軽さ」「安心感」です。
一方でデメリットとして、ディーラーは再販ルートが限られており、錆や走行距離が多い車は、どうしても安めの査定になりやすいという現実があります。とくに3代目ヴォクシー80系でも、年式が古くなってきた個体や、下まわりの錆が目立つ個体は、「業者オークション行き前提」で低めの金額を提示されることが少なくありません。
一方、買取専門店や一括査定のメリットは、
・複数社を競わせることで、高値がつきやすい
・ミニバン専門店や輸出向け業者など、錆あり車でもニーズがあるところに当たる可能性がある
という点です。とくに一括査定サイトを使うと、一度の入力で複数の買取店から見積もりが集まるので、「錆ありでも高く欲しがる業者」を見つけやすくなります。
デメリットとしては、
・複数社とやり取りする手間がかかる
・電話やメールの連絡が一時的に増える
・業者によってはグイグイ営業してくることもある
といった点が挙げられます。
錆ありのヴォクシー80系をできるだけ高く売りたいなら、ディーラーだけで決めず、一括査定もしくは2〜3社の買取専門店の査定は必ず比べるのがおすすめです。
手間を減らしたい場合は、
・まず一括査定や買取店で「だいたいの相場」を把握する
・その金額を基準に、ディーラーに「このくらいなら下取りで頑張れますか?」と相談する
という流れにすると、ディーラー側も他社の存在を意識して、下取り額を少し上乗せしてくれる可能性があります。
高値売却を狙うための査定交渉術と売却タイミングの判断基準
錆があるヴォクシー80系でも、交渉の仕方と売りに出すタイミング次第で、査定額はかなり変わります。
まず交渉のコツとして重要なのは、
・最初から「今日決めます」と言わない
・必ず「他社にも査定依頼しています」と伝える
・金額提示はできるだけ同じ日に出してもらう
この3つです。
1社目で「すぐ決めてくれるならこの金額です」と言われても、そこで即決してしまうと、比較ができず、あとから「もっと高いところがあったかも…」となりがちです。
2〜3社に査定を依頼し、
・査定結果が出揃ったタイミングで、「一番高い金額をベースに他社と交渉する」
・「A社は○○万円と言っているが、御社ならいくらまで頑張れますか?」と正直に伝える
といった進め方をすると、各社がライバルを意識して、ギリギリの金額を出してくることが多くなります。
売却タイミングについては、
・車検の残りがあるうちに売る(半年〜1年残っていると評価されやすい)
・モデルチェンジ直後よりも、フルモデルチェンジが発表される前〜直後くらいのタイミング
・1〜3月(決算期)や9月(中間決算期)など、中古車業界が動く時期
このあたりを意識すると、相場が少し高めに出やすいです。
また、錆は時間が経つほど進行するので、「そのうち売ろう」と先延ばしにすると、
・穴が空く
・足まわりにまで広がる
・「構造部分の腐食」と判断され、査定が一気に下がる
といったリスクがあります。
もし「今後も乗り続けるには、錆の修理費がそこそこかかりそう」と感じているなら、修理前に一度、複数社で査定だけでも取ってみるのがおすすめです。修理代をかけてまで乗るか、そのままの状態で売ってしまうかの判断材料になります。
最終的には、
・複数社の査定額が出揃った
・自分の中で「この金額なら納得できる」というラインに近い
・錆の進行や車検時期を考えると、これ以上待ってもプラス材料が少ない
こう感じたタイミングが、あなたのヴォクシーを一番いい条件で手放せるチャンスと言えます
車の売却で損しないためには第一歩が大事


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