ガスケット抜けでも売れる!査定減額の実例と高く売る3つのコツを徹底解説

車の買取処分

「エンジンのガスケットが抜けたって言われたけど、もう売れないのかな…?」と悩んでいませんか?

実は、ガスケット抜けを起こした車でも“査定ゼロ”になるとは限りません。

確かに、エンジン内部のトラブルは修理費が高く、ディーラーでは「下取り不可」と言われやすいです。

しかし、故障車専門の買取業者や海外ルートを持つ業者なら、エンジン以外の価値をしっかり評価してくれることもあります。

この記事では、ガスケット抜け車の減額相場や査定の現実、そして高く売るためのコツを、実例を交えてわかりやすく解説します。

「修理すべきか」「このまま売るべきか」迷っている方は、ぜひ最後まで読んで判断の参考にしてくださいね。

車を売るときって、つい近くの買取店1社だけで査定してもらって、そのまま決めちゃう人が多いんですよね。

でも実はそれ、けっこう損している可能性があります。

買取店ごとに「得意な車種」や「販売ルート」が違うので、同じ車でも査定額が数万円~50万円以上変わることも普通にあります。


だからこそ 一括査定で複数の業者から見積もりを取るのが、損しない売り方。

手間も少なく、条件の良いところを選ぶだけでOKです。

私も実際にやってみて「こんなに違うの?」と驚きました。

車売却で15万円の差が出た話


ガスケット抜けの車は売れる?査定での減額幅を解説

ガスケット抜けはエンジン内部の深刻な故障ですが、売却が不可能というわけではありません。

状態次第ではしっかりと査定額がつくケースもあるため、まずはその仕組みと減額の実態を見ていきましょう。

①ガスケット抜けとは?どんな症状が出る?

「ガスケット抜け」とは、エンジンブロックとシリンダーヘッドの間にあるガスケット(パッキン)が劣化して、オイルや冷却水が混ざってしまう故障のことです。

主な症状としては、以下のようなものがあります。

  • オーバーヒートを繰り返す
  • エンジンオイルが乳白色になる(乳化)
  • 白煙が出る・排気が甘い匂いになる
  • エンジンチェックランプが点灯する

放置するとエンジンが焼き付いたり、最悪の場合は走行不能になることもあるため、早めの判断が大切です。

②査定で減額される理由

ガスケット抜けはエンジンを分解・修理しなければならないため、修理費用が非常に高額です。

査定時には「修理コストが高い=再販が難しい」と判断され、減額の対象になります。

ただし、減額の幅は状態と車種によって大きく異なります。

軽度(オーバーヒート一度・オイル乳化のみ)の場合は小幅な減額で済みますが、重度(圧縮抜け・エンジン焼き付き)は大幅なマイナスです。

③減額の目安はいくらくらい?

ガスケット抜けによる減額幅は、おおよそ以下の通りです。

故障の状態 想定される減額幅
軽度(オイル乳化・チェックランプ点灯のみ) −5〜10万円
中度(オーバーヒート数回・冷却水漏れ) −10〜25万円
重度(圧縮抜け・走行不能) −30〜50万円

ただし、プリウス・フィット・アクアなどの人気車種は、部品単体でも需要があるため、減額幅が比較的少ない傾向にあります。

また、ディーラーでは査定ゼロでも、故障車専門業者なら値がつくケースも多いです。

つまり、ガスケット抜けの車も、“売る先を選べば”しっかりと価値を残せるということです。


修理と売却どちらが得?費用比較で見る最適な選択

ガスケット抜けが発覚したときにまず悩むのが、「修理するか、それとも売るか?」という判断ですよね。

結論から言うと、ほとんどのケースで修理より売却のほうが得です。

ここでは、実際の費用感を比較してみましょう。

①修理費用の相場

ガスケット抜けを修理するには、エンジンを分解してガスケットを交換する必要があります。

そのため、工賃が高くなり、修理費は次のようになります。

車種タイプ 修理費用の目安
軽自動車 約10〜15万円
コンパクトカー 約15〜25万円
普通車(2,000ccクラス) 約25〜40万円
輸入車・ハイブリッド 約40〜60万円以上

エンジン自体のオーバーホールが必要な場合は、さらに費用がかかることもあります。

正直、車の年式や走行距離によっては、修理費が車の価値を超えてしまうことも少なくありません。

②修理後の査定額は上がる?

「修理すれば査定が上がるのでは?」と思うかもしれませんが、実際はそうとは限りません。

というのも、修理後でも「エンジン修理歴あり」としてマイナス評価になるケースがあるからです。

また、修理費用の分だけ査定が上乗せされるわけでもありません。

例えば、修理に25万円かけても査定額が15万円アップでは、結果的に10万円損ということになります。

③現状のまま売る方が得な理由

故障車専門の買取業者であれば、修理前提で査定してくれるため、修理費をかけずに済みます。

専門業者はエンジンのリビルドやパーツ再利用を自社で行えるため、修理費を差し引かずに買い取れるのが強みです。

ディーラーや中古車店では「修理コストが高い=価値なし」と判断されがちですが、専門業者なら部品単体の価値で査定します。

つまり、修理して乗り続けるよりも、現状のまま早めに査定して売る方がトータルで得なんです。

ガスケット抜けが発覚した時点で、まずは「修理見積もり」と「買取査定」を比較してみてください。

多くのケースで、「修理せず売ったほうがプラスだった」という結果になります。


ガスケット抜け車を高く売るためのコツ3つ

ガスケット抜けを起こした車でも、売り方を工夫すれば高く売ることができます。

ここでは、修理せずにできる“査定アップのコツ”を3つ紹介します。

①修理せず現状で査定に出す

ガスケット抜けの修理は高額なので、修理せずに現状で売るのが得策です。

ディーラーでは「エンジン修理が必要=価値なし」と判断されがちですが、故障車専門業者なら“そのままの状態”でも価値をつけてくれます。

修理に25万円かけても査定が20万円しか上がらないなら、むしろ修理しないほうが賢明です。

専門業者は自社でリビルド(再生修理)を行えるため、修理コストを抑えて再販できる=高く買い取れる仕組みです。

「壊れたままじゃ無理かも」と思っても、まずは現状で査定を受けてみてください。

②複数の業者に査定を依頼する

査定額を上げるには、複数業者の比較が絶対に必要です。

ガスケット抜けのようなエンジントラブル車は、業者ごとに評価基準が大きく違うからです。

例えば、A社では5万円でもB社では15万円、C社では「部品取り前提で20万円」ということもあります。

故障車を専門に扱う業者は「エンジン以外の部品価値」や「海外輸出ルート」で利益を出せるため、その分高く査定できるのです。

一括査定サービスを利用すれば、数分で複数社の金額を比較でき、交渉もスムーズに進められます。

③故障車専門業者を選ぶ

一番のポイントは、故障車専門の買取業者を選ぶこと。

一般の中古車店やディーラーは「修理が必要な車=リスク」と見なし、極端に安く査定します。

一方、専門業者は自社で整備工場を持ち、エンジン修理やパーツ再販を行っているため、再販ルートを前提に高値をつけることができます。

また、無料でレッカー引き取りしてくれる業者も多く、動かない車でも安心です。

ガスケット抜け車を高く売るコツは、“修理しない・比べる・専門業者を選ぶ”の3ステップに尽きます。

この3つを意識するだけで、査定額が数万円〜十数万円変わることもあります。

修理見積もりを見る前に、まずは査定を取ってみてくださいね。


売却前にチェックすべき注意点

ガスケット抜け車を売却する前に、いくつか確認しておくべきポイントがあります。

ちょっとした準備や心構えで、査定額や手続きのスムーズさが大きく変わります。

①走行可能かどうかを確認する

まずは、その車が「自走できるかどうか」をチェックしましょう。

ガスケット抜けの初期段階であれば、オーバーヒートに注意しながら走行できる場合もあります。

しかし、オイルや冷却水が混ざって白煙が出るほど進行していると、走行するとエンジン焼き付きを起こすリスクが高いです。

この場合は無理に動かさず、レッカー無料対応の買取業者を選ぶのが安全です。

自走できるかどうかで査定額に差はありますが、専門業者なら走行不能でも十分価値をつけてくれます。

②故障内容を正直に伝える

査定の際は、EGRやターボと違ってガスケット抜けは隠せない故障です。

エンジン音、排気の色、オイルの状態で一目瞭然なので、正直に症状を伝えたほうが信頼されます。

「冷却水が減る」「白煙が出る」「修理工場でガスケット抜けと言われた」など、具体的に伝えると査定がスムーズです。

また、整備記録簿や修理見積もりがあれば提出することで、減額を最小限にできます。

③無料引き取りの有無を確認する

ガスケット抜け車は走行不能のケースも多く、レッカー移動が必要になることがあります。

このとき、引き取り費用が無料かどうかを確認しておくと安心です。

一般的な中古車買取店では、引き取り費として1〜3万円の減額になることがあります。

しかし、故障車専門業者なら全国無料で対応してくれる場合が多く、引き取り費を気にせず売却できます。

出張査定や即日現金化にも対応している業者を選べば、スピーディーに手続きが進みます。

この3つを押さえておけば、ガスケット抜けでもトラブルなくスムーズに売却が可能です。

焦らず、状態を正確に伝え、引き取り条件を確認することが、安心取引のコツです。


まとめ|ガスケット抜けでも査定ゼロは避けられる!

チェックポイント 内容
①修理せずに現状で売る 修理費をかけるより、そのまま売却した方が得
②複数業者で比較 業者ごとに査定基準が異なるため、比較で数万円変わる
③専門業者を選ぶ 故障車専門業者はパーツや海外需要を加味して高く買う
④無料引き取りを確認 レッカー費用が無料なら減額リスクを防げる

ガスケット抜けは重度のエンジントラブルですが、「査定ゼロ=廃車確定」ではありません。

人気車種やまだ年式の新しい車なら、パーツ価値や再販ルートを評価してもらえるため、意外と高値がつくこともあります。

修理費は15〜40万円かかることが多いですが、修理しても査定額が大きく上がらないため、現状のまま売る方が経済的です。

また、故障車専門業者なら、走行不能でも無料で引き取り対応してくれ、即日現金化が可能なところもあります。

ディーラーで「値段がつかない」と言われた方でも、諦める必要はありません。

ガスケット抜け車でも、売り方と業者選び次第で価値を取り戻すことができます。

修理に出す前に、一度だけ査定を受けてみてください。
思っていた以上の価格がつくかもしれませんよ。

車の売却で損しないためには第一歩が大事





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