フィットの警告灯がついてても売れる？減額相場と高く売るコツ

「フィットの警告灯がついてるけど、もう売れないかな…」と不安に感じていませんか？

結論から言うと、警告灯が点いていてもフィットは問題なく売却できます。

ディーラーでは「修理しないと下取りできません」と言われることもありますが、買取専門店や故障車対応の業者なら現状のままで査定可能です。

しかも、フィットは国内外で人気が高く、多少の不具合でも需要がある車種なんです。

この記事では、警告灯がついたフィットの買取相場、減額の目安、そして修理せず高く売るためのコツを分かりやすく紹介します。

読むだけで、「今のままでも売れる！」と自信が持てる内容になっていますよ。

車を売るときって、つい近くの買取店1社だけで査定してもらって、そのまま決めちゃう人が多いんですよね。

でも実はそれ、けっこう損している可能性があります。

買取店ごとに「得意な車種」や「販売ルート」が違うので、同じ車でも査定額が数万円～50万円以上変わることも普通にあります。

だからこそ一括査定で複数の業者から見積もりを取るのが、損しない売り方。

手間も少なく、条件の良いところを選ぶだけでOKです。

私も実際にやってみて「こんなに違うの？」と驚きました。

車売却で15万円の差が出た話

警告灯がついたフィットでも売れる？実際の査定事情を解説

警告灯が点いたフィットを前に、「これじゃ売れないかも」と感じる人は多いです。

でも実際には、警告灯が点いていても査定額がつくケースがほとんどなんです。

ここでは、どんな警告灯がどの程度の減額になるのか、修理すべきかどうかを詳しく見ていきます。

①警告灯の種類と減額幅の違い

フィットの警告灯には、エンジン、ハイブリッド、ABS、エアバッグなど、さまざまな種類があります。

減額の幅は、「走行に支障があるかどうか」で大きく変わります。

例えば、エンジン警告灯が軽度のセンサー異常なら減額は1〜3万円ほど。

一方、ハイブリッドシステム警告灯の場合は、修理費が高くなるため5〜10万円ほどの減額になることもあります。

ただし、人気の高いフィットは中古需要が高いため、ほとんどの警告灯付き車が買取対象です。

②点灯中でも売れる理由

警告灯が点いたままでも売れるのは、買取業者が自社で修理ルートを持っているからです。

業者は修理費を安く抑えられるため、あなたが修理するよりもコストをかけずに整備できます。

その分、現状のままで買取しても十分利益が出せるため、査定額をつけてくれるんです。

特に、故障車買取や輸出向けに強い業者なら、警告灯付き車でも高値がつくことがあります。

「点灯＝売れない」と思い込むのはもったいないですね。

③修理せずに査定に出した方が得なケース

「修理してから売るか迷う」という人も多いですが、ほとんどの場合は修理せずにそのまま売った方が得です。

例えば、センサー交換で3万円かかっても、査定額が3万円以上上がるとは限りません。

むしろ、業者は自社修理ルートを持っているため、あなたが直すよりも安く修理できるんです。

そのため、修理費用をかけず現状で売る方が手取りが増えることが多いです。

査定を受けるだけなら無料なので、まずは一度見てもらうのが一番確実です。

フィットの警告灯別・減額相場一覧

フィットの警告灯といっても、原因や影響はさまざまです。

どの警告灯が点いているかによって、減額の幅や買取価格が大きく変わります。

ここでは、主な警告灯ごとの減額目安を紹介します。

①エンジン警告灯の場合

フィットで最も多いのが、エンジンチェックランプの点灯です。

O2センサーやスロットルバルブなどの軽い不具合なら、減額は1〜3万円程度。

一方で、エンジン内部の異常（燃焼不良など）の場合は、5〜10万円の減額になることもあります。

ただし、走行に問題がなければ高く買い取ってもらえるケースが多いです。

一時的なセンサー異常も多いため、査定時に「走行に支障なし」と伝えるのがポイントです。

②ハイブリッドシステム警告灯の場合

ハイブリッドモデルのフィット（e:HEV含む）で警告灯が点いた場合、減額幅がやや大きくなります。

特にバッテリー関連のトラブルだと修理費が高く、減額は5〜15万円程度が一般的です。

ただし、業者によっては再生バッテリー交換ルートを持っているため、実際の査定差は意外と小さいことも。

「ハイブリッド警告灯＝売れない」は誤解で、現状でもしっかり買い取ってもらえます。

③ABS・エアバッグ警告灯の場合

ブレーキや安全装置の警告灯は、安全性に関わるため注意が必要です。

ABS警告灯の原因がセンサー異常なら、減額は3〜5万円程度。

一方で、エアバッグ系統の異常は部品代が高く、5〜8万円の減額が一般的です。

ただし、事故歴がない場合は再販価値があるため、減額はそこまで大きくなりません。

④バッテリー・電気系統の警告灯の場合

「充電警告灯」「電圧警告灯」などが点いた場合、1〜3万円程度の軽い減額にとどまります。

オルタネーターや配線不良など軽度の修理で済むことが多いため、業者側で簡単に整備できます。

そのため、買取査定額にほとんど影響しないケースもあります。

走行距離が短ければ、「一時的な電圧低下」と判断されることもあります。

警告灯の種類	想定減額	主な原因
エンジン警告灯	1〜3万円（重度で5〜10万円）	センサー異常・燃焼不良
ハイブリッドシステム警告灯	5〜15万円	バッテリーや制御系の不具合
ABS・ブレーキ系警告灯	3〜5万円	ABSセンサーやブレーキ油圧異常
エアバッグ警告灯	5〜8万円	配線・センサー・制御ユニット異常
電気・バッテリー系警告灯	1〜3万円	電圧低下・発電系統の不具合

このように、どの警告灯が点いているかによって査定額は変わります。

ただし、いずれの場合もフィットは人気車種のため、減額は比較的少なめです。

実際に警告灯付きフィットを売った人の体験談

「警告灯が点いたフィットなんて売れないでしょ」と思っている人も多いですが、実際に売った人の声を聞くと考えが変わります。

ここでは、修理せずに売った人・修理して損した人・専門店で高く売れた人の３つの事例を紹介します。

①修理せずに高く売れたケース

「2018年式フィットのエンジン警告灯が点いていて、ディーラーでは『修理してからじゃないと査定できない』と言われました。

でも、買取専門店にそのまま出したら78万円で売れました！」（30代男性）

この方は修理見積りが約5万円だったため、修理せずにその分の費用を節約できたことになります。

実際、査定士も「走行に問題がなければ点灯していても査定に大きな影響はない」と話しています。

②修理して損したケース

「警告灯が気になってセンサー交換をしたけど、査定額がほとんど変わらなかった…」（40代女性）

修理費用が3万円だったにもかかわらず、買取価格は修理前と同じだったそうです。

つまり、修理しても査定アップにつながらないことが多いということ。

査定士が修理費込みで価値を判断するため、修理前に査定する方が結果的に得なんです。

③故障車専門業者で売却した例

「ハイブリッド警告灯がついていたので、ディーラーでは“買取不可”と言われたけど、故障車専門店に出したら62万円で売れました！」（50代男性）

故障車専門店は、部品再利用や海外輸出ルートを持っているため、警告灯付き車でも高値がつきやすいんです。

「売れないと思っていたのに思わぬ高額査定でした」と驚く人も多いですよ。

このように、警告灯がついていても諦める必要はありません。

むしろ、修理しない・複数業者で比較することで、納得のいく価格で売れるチャンスが広がります。

警告灯が点いたフィットを高く売るコツ３つ

警告灯が点いているフィットでも、売り方を工夫すれば驚くほど高く売れることがあります。

ここでは、査定士が実際にすすめる「高く売るための３つのコツ」を紹介します。

①警告灯対応の業者に査定を依頼

まず大切なのは、警告灯付きの車を買取対象としている業者を選ぶことです。

ディーラーや一般中古車店では、警告灯がついているだけで「査定対象外」になることもあります。

一方で、故障車・警告灯付き車を専門に扱う買取業者なら、現状のままでもしっかり値をつけてくれます。

彼らは自社修理や輸出ルートを持っているため、修理費を抑えて再販できるのが強みです。

「現状でOK」と明記している業者を選ぶのが、高額査定への近道です。

②複数査定で価格を競わせる

1社の査定だけで決めるのはもったいないです。

なぜなら、業者ごとに得意なジャンルや販売ルートが違うから。

たとえば、「修理が得意な業者」や「海外輸出に強い業者」が入れば、10〜20万円以上高く売れることもあります。

3〜5社に査定を依頼して比較すれば、業者同士が競り合って価格を上げてくれます。

複数査定といってもオンラインで一括依頼できるので、手間はほとんどかかりません。

③外装・内装を整えて印象をアップ

警告灯がついていても、見た目の印象が良い車は査定額が下がりにくいです。

逆に、汚れていたりゴミが多い車は「整備されていない」と判断され、マイナス査定になりがちです。

そのため、査定前には軽く洗車して、車内も清掃しておきましょう。

ピカピカでなくても構いません。“大切に乗っていた印象”を与えることが大切です。

わずかな努力で査定士の印象が変わり、数万円の差がつくこともありますよ。

売却前にやっておきたい注意点

警告灯が点いたフィットを売る前に、これだけは気をつけておきたいポイントがあります。

知らずに動くと、数万円の損につながることもあるので注意しましょう。

①警告灯を無理にリセットしない

診断機やバッテリーを外して警告灯を無理に消すのはNGです。

査定時には業者が専用ツールで再チェックするため、再点灯すればすぐにバレます。

それどころか、隠そうとした印象を与えて減額されることもあります。

正直に「点いていますが走行に支障はありません」と伝えた方が、誠実な印象になります。

査定士も状況を正確に判断しやすく、スムーズに査定が進みます。

②車検が近いならタイミングを見極める

車検が近い場合、「車検を通してから売るべきか」と悩む人もいますよね。

ですが、ほとんどのケースでは車検を通すより現状で売る方が得です。

車検費用は10万円前後かかる一方、査定アップ額はそれ以下になることが多いんです。

つまり、車検を通さず売った方が手元に残るお金が多いということ。

業者によっては「車検切れOK」「無料引き取り」などのサービスもあります。

③書類やメンテ履歴を準備しておく

最後に、査定時に整備記録簿（メンテナンスノート）があるとプラス評価になります。

たとえ警告灯が点いていても、定期的に点検やオイル交換をしていれば「大切に乗られていた車」と判断されます。

また、リコール対応や部品交換の履歴がわかる書類があれば、減額を防ぐ材料にもなります。

必要書類（車検証・自賠責・リサイクル券）も早めに揃えておくと手続きがスムーズですよ。

まとめ｜警告灯つきフィットでも売却OK！修理前に査定を

ポイント	内容
①警告灯がついていても売れる	買取専門店や故障車対応業者なら査定可能
②修理は不要	修理費より査定アップ額の方が小さいため、現状売却がお得
③複数査定で価格を上げる	業者間で競争を起こせば数万円〜十万円の差が出る
④印象を良くする	洗車・車内清掃で査定士の印象をアップ