アルファード12万キロでも売れる？型式別の買取相場と高く売るコツ

「アルファードが12万キロ超えたけど、もう売れないのかな…？」と不安になりますよね。

でも安心してください。12万キロ走っていてもアルファードはまだ高く売れます。

実際、人気グレードや状態が良ければ100万円以上の査定がつくケースも珍しくありません。

この記事では、アルファードの12万キロ時点での査定相場や、型式別の買取価格の目安、
そして高く売るためのコツをわかりやすく紹介します。

「今売るべき？」「あと少し乗ってから？」と迷っている方も、
この記事を読めば一番お得なタイミングがわかります。

車を売るときって、つい近くの買取店1社だけで査定してもらって、そのまま決めちゃう人が多いんですよね。

でも実はそれ、けっこう損している可能性があります。

買取店ごとに「得意な車種」や「販売ルート」が違うので、同じ車でも査定額が数万円～50万円以上変わることも普通にあります。

だからこそ一括査定で複数の業者から見積もりを取るのが、損しない売り方。

手間も少なく、条件の良いところを選ぶだけでOKです。

私も実際にやってみて「こんなに違うの？」と驚きました。

車売却で15万円の差が出た話

アルファード12万キロでも売れる？走行距離による査定の考え方

「12万キロも走ってたら、もう価値ないよね…？」と感じる人も多いですが、実はそんなことありません。

アルファードは“走行距離が多くても売れる”数少ない国産車のひとつなんです。

その理由を、査定士の視点からわかりやすく見ていきましょう。

①「10万キロ超え＝売れない」はもう古い常識

昔は「10万キロ超えたら価値ゼロ」と言われていましたが、今は時代が違います。

トヨタ車の品質が上がったことで、10〜15万キロでも十分に走れる耐久性があります。

特にアルファードは高級ミニバンとして世界中に需要があるため、輸出市場で高く取引されるんです。

つまり、「距離が多い＝売れない」はもう過去の話です。

②走行距離より重視されるポイントとは

査定士が見るのは「距離」だけではありません。

重要なのは、走行距離に対してどれだけ丁寧に使われていたか。

例えば、12万キロでも定期点検やオイル交換をしっかりしていれば、査定でプラス評価になります。

逆に、8万キロでも事故歴やサビが多ければ減額対象になります。

つまり、「距離」より「状態」が大切なんです。

③12万キロでも高額買取される理由

アルファードは、東南アジアや中東などで中古車としての輸出需要が非常に高い車です。

海外では「20万キロ以上でも快適に走る高級車」として人気があります。

そのため、国内で12万キロでも、輸出業者が高値で買い取ってくれるんです。

国内需要＋海外需要のダブル需要が、アルファードの査定を支えているというわけです。

④査定士がチェックする具体的な基準

査定士は12万キロのアルファードを見る際、次の項目を重点的にチェックします。

エンジン・ATの調子（異音・振動）
内装の傷み・タバコやペットの臭い
外装の傷や塗装の状態
メンテナンス履歴（整備記録簿）

これらがしっかりしていれば、距離が多くても減額は最小限。

「距離よりもコンディション」が、査定アップのキーワードです。

型式別！アルファード12万キロの買取相場一覧

アルファードは型式によって査定額が大きく変わります。

同じ12万キロでも「年式」と「グレード」で50万円以上の差が出ることもあるんです。

ここでは、世代ごとのおおよその買取相場を紹介します。

①20系アルファードの買取相場

2008〜2015年に販売された20系アルファードは、12万キロでもまだまだ人気です。

年式	グレード例	買取相場（12万km）
2014年式	240S / 350S	約70〜120万円
2012年式	350G Lパッケージ	約60〜90万円
2008年式	240X	約30〜50万円

20系は、外装のきれいさと内装の使用感が査定額を左右します。

特に後期モデル（2012年以降）は需要が高く、高値がつきやすい傾向です。

②30系アルファードの買取相場

2015年以降の30系アルファードは、12万キロでも高額買取が期待できます。

年式	グレード例	買取相場（12万km）
2019年式	2.5S Cパッケージ	約220〜300万円
2017年式	3.5GF	約180〜250万円
2015年式	2.5X	約130〜180万円

30系は特にハイブリッドモデルが人気で、輸出需要も高いです。

12万キロでも状態が良ければ、200万円以上の査定も珍しくありません。

③初代アルファード（10系）の目安

2002〜2008年の10系アルファードは年式的に古いですが、まだ需要があります。

年式	グレード例	買取相場（12万km）
2007年式	MS / AX Lエディション	約15〜30万円
2004年式	ASリミテッド	約10〜20万円

この世代は輸出向けがメインです。走行距離よりもボディのサビや下回りの状態で査定が決まります。

④グレード・装備で変わる査定差

アルファードはグレードによる価格差が大きい車種です。

エグゼクティブラウンジやGF系 → 高値がつきやすい
標準グレード（X・G） → 市場数が多くやや安め
サンルーフ・ツインモニター・黒革内装 → プラス査定要素

「グレード＋装備＋状態」の３要素が、12万キロでも高値を引き出すカギになります。

実際の口コミ・体験談｜12万キロで売った人のリアルな声

「12万キロじゃ値段つかないでしょ…」と思いきや、実際には高値で売れたという声が多数あります。

ここでは、リアルな体験談を紹介しながら、どんな人がどうやって高く売れたのかを見ていきましょう。

①ディーラー下取りより買取店が高かった

「ディーラーで新車に乗り換え予定だったけど、査定は“10万円です”と言われてショック…。
試しに買取店に出したら、なんと55万円の査定！
車検は切れてたけど、内装がきれいだったのが評価されたみたいです。」（40代男性・20系アルファード）

→ ディーラーは再販ルートが限られているため安くなりがちですが、
買取業者は再販・輸出ルートが多く、古くても高く売れる傾向があります。

②12万キロでも100万円以上で売れた例

「2016年式のアルファード30系S-Cパッケージを査定に出したら、12万キロでも118万円の提示でした。
担当者いわく、海外で人気のグレードらしいです！」（30代女性）

→ 特に30系アルファードは海外人気が高く、走行距離より状態重視。
ハイブリッドやS系グレードは距離があっても価値が残ります。

③修復歴ありでも予想以上の査定だった

「リアバンパーをぶつけた修復歴ありのアルファードでしたが、思ったより高かった。
走行12.5万km、外装に小傷ありでも45万円。
“輸出向けなら問題ないです”と言われたのが印象的でした。」（50代男性・10系）

→ アルファードは海外市場での需要が安定しているため、
修復歴があっても値段がつくのが特徴です。

④ユーザーがやって良かったこと

実際に高く売れた人の多くは、次のような工夫をしていました。

洗車と車内清掃をしてから査定に出した
複数の業者に見積もりを取った
メンテナンス履歴を提示した

特に「複数査定で競わせた」という人は、平均で5〜15万円も高く売れたそうです。

つまり、ちょっとした準備と比較が結果を大きく左右するということですね。

アルファード12万キロを高く売る３つのコツ

12万キロを超えたアルファードでも、売り方次第で驚くほど査定額が変わります。

ここでは、査定士が実際に見て“高く売れる人がやっていたこと”を３つ紹介します。

①複数査定で業者を競わせる

1社だけに査定を出すのはもったいないです。

同じ車でも、業者によって10万円以上の差がつくことは珍しくありません。

特にアルファードのような人気車は、「仕入れたい業者が多い＝競争が起きやすい」んです。

3〜5社に同時に査定を依頼すれば、業者同士の競り合いで自然と価格が上がることが多いですよ。

一括査定サイトなどを活用すれば、時間をかけずに比較できます。

②内外装のクリーニングで印象アップ

査定士は「最初の印象」で減点・加点を決めることがあります。

つまり、清潔感がある車は高く評価されやすいということです。

洗車をしてホイールの汚れを落とし、内装のホコリを拭くだけでも査定士の印象は大きく変わります。

“大切に乗っていた車”と思わせる工夫が、数万円アップにつながるんです。

カーシャンプーや消臭スプレーなど、数百円のケアでも効果的ですよ。

③人気の時期を狙って売る

アルファードを売るタイミングも重要です。

特に1〜3月の「決算期」や9月の「半期末」は、買取店が在庫を確保したくて査定額が上がりやすい傾向があります。

また、ハイブリッドモデルは燃費の良さからガソリン価格が高騰している時期に高く売れやすいんです。

「今売るか、あとで売るか」で迷ったときは、こうしたタイミングを意識してみてください。

売却のタイミングを読むだけで、同じ12万キロでも結果はまったく違います。

売却前に知っておきたい注意点

12万キロを超えたアルファードを売る前に、ちょっとした注意点を押さえておくだけでトラブルを防げます。

査定額を下げず、安心して取引するために、以下のポイントをしっかり確認しておきましょう。

①走行距離のごまかしはNG

「ちょっと巻き戻しておこうかな…」なんて考えるのは絶対にNGです。

業者は査定時に車検証・点検記録・車載コンピュータのデータを照合するため、
走行距離の改ざんはすぐバレます。

発覚した場合、査定額ゼロや買取拒否になることもあります。

正直に「12万キロです」と伝えたほうが、信頼されて査定がスムーズですよ。

②メンテナンス記録簿の有無で査定が変わる

意外と忘れがちなのが「整備記録簿」。

これがあると、査定士が「この車はしっかり手入れされていた」と判断し、
5〜10万円ほど査定アップすることもあります。

特にオイル交換・バッテリー交換などの履歴が残っていると好印象です。

車検証のファイルに入っている場合が多いので、一度チェックしてみましょう。

③リセールの高い仕様・カラーを把握しておく

アルファードはカラーと仕様でリセールが大きく変わる車種です。

人気カラー：ブラック、パールホワイト（査定アップ）
低評価カラー：ブラウン、シルバー系（やや下がる）
装備：サンルーフ・後席モニター・本革内装 → プラス査定

もし次に買い替えを考えているなら、「人気仕様で買って、人気仕様のまま売る」のがベスト戦略です。

12万キロでもリセールを意識すれば損しないので、ぜひ覚えておきましょう。

まとめ｜アルファード12万キロでも高く売れる！査定額を最大化するコツ

ポイント	内容
①走行距離より状態が重要	定期的な整備・内外装のきれいさが高評価につながる
②型式とグレードで査定が変わる	30系やハイブリッド系は特に高値がつきやすい
③複数査定で業者を競わせる	同じ車でも最大10〜20万円の差が出ることもある
④車内清掃と準備を怠らない	第一印象で加点されることが多く、簡単な掃除でも効果大