初代ヴォクシー60系の水没車でも買取査定額はつく?損しない売り方と高く売るためのポイント

初代ヴォクシー60系の水没車でも買取査定額はつくのか、不安に感じている方は多いのではないでしょうか。

水害や冠水でダメージを受けた車は「もう価値がない」と思われがちですが、実は売り方次第で損をせず、むしろ高く売れる可能性もあります。

この記事では、初代ヴォクシー60系の水没車がどのように査定されるのか、注意すべきポイントや高く売るためのコツを詳しく解説します。

車を売るときって、つい近くの買取店1社だけで査定してもらって、そのまま決めちゃう人が多いんですよね。

でも実はそれ、けっこう損している可能性があります。

買取店ごとに「得意な車種」や「販売ルート」が違うので、同じ車でも査定額が数万円~50万円以上変わることも普通にあります。


だからこそ 一括査定で複数の業者から見積もりを取るのが、損しない売り方。

手間も少なく、条件の良いところを選ぶだけでOKです。

私も実際にやってみて「こんなに違うの?」と驚きました。

車売却で15万円の差が出た話


初代ヴォクシー60系が水没したらどうする?査定・買取の基本知識

初代ヴォクシー60系が水に浸かってしまうと、「もう終わりかな…」と思いがちですが、じつは水没車でも買取額がゼロになるとは限りません

ただし、水没の程度・場所・その後の対応によって、査定額が大きく変わります。

どのくらいの水位まで浸かったのか、エンジンや電装系にどこまで影響が出ているのか、修復歴があるかどうかなど、細かいポイントをチェックしたうえで買取額が決まっていきます。

この記事のこのパートでは、

・水没車の定義と「冠水・浸水・水没」の違い
・初代ヴォクシー60系が水没したときに起こりやすいトラブル
・なぜ一般的な買取店では水没車が敬遠されるのか
・水没直後にやってはいけないNG行動と正しい初動

といった査定に影響する基本知識をわかりやすく解説していきます。

まずは「自分のヴォクシーがどんな状態なのか」を正しく知るところから始めていきましょう。

水没車の定義と「冠水・浸水・水没」の違い

「水没車」と一口に言っても、実は段階があります。冠水・浸水・水没という言葉は似ていますが、意味が少しずつ違い、査定の印象も変わります。

ざっくり分けると、

・冠水:道路が川のようになり、タイヤの半分くらいまで水につかった状態
・浸水:フロアや室内に水が入ってきた状態
・水没:ダッシュボード付近まで水が来たり、車全体が水につかった重度の状態

とイメージしてもらうと分かりやすいです。

買取で特に厳しく見られるのは、「室内まで水が入り、電装系やシート下まで濡れてしまったかどうか」です。タイヤ回りだけの冠水で済んだ場合と、フロアまで浸水した場合では査定評価がまったく違います。

また、保険会社や買取業界では、フロア以上に水が達した車は基本的に「水没車」扱いになることが多く、その場合は事故車・修復歴車と同じか、それ以上に厳しく評価されることもあります。

とはいえ、初代ヴォクシー60系の場合、年式が古いこともあって、「水没=即スクラップ」ではなく、部品取りや輸出向けとして価値が残るケースも多いです。

自分の車が「どのレベルの水の被害なのか」を把握しておくと、その後の買取交渉や説明がスムーズになります。

初代ヴォクシー60系が水没した場合に起こりやすいトラブル

初代ヴォクシー60系が水没すると、真っ先に心配なのがエンジンと電装系へのダメージです。年式的にも、ゴム類や配線の劣化が進んでいる車が多いため、水の影響を受けやすい状況になっています。

よく起こりやすいトラブルとしては、

・エンジン内部への水混入(エンジンブローのリスク)
・コンピュータ(ECU)や各種センサーの故障
・パワースライドドアやパワーウインドウの誤作動
・メーター・エアコン・ナビなど電装品の不具合
・シートやフロアマットのカビ・悪臭
・シート下の配線カプラーの腐食・断線

といったものがあります。

特に初代60系は年式が古く、もともとの防水性や防錆性能が新しい車種より劣るケースが多いため、一度水に浸かると錆の進行や配線トラブルが長期的に出てきやすいのがネックです。

さらに厄介なのが、「その場では普通に走れるのに、数日~数週間後に徐々に不具合が出てくる」パターン。電装系の腐食やカビ臭などは、時間が経ってから目立ってくることもあります。

買取査定では、こうした潜在的なリスクも見込んで評価されるため、「今は走れるから大丈夫」と思っていても、水没歴がある時点で通常より低い査定になりやすい点は押さえておきましょう。

60系ヴォクシー水没車が一般的な買取店で敬遠される理由

水没した60系ヴォクシーを持ち込んでも、大手の一般的な買取店では「値段がつきません」と言われてしまうことが少なくありません

理由はいくつかありますが、ポイントは以下の通りです。

・水没歴のある車は再販時にクレームリスクが高い
・電装系トラブルが後から出る可能性が高く、保証が付けづらい
・見た目では分からないダメージが多く、査定が難しい
・年式が古い60系は国内の中古車市場での人気が限られている

特に大手買取店は、自社店舗で再販したり、オークションに流すことを前提に仕入れます。そのため、「事故車よりも水没車の方が扱いにくい」と判断されることも多いのです。

さらに、初代ヴォクシー60系は、元々の相場がそこまで高くないため、「修理してまで販売しても利益が出しづらい」という事情もあります。

一方で、水没車専門の業者や、海外輸出・部品取り専門の業者であれば、価値を見出してくれる可能性があります

つまり、「どこの買取店に持ち込むか」で結果が大きく変わる、ということです。一般的な買取店で断られても、すぐに諦めず、水没車の取り扱いに慣れている業者を探すことが重要になってきます。

水没直後にやってはいけないNG行動と正しい初動対応

水没してしまった直後の対応は、その後の査定額にも影響します。間違った行動をすると、ダメージが一気に広がってしまうので注意が必要です。

まず絶対にやってはいけないNG行動は、

・エンジンが水につかった可能性があるのに、そのままキーを回してエンジンをかける
・電装品(パワーウインドウ、スライドドア、ナビなど)をむやみに動かす
・シートや内装を自分で外して無理に乾かそうとする
・水没歴を隠すために「何もなかったこと」にしてしまう

エンジン内部に水が入っている状態で始動すると、エンジンブローして致命的な故障につながり、査定額がほぼゼロになることもあります

正しい初動としては、

・安全を最優先して車から離れ、まずは自分の身を守る
・レッカーで安全な場所まで移動してもらう
・バッテリーを外すなど、電装系のショートを防ぐ(可能ならプロに依頼)
・写真や動画で、水位や被害状況を撮っておく
・保険会社に連絡し、状況を正直に伝える

といったステップが大切です。

そのうえで、修理するのか、保険で全損扱いにするのか、そのまま水没車として売却するのかを検討していきます。

焦って自己判断でエンジンをかけたりせず、「触らず・動かさず・まず相談」を徹底することが、結果的に損失を最小限に抑えるコツになります

関連する口コミ・体験談を紹介

【年式】平成16年式 ヴォクシー60系 Z
【グレード・仕様】走行18万km/事故歴なし/家族用ミニバン
【水没状況】大雨で駐車場が冠水、シート下あたりまで浸水
【買取形態】出張査定+一括査定サイト
【買取金額】65,000円

地方のゲリラ豪雨で
自宅前の月極が一気に膝くらいまで冠水して、
うちの60系ヴォクシーがまさかの水没。

エンジンはギリかかったけど、
室内が生臭いし
電装も怪しかったので修理より売却を選びました。

最初は近所のディーラーに相談したら
「水没車は基本、値段つかないかも」と言われて
かなり落ち込んだんですが、
ダメ元でネットの一括査定を申し込み。

水没歴は正直に申告したものの、
写真も送って「フロアまで」「エンジンは始動可」と
状態を細かく伝えたら、
数社が「パーツ取り前提なら出せます」と反応してくれました。

1社目の出張査定では
ほぼ廃車レベルの10,000円提示。

そこで「他社も来る予定です」と伝えたら
急に態度が変わって、
その場で上司に電話し始めて笑、
最終的には65,000円まで上がりました。

水没の写真と、
車検残が半年あること、
タイヤがまだ新しかったことを
アピールできたのがよかったみたいです。

素人だからこそ
「どこが評価ポイント?」と
遠慮せず聞きまくったのも功を奏した感じ。

正直、0円引き取りを覚悟してたので
ここまでつけば御の字。

水没車でも諦めず
複数社に見せて競わせるのが
損しないコツだと痛感しましたね。

【年式】平成15年式 ヴォクシー60系 X 8人乗り
【走行距離】21万km
【水没状況】台風による河川氾濫で、シフトレバーの根元あたりまで浸水
【買取形態】廃車買取専門店+通常買取店を比較
【買取金額】30,000円

子どもが産まれたときから乗ってきた
初代ヴォクシーだったんですが、
昨年の台風で駐車場ごと水の中…。

エンジンもかからなくなってしまい、
最初は保険会社から紹介された工場に
レッカーしてもらいました。

修理見積もりを見てビックリ。
「最低でも40万、
それでも今後どこが壊れるか分からない」と言われて、
さすがに修理は断念。

工場経由で紹介された買取店だと
「手数料込みで引き取り0円」と言われたんですが、
なんとなく腑に落ちなくて
自分でスマホで「水没車 買取」と検索。

廃車専門のところと
普通の買取店、
両方にライン査定してみました。

ちゃんと水没のことは伝えて
室内の写真も送りましたが、
意外にも普通の買取店のほうが
「パーツ取りと輸出向けで検討できます」と言ってくれて、

結果、
一番条件のよかったところが
30,000円を提示。

正直、20万キロ超え&水没なので
お金になるなんて思ってなかったから、
その場で即決しました。

引き取りの日に
スタッフさんが「ヘッドライトとドアはまだ綺麗だから、
ここが価値になりますよ」と教えてくれて、
ちゃんと見てくれてるんだなとちょっと安心。

最後に家族で写真を撮って
お別れできたので、
お金以上に気持ちの整理がついたのもよかったです。

【年式】平成17年式 ヴォクシー60系 Z煌
【走行距離】13万km
【水没状況】ゲリラ豪雨で運転席の足元まで浸水、エンジン始動不可
【買取形態】一括査定+解体業者へ直接電話
【買取金額】80,000円

営業車兼ファミリーカーとして使ってた
60系ヴォクシーが、
会社の駐車場でまさかの水没。

翌朝見に行ったら
シートがまだ湿ってて、
キー回しても「カチッ」と言うだけで反応なし。

保険のレッカーでディーラーに運んで
ざっくり診てもらったら、
「電装系まで水が入ってるので
修理すると相当かかります」とのこと。

買い替えを決めたものの、
ディーラー下取りは
「事故・水没扱いで値段はほぼつけられない」と
遠回しに0円宣告。

そこで、一括査定サイトに登録して
コメント欄に「水没歴あり/エンジンかからず」と
正直に書いておきました。

すると、
電話をかけてきた数社のうち
2社が「自走不可でもレッカー費用込みで対応します」と前向き。

一番対応が丁寧だった業者に
先に来てもらい、

・車検が1年残っている
・ナビとアルミホイールが社外品でまだ使える
・外装は比較的綺麗

この3つをしっかりアピール。

最初の提示は50,000円でしたが、
「もう1社も今日来る予定です」と伝えたら
「それなら今決めてくれたら
レッカーと名義変更込みで80,000円出します」と条件アップ。

その場で契約しました。

水没車でも、
自走不可OKの業者を探して
装備や車検残をちゃんと伝えれば
思った以上に値段がつくと実感しましたね。


初代ヴォクシー60系が水没したらどうする?査定・買取の基本知識

初代ヴォクシー60系が水に浸かってしまうと、「もう終わりかな…」と思いがちですが、じつは水没車でも買取額がゼロになるとは限りません

ただし、水没の程度・場所・その後の対応によって、査定額が大きく変わります。

どのくらいの水位まで浸かったのか、エンジンや電装系にどこまで影響が出ているのか、修復歴があるかどうかなど、細かいポイントをチェックしたうえで買取額が決まっていきます。

この記事のこのパートでは、

・水没車の定義と「冠水・浸水・水没」の違い
・初代ヴォクシー60系が水没したときに起こりやすいトラブル
・なぜ一般的な買取店では水没車が敬遠されるのか
・水没直後にやってはいけないNG行動と正しい初動

といった査定に影響する基本知識をわかりやすく解説していきます。

まずは「自分のヴォクシーがどんな状態なのか」を正しく知るところから始めていきましょう。

水没車の定義と「冠水・浸水・水没」の違い

「水没車」と一口に言っても、実は段階があります。冠水・浸水・水没という言葉は似ていますが、意味が少しずつ違い、査定の印象も変わります。

ざっくり分けると、

・冠水:道路が川のようになり、タイヤの半分くらいまで水につかった状態
・浸水:フロアや室内に水が入ってきた状態
・水没:ダッシュボード付近まで水が来たり、車全体が水につかった重度の状態

とイメージしてもらうと分かりやすいです。

買取で特に厳しく見られるのは、「室内まで水が入り、電装系やシート下まで濡れてしまったかどうか」です。タイヤ回りだけの冠水で済んだ場合と、フロアまで浸水した場合では査定評価がまったく違います。

また、保険会社や買取業界では、フロア以上に水が達した車は基本的に「水没車」扱いになることが多く、その場合は事故車・修復歴車と同じか、それ以上に厳しく評価されることもあります。

とはいえ、初代ヴォクシー60系の場合、年式が古いこともあって、「水没=即スクラップ」ではなく、部品取りや輸出向けとして価値が残るケースも多いです。

自分の車が「どのレベルの水の被害なのか」を把握しておくと、その後の買取交渉や説明がスムーズになります。

初代ヴォクシー60系が水没した場合に起こりやすいトラブル

初代ヴォクシー60系が水没すると、真っ先に心配なのがエンジンと電装系へのダメージです。年式的にも、ゴム類や配線の劣化が進んでいる車が多いため、水の影響を受けやすい状況になっています。

よく起こりやすいトラブルとしては、

・エンジン内部への水混入(エンジンブローのリスク)
・コンピュータ(ECU)や各種センサーの故障
・パワースライドドアやパワーウインドウの誤作動
・メーター・エアコン・ナビなど電装品の不具合
・シートやフロアマットのカビ・悪臭
・シート下の配線カプラーの腐食・断線

といったものがあります。

特に初代60系は年式が古く、もともとの防水性や防錆性能が新しい車種より劣るケースが多いため、一度水に浸かると錆の進行や配線トラブルが長期的に出てきやすいのがネックです。

さらに厄介なのが、「その場では普通に走れるのに、数日~数週間後に徐々に不具合が出てくる」パターン。電装系の腐食やカビ臭などは、時間が経ってから目立ってくることもあります。

買取査定では、こうした潜在的なリスクも見込んで評価されるため、「今は走れるから大丈夫」と思っていても、水没歴がある時点で通常より低い査定になりやすい点は押さえておきましょう。

60系ヴォクシー水没車が一般的な買取店で敬遠される理由

水没した60系ヴォクシーを持ち込んでも、大手の一般的な買取店では「値段がつきません」と言われてしまうことが少なくありません

理由はいくつかありますが、ポイントは以下の通りです。

・水没歴のある車は再販時にクレームリスクが高い
・電装系トラブルが後から出る可能性が高く、保証が付けづらい
・見た目では分からないダメージが多く、査定が難しい
・年式が古い60系は国内の中古車市場での人気が限られている

特に大手買取店は、自社店舗で再販したり、オークションに流すことを前提に仕入れます。そのため、「事故車よりも水没車の方が扱いにくい」と判断されることも多いのです。

さらに、初代ヴォクシー60系は、元々の相場がそこまで高くないため、「修理してまで販売しても利益が出しづらい」という事情もあります。

一方で、水没車専門の業者や、海外輸出・部品取り専門の業者であれば、価値を見出してくれる可能性があります

つまり、「どこの買取店に持ち込むか」で結果が大きく変わる、ということです。一般的な買取店で断られても、すぐに諦めず、水没車の取り扱いに慣れている業者を探すことが重要になってきます。

水没直後にやってはいけないNG行動と正しい初動対応

水没してしまった直後の対応は、その後の査定額にも影響します。間違った行動をすると、ダメージが一気に広がってしまうので注意が必要です。

まず絶対にやってはいけないNG行動は、

・エンジンが水につかった可能性があるのに、そのままキーを回してエンジンをかける
・電装品(パワーウインドウ、スライドドア、ナビなど)をむやみに動かす
・シートや内装を自分で外して無理に乾かそうとする
・水没歴を隠すために「何もなかったこと」にしてしまう

エンジン内部に水が入っている状態で始動すると、エンジンブローして致命的な故障につながり、査定額がほぼゼロになることもあります

正しい初動としては、

・安全を最優先して車から離れ、まずは自分の身を守る
・レッカーで安全な場所まで移動してもらう
・バッテリーを外すなど、電装系のショートを防ぐ(可能ならプロに依頼)
・写真や動画で、水位や被害状況を撮っておく
・保険会社に連絡し、状況を正直に伝える

といったステップが大切です。

そのうえで、修理するのか、保険で全損扱いにするのか、そのまま水没車として売却するのかを検討していきます。

焦って自己判断でエンジンをかけたりせず、「触らず・動かさず・まず相談」を徹底することが、結果的に損失を最小限に抑えるコツになります


初代ヴォクシー60系水没車の査定額アップのコツと高価買取のポイント

初代ヴォクシー60系の水没車って、「もう値段つかないんじゃ…」と思いがちですが、実はポイントをおさえれば査定額はまだまだ伸ばせます。

とくに大事なのは、事前の情報整理・売るお店選び・交渉のやり方の3つです。

この3つを意識するだけで、同じ車でも査定額が数万円~十数万円変わることもあります。

また、水没といっても「床上浸水なのか?」「エンジン内部まで水が入ったのか?」など、被害のレベルによって評価は大きく変わります。

状態を正しく把握して、正直に伝えつつも“損をしない売り方”を選ぶことが、60系ヴォクシー水没車を少しでも高く売るコツです。

これから順番に、査定前のチェックポイントからお店探し、交渉のコツまで解説していきます。

査定前に必ず確認すべきポイント(修理歴・水位・被害箇所)

査定に出す前に、まずは自分のヴォクシーが「どのくらいの水没ダメージなのか」をざっくり把握しておきましょう。

ここを曖昧にしたまま査定に出すと、お店側の言い値になりやすく、こちらが不利になってしまいます。

確認しておきたいのは、主に次の3つです。

1. 修理歴・交換歴
2. 水位(どこまで浸かったか)
3. 被害箇所(電装系・足回り・内装など)

まず「修理歴・交換歴」ですが、保険を使って修理した場合は見積書や明細が残っているはずなので、必ず探しておきましょう

・どのパーツを交換したか
・板金・塗装はどこを直したか
・修理総額はいくらだったか

これらが分かると、業者側も「どの程度まで復旧しているか」を判断しやすくなり、無駄に大きく減額されにくくなります。

次に「水位」。

・タイヤの半分くらいまでなのか
・フロア(床)まで水がきたのか
・シート座面より上まで浸かったのか
・エンジンルームまで水が入ったのか

このあたりを、当時の写真や記憶をもとにできるだけ具体的にメモしておきましょう。床下浸水レベルと、シート上までの完全水没レベルでは査定の世界が全然違うからです。

そして「被害箇所」。

・パワーウインドウやナビ、エアコンなど電装系に不具合がないか
・異音・異臭(カビ臭さ、湿気っぽいにおい)が残っていないか
・シートやカーペットにシミやサビが出ていないか
・足回りや下回りにサビ・腐食がないか

この辺りを、できればスマホで写真を撮っておくと、査定時に説明しやすく、相見積もりのときも比較しやすくなります。

「悪いところを隠した方が得なのでは?」と思うかもしれませんが、プロの目はごまかせませんし、あとからバレると大幅減額や買取キャンセルの原因になります。

最初から「ここまでは水がきました」「ここを修理しました」と整理しておく方が、結果的にスムーズで、査定額も安定しやすいですよ。

水没した60系ヴォクシーを高く売れる専門店の見つけ方

水没したヴォクシー60系を少しでも高く売るには、「どこに売るか」がいちばん重要と言っても大げさではありません。

同じ状態の車でも、お店によって査定額が5万~20万円くらい違うのは普通にあります。

ポイントは、「水没車・事故車・不動車の買取を得意にしている専門店」を狙うことです。

一般的な街の中古車販売店や、通常の買取チェーン店は、水没車のリスクを嫌うことが多く、どうしても査定額を低めに見積もりがちです。

一方で、水没車や事故車を「海外輸出用のパーツ」「解体用」「部品取り車」として再販するルートを持っている専門店は、
・エンジンだけ使える
・内装パーツがそのまま使える
・外装パネルだけでも価値がある
といった視点で見てくれるので、“丸ごとスクラップ前提”よりも高い金額を提示しやすいんですね。

探し方としては、

・「水没車 買取 専門」「事故車 不動車 買取」などでネット検索
・口コミサイトで「水没」「冠水」「不動車」といったキーワードが出てくる業者をチェック
・ヴォクシーなどミニバンに強い専門店 + 水没車OKの記載があるか確認

などが基本です。

また、出張査定・レッカー引き上げを無料でやってくれるところだと、動かない車でも安心して依頼できます。

意外と見落としがちですが、「古いトヨタ車・ミニバンの輸出に強い業者」を選ぶのも大きなポイントです。初代ヴォクシー60系は海外需要も一定数あるので、国内では水没車扱いでも、海外では部品として価値があるケースも多いです。

公式サイトに「買取実績」や「水没車の事例」が載っている業者だと、買取ノウハウがある程度しっかりしている目安になります。

1社だけで決めず、水没車OKの専門店を最低でも2~3社ピックアップして相見積もりするのがおすすめです。

実例ベースの買取相場イメージと減額要因の具体例

初代ヴォクシー60系の水没車といっても、年式・走行距離・グレード・被害の程度によって、相場感はかなり変わります。

ここではあくまで「イメージ」として、だいたいこれくらいになりやすい、というざっくりしたラインをお伝えします。

まず、同じ60系ヴォクシーで「水没していない普通の中古車」の場合、状態が良くて数万円~30万円前後くらいの買取になることが多いです(走行距離や状態によって大きく変動)。

そこから、水没の内容によってどのくらい減額されるか、という考え方になります。

例としては、

・床下浸水レベル(エンジン・電装系に影響少)
 → 通常相場から2~5万円程度の減額
・フロアまで水がきたが、エンジン・電装は問題なし
 → 通常相場から5~10万円程度の減額
・シート座面より上まで浸水、内装一部交換済み
 → 通常相場から10万円以上の減額(場合によっては走行距離次第で「ほぼ部品取り価格」)
・エンジンルームまで完全水没、不動車
 → 走行距離や状態によるが、数千円~数万円の“スクラップ+部品取り価格”

といったイメージです。

また、減額要因として大きいのは、

・エンジン始動時の異音、白煙、かかりが悪い
・メーター警告灯の点灯(ABS・エアバッグ・チェックランプなど)
・ナビ・エアコン・パワーウインドウなど電装トラブル
・室内のカビ臭さ、天井やシートのシミ
・フロアカーペット下のサビ・泥の残り
・下回り(フレーム・足回り)の重度なサビ

こういったポイントが重なってくると、業者側は「安全に再販しにくい車」と判断し、買取価格は一気にシビアになります。

ただし、逆に言えば、

・エンジン・ミッションは問題なく動く
・電装系も大きな不具合なし
・室内もしっかり清掃・乾燥済み

このあたりを押さえていれば、「完全に鉄くず扱い」ではなく、まだ値段がつきやすいということです。

実際の査定額はお店によってかなり差が出るので、このイメージを頭に入れつつ、相見積もりのときに「この状態でこの金額なら妥当かどうか」を判断する目安にしてみてください。

買取査定で損をしないための交渉術と複数社比較の進め方

水没車の査定では、状態が悪いことを理由に、かなり低めの金額を提示されることも珍しくありません

ここでそのままOKしてしまうと、あとで「別の業者ならもっと高く売れたのに…」と後悔しがちです。

損をしないための基本は、

①事前に情報を整理しておく
②必ず複数社から査定を取る
③“即決しない”前提で交渉する

この3つです。

まず①ですが、前の見出しでお話しした「修理歴・水位・被害箇所」を整理し、簡単なメモにしておきましょう。これがあるだけで、電話査定やLINE査定でも、かなり現実に近い仮見積もりが出やすくなります。

②の複数社比較は、水没車の場合は特に重要です。

おすすめの流れは、

1. ネットで水没車OKの買取業者を3~5社ほどピックアップ
2. 電話・メール・LINEで「水没歴あり」と伝えたうえで概算を確認
3. 感触の良い2~3社に実車査定を依頼

というステップです。

このとき、「他社さんにも査定をお願いしているので、比較してから決めます」と最初に伝えておくと、業者側も「本気の金額」を出してきやすくなります。

③の交渉については、

・最初の提示額にすぐOKしない
・「正直、もう少し頑張ってもらえませんか?」と一言添える
・他社の査定額が出ていれば、「実は〇〇社さんでは○万円と言われました」と伝える

この程度のライトな交渉でも、プラス1~3万円くらい上がるケースはよくあります

また、「今日決めてくれるならこの金額です」と即決を迫られることもありますが、そこで焦って決める必要はありません。

むしろ、

・「他社さんの結果も聞いてから連絡します」
・「家族とも相談したいので、一度持ち帰らせてください」

と伝えた方が、本当にその金額が限界なのか、もう少し上乗せできるのかを見極めやすくなります。

最後に、査定額だけでなく、

・レッカー代・引き取り料は無料か
・名義変更・廃車手続きの代行費用はかからないか
・減額なしの「その場で決まった金額」で本当に買い取ってくれるか

このあたりもセットで確認しておきましょう。手数料をあとから差し引かれてしまうと、「高く売れたつもりが、実はあまり残らなかった…」なんてことにもなりかねません。

複数社をしっかり比べて、総支払額(手元に残るお金)が一番多いところを選ぶのが、60系ヴォクシー水没車で損をしないコツです

車の売却で損しないためには第一歩が大事






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