アルファード20系の錆はどこから出るのか気になっていませんか。
年数が経つと、下回りやスライドドアのレール周りなど、見えにくい場所から錆が進行していることがあります。
この記事では、錆あり車の具体的なチェックポイントと、安心して乗り続けるための実践的な対策ガイドを詳しく解説します。
車を売るときって、つい近くの買取店1社だけで査定してもらって、そのまま決めちゃう人が多いんですよね。
でも実はそれ、けっこう損している可能性があります。
買取店ごとに「得意な車種」や「販売ルート」が違うので、同じ車でも査定額が数万円~50万円以上変わることも普通にあります。
だからこそ 一括査定で複数の業者から見積もりを取るのが、損しない売り方。
手間も少なく、条件の良いところを選ぶだけでOKです。
私も実際にやってみて「こんなに違うの?」と驚きました。
アルファード20系に錆が発生する主な原因と発生しやすい部位

アルファード20系はボディサイズも大きく、家族や仲間と快適に乗れる人気車ですが、そのぶん「錆」が出やすいポイントも多いクルマです。
特に、下回り・ドア下・バックドアまわり・スライドドアのレール付近は、水や泥、融雪剤の影響を受けやすく、年数が経つほど錆が進行しやすくなります。
錆は外から見えるオレンジ色の部分だけでなく、見えない内側から広がっていくことが多いのが厄介なところです。
なので、「ちょっとだけだから大丈夫」と放置すると、後から修理代が一気に高くつくこともあります。
このセクションでは、アルファード20系ならではの錆の出やすい年式やグレード、そして具体的な場所と原因をくわしく解説していきます。
自分のクルマの状態と照らし合わせながら、どこを重点的にチェックすればいいのか、イメージしながら読んでみてください。
アルファード20系のボディ構造と錆が出やすい年式・グレードの特徴
アルファード20系は、ミニバンとしてはボディ剛性も高く作られていますが、その構造上、どうしても水分や汚れが溜まりやすい「くぼみ」や「合わせ目」が多いのが特徴です。
フロア下はフレームや補強部材が入り組んでいて、隙間に泥や融雪剤が入り込みやすく、乾きにくい構造になっています。
そのため、雪国や海沿いで使われていた個体は、同じ年式でも錆の進行具合が大きく変わります。
とくに前期型(2008〜2011年あたり)は、年数がすでに10年以上経っていることもあり、防錆処理が弱かった部分から錆が目立ってきている個体が増えています。
後期型でも、下回りの追加防錆処理をしていない車両は、使用環境によっては同じように錆が進んでいることも珍しくありません。
グレードによってはエアロパーツやステップカバーが大きく、その裏側に水分がこもりやすい傾向もあります。
エアロ付きのS系グレードなどは、見た目はキレイでも、カバーの裏で錆が進行しているケースもあるので注意が必要です。
また、両側パワースライドドア装着車は、配線やレール周りの構造が複雑な分、汚れが溜まりやすく、そこから錆が出ることもあります。
年式・グレードにかかわらず、「装備が増える=隠れた鉄部分も増える」と考えて、目に見えないところも意識してチェックするのがおすすめです。
下回り・ドア下・バックドアなど錆が集中しやすいポイント
アルファード20系で錆が集中しやすいのは、まず何と言っても「下回り」です。
フロアの骨組みやサスペンション取り付け部、マフラー周辺、スペアタイヤ付近などは、雨水・泥・融雪剤をダイレクトに浴びる場所で、一度錆が出ると一気に広がりやすい部分です。
次に要注意なのがドアの下側とステップ部分。
ドアの縁やゴムモールの内側は、洗車していても水が溜まりやすく、気づかないうちに「縁から内側へ」錆が進行していきます。
ドアを開けて、下側の折り返し部分にブツブツや塗装の浮きがないか、指でなぞってチェックしてみると分かりやすいです。
バックドア(リアゲート)まわりも要チェックポイントです。
ナンバーまわり、バックカメラやガーニッシュの取り付け部、ガラス下のモール近くは、洗車後の水が残りやすく、小さな塗装割れから錆が広がることがあります。
さらに、スライドドアのレール部分や、その下のスライドドアステップも錆が出やすい場所です。
レールの溝に砂や小石がたまり、そのまま湿った状態が続くことで、レール自体や周辺のボディに錆が出てきます。
こうした部分は、普段の洗車ではあまりじっくり見ない場所ですが、中古で20系アルファードを購入するときや、車検前のタイミングで一度しっかりチェックしておくと安心です。
目で見えにくいところは、スマホのライトを当てたり、写真を撮って拡大して確認するのもおすすめですよ。
融雪剤・海沿い・洗車頻度など使用環境が錆に与える影響
アルファード20系の錆は、「どこで、どういう使い方をしてきたか」で進行度が大きく変わります。
同じ年式でも、雪国で使われていたクルマと、内陸部でしか走っていないクルマでは、下回りの状態がまったく違うこともあります。
とくに影響が大きいのは融雪剤(塩カル)です。
冬に道路に撒かれる融雪剤は、鉄を強烈に錆びさせる性質があるので、これが下回りやホイールハウスに付着したままだと、どんどん錆が進行してしまいます。
雪国で数年乗っただけで、下回りが茶色く変色している個体も珍しくありません。
また、海沿いの地域も要注意です。
海風に含まれる塩分がボディ表面や隙間に付着し、夜露や雨と合わさることで錆が出やすくなります。
海辺の駐車場に停めっぱなしにしている場合は、塗装がキレイでも、下回りやドアの内側がかなり傷んでいるケースがあります。
洗車頻度も、錆に大きく関わってきます。
月に1回以上きちんと洗車し、ときどき下回りやホイールハウスを水で流してあげるだけでも、錆の進行をかなり抑えられます。
逆に、数ヶ月ほとんど洗わない状態が続くと、泥や塩分がこびりつき、錆の温床になってしまいます。
「距離が少ないから安心」と思いがちですが、距離よりも環境とメンテナンスのほうが錆には影響しやすいです。
購入前に車両の履歴が分かるなら、「どの地域で使われていたか」「下回り洗浄や防錆処理をしていたか」も、チェックポイントに入れておくと安心です
関連する口コミ・体験談を紹介
年式:アルファード20系 2012年式
グレード:240S
走行距離:11万km
査定場所:買取専門店(チェーン店)
買取金額:63万円
助手席側のスライドドア下あたりから、ブツブツっとした
泡みたいな錆が出てきたのが最初の異変でした。
洗車のときに触ったら、塗装の下が浮いてる感じで嫌な予感がして、
そのまま数ヶ月放置してたら、今度はリアフェンダーの折り返し部分と、
バックドア下のパネル継ぎ目にも茶色い筋が…。
さすがにマズいと思って板金屋さんで見てもらったら
「アルファード20系はこの辺から出やすいよ」と言われました。
車検前だったので、錆止めと簡易補修をしてから買取店へ持ち込み。
査定士にも「下回りのロッカーパネルとリアゲート下の錆が
もう少し進行してたら、もっと金額落ちてましたね」と言われました。
正直、もっと叩かれると思ってたので
63万円で買ってもらえたのは
まだマシだったのかなと。
今乗ってる人は、スライドドア下とリアフェンダーの折り返し、
それとバックドアの下端は、洗車のたびに触ってチェックしておいた方がいいです。
少し浮いてきたら、早めにショップで防錆してもらうのをおすすめします。
年式:アルファード20系 2010年式
グレード:350G Lパッケージ
走行距離:13万5千km
査定場所:ディーラー下取り
買取金額:45万円
子どもの部活の送り迎えで、ほぼ毎日乗っていたアルファードですが、
ある日、後ろのハッチを開けたときに、下のゴムパッキンのあたりが
茶色く汚れているのに気づきました。
最初は泥かなと思って拭いたら、指先がザラザラしていて、
「これって錆?」ってかなりショックでした。
よく見ると、リアゲートのナンバーの下あたりの
パネル継ぎ目のラインに沿って、ポツポツと錆が。
ディーラーで点検してもらったら
「20系はバックドアの継ぎ目と、スライドドア周りのステップ部分に
錆が出やすいんです」と説明されました。
下取りのときも、その部分はしっかりチェックされて、
「ここを板金してあるかどうかで金額変わるんですよ」と言われ、
結局、査定額は45万円に。
正直、もっと高く売れると思っていたので
錆対策をサボった自分をちょっと責めました…。
普段からリアハッチの下側と、スライドドアレール付近の
水がたまりそうなところは、マメに拭いてあげて、
早めにタッチペンや防錆スプレーでケアしておくと
だいぶ違うと思います。
年式:アルファード20系 2011年式
グレード:240X(北海道仕様・4WD)
走行距離:15万km
査定場所:地元中古車店
買取金額:38万円
雪国で10年以上乗ったので、
下回りの錆はある程度覚悟していましたが、
最初に目立ってきたのはフロントのサブフレーム周りよりも、
サイドシル(ジャッキポイントの近く)と、
リアホイールハウスの内側でした。
冬タイヤに交換するときに、
ジャッキアップポイントの縁がバリバリって崩れて、
「あ、終わったな」と…
リフトで上げてもらって覗いたら、
サイドステップの内側、スライドドアの下あたりの
シーム部分がごっそり赤くなってました。
買取査定でも
「下回りの錆と、リアのアクスル付近の腐食がかなり進行してますね」
「修理前提の金額になります」と言われて
提示されたのが38万円。
それでも、走行距離と年式、塩カルまみれの使用環境を考えたら
妥当かなと思って売却しました。
もし雪国で20系に乗り続けるなら、
シーズン前後の下回り洗浄と防錆コーティングは必須。
特にサイドシルの裏側とリア周りのメンバーは、
毎年点検しておかないと、気づいたときには穴が開いてます。
年式:アルファード20系 2013年式
グレード:240S タイプゴールド
走行距離:8万2千km
査定場所:輸出も扱う大手買取店
買取金額:92万円
私のアルファードは、まだ年式も新しめで距離も少なかったので、
錆なんて無縁だと思い込んでいました。
ところが、車検のときに整備士さんから
「リアゲートの内側の縁と、サードシートの固定金具周りに
うっすら錆が出てますよ」と言われてビックリ。
確かに、サードシートを跳ね上げたままにしていることが多くて、
雨の日にそのままバックドアを開け閉めしていたので、
水が溜まりやすい状況を自分で作っていたんだなと反省しました。
その後すぐ、内側の錆は削って塗り直してもらい、
ついでにスライドドアのレール下やステップ周りも
防錆処理を追加。
数年後に買取店へ持ち込んだとき、査定士さんから
「20系にしては下回りもボディも錆が少ないですね。
リアゲートの内側もキレイに直してあります」と言われて、
かなりプラス評価になりました。
結果的に92万円まで上げてもらえたので、
早い段階で錆に気づいて、ちゃんと手を入れておいて本当に良かったです。
今思えば、洗車後にバックドアの内側やステップの水分を
タオルでサッと拭く、
それだけでも全然違ったと思います。
年式:アルファード20系 2009年式
グレード:350S
走行距離:17万km
査定場所:ネット一括査定経由の出張買取
買取金額:25万円
仕事でも使っていたので走行距離は多め、
しかも海沿いエリアをよく走っていたせいか、
錆の出方がなかなかエグかったです。
一番ひどかったのは、スライドドアレールの下側。
レールカバーを外してもらったら、
中がザクザクに錆びていて、
指で押すとベコっと凹むレベルでした。
さらに、フロントフェンダーの下、
泥除けの裏側にも穴が開きかけていて、
タイヤハウスの内張りをめくった瞬間、
査定士さんが「うわ…」と固まってました。
「見えないところの錆がかなり進行しているので、
オークションでは修理車扱いになります」と言われ、
初めの提示額からどんどん下がって
最終的に25万円で決着。
悔しいけど、自分でも「これは乗り潰しだな」と
思っていた状態だったので、飲むしかありませんでした。
20系アルファードは、外から見えない場所、
特にスライドドアレールの中や、フェンダーの内側から
静かに錆が進んでいく感じなので、
たまにはカバーを外してまでチェックしておいた方がいいです。
アルファード20系に錆が発生する主な原因と発生しやすい部位

アルファード20系はボディサイズも大きく、家族や仲間と快適に乗れる人気車ですが、そのぶん「錆」が出やすいポイントも多いクルマです。
特に、下回り・ドア下・バックドアまわり・スライドドアのレール付近は、水や泥、融雪剤の影響を受けやすく、年数が経つほど錆が進行しやすくなります。
錆は外から見えるオレンジ色の部分だけでなく、見えない内側から広がっていくことが多いのが厄介なところです。
なので、「ちょっとだけだから大丈夫」と放置すると、後から修理代が一気に高くつくこともあります。
このセクションでは、アルファード20系ならではの錆の出やすい年式やグレード、そして具体的な場所と原因をくわしく解説していきます。
自分のクルマの状態と照らし合わせながら、どこを重点的にチェックすればいいのか、イメージしながら読んでみてください。
アルファード20系のボディ構造と錆が出やすい年式・グレードの特徴
アルファード20系は、ミニバンとしてはボディ剛性も高く作られていますが、その構造上、どうしても水分や汚れが溜まりやすい「くぼみ」や「合わせ目」が多いのが特徴です。
フロア下はフレームや補強部材が入り組んでいて、隙間に泥や融雪剤が入り込みやすく、乾きにくい構造になっています。
そのため、雪国や海沿いで使われていた個体は、同じ年式でも錆の進行具合が大きく変わります。
とくに前期型(2008〜2011年あたり)は、年数がすでに10年以上経っていることもあり、防錆処理が弱かった部分から錆が目立ってきている個体が増えています。
後期型でも、下回りの追加防錆処理をしていない車両は、使用環境によっては同じように錆が進んでいることも珍しくありません。
グレードによってはエアロパーツやステップカバーが大きく、その裏側に水分がこもりやすい傾向もあります。
エアロ付きのS系グレードなどは、見た目はキレイでも、カバーの裏で錆が進行しているケースもあるので注意が必要です。
また、両側パワースライドドア装着車は、配線やレール周りの構造が複雑な分、汚れが溜まりやすく、そこから錆が出ることもあります。
年式・グレードにかかわらず、「装備が増える=隠れた鉄部分も増える」と考えて、目に見えないところも意識してチェックするのがおすすめです。
下回り・ドア下・バックドアなど錆が集中しやすいポイント
アルファード20系で錆が集中しやすいのは、まず何と言っても「下回り」です。
フロアの骨組みやサスペンション取り付け部、マフラー周辺、スペアタイヤ付近などは、雨水・泥・融雪剤をダイレクトに浴びる場所で、一度錆が出ると一気に広がりやすい部分です。
次に要注意なのがドアの下側とステップ部分。
ドアの縁やゴムモールの内側は、洗車していても水が溜まりやすく、気づかないうちに「縁から内側へ」錆が進行していきます。
ドアを開けて、下側の折り返し部分にブツブツや塗装の浮きがないか、指でなぞってチェックしてみると分かりやすいです。
バックドア(リアゲート)まわりも要チェックポイントです。
ナンバーまわり、バックカメラやガーニッシュの取り付け部、ガラス下のモール近くは、洗車後の水が残りやすく、小さな塗装割れから錆が広がることがあります。
さらに、スライドドアのレール部分や、その下のスライドドアステップも錆が出やすい場所です。
レールの溝に砂や小石がたまり、そのまま湿った状態が続くことで、レール自体や周辺のボディに錆が出てきます。
こうした部分は、普段の洗車ではあまりじっくり見ない場所ですが、中古で20系アルファードを購入するときや、車検前のタイミングで一度しっかりチェックしておくと安心です。
目で見えにくいところは、スマホのライトを当てたり、写真を撮って拡大して確認するのもおすすめですよ。
融雪剤・海沿い・洗車頻度など使用環境が錆に与える影響
アルファード20系の錆は、「どこで、どういう使い方をしてきたか」で進行度が大きく変わります。
同じ年式でも、雪国で使われていたクルマと、内陸部でしか走っていないクルマでは、下回りの状態がまったく違うこともあります。
とくに影響が大きいのは融雪剤(塩カル)です。
冬に道路に撒かれる融雪剤は、鉄を強烈に錆びさせる性質があるので、これが下回りやホイールハウスに付着したままだと、どんどん錆が進行してしまいます。
雪国で数年乗っただけで、下回りが茶色く変色している個体も珍しくありません。
また、海沿いの地域も要注意です。
海風に含まれる塩分がボディ表面や隙間に付着し、夜露や雨と合わさることで錆が出やすくなります。
海辺の駐車場に停めっぱなしにしている場合は、塗装がキレイでも、下回りやドアの内側がかなり傷んでいるケースがあります。
洗車頻度も、錆に大きく関わってきます。
月に1回以上きちんと洗車し、ときどき下回りやホイールハウスを水で流してあげるだけでも、錆の進行をかなり抑えられます。
逆に、数ヶ月ほとんど洗わない状態が続くと、泥や塩分がこびりつき、錆の温床になってしまいます。
「距離が少ないから安心」と思いがちですが、距離よりも環境とメンテナンスのほうが錆には影響しやすいです。
購入前に車両の履歴が分かるなら、「どの地域で使われていたか」「下回り洗浄や防錆処理をしていたか」も、チェックポイントに入れておくと安心です
アルファード20系の錆を放置するリスクとDIYでできる応急処置

アルファード20系はボディも大きくて重量もあるぶん、錆が進行すると影響もかなり大きくなります。
見た目が少し茶色くなっているくらいだから…と放置してしまうと、いつのまにかフレームや足まわりの強度まで落ちてしまうこともあります。
ここでは、車検や買取査定、安全面でどんなデメリットが出るのか、そして自分でできる応急処置についてわかりやすくまとめていきます。
また、どこまでならDIYでOKで、どこからはプロに任せたほうがいいのかという境目もお伝えするので、「今うちのアルファードはどのレベルなんだろう?」とチェックしながら読んでみてください。
車検・買取査定・安全性に与える錆のデメリット
錆をそのまま放置すると、まず影響が出やすいのが車検と安全性です。
20系アルファードは年式的にも下回りの錆が出やすく、フレームやサスペンション取付部、ブレーキ周りに穴あきレベルの錆があると、車検で「構造部に腐食あり」として不合格になる可能性があります。
たとえ穴までは空いていなくても、サビサビのブレーキパイプやマフラー、サスペンションメンバーなどは「要整備」と判断されやすく、追加整備費がドンと乗ってくることもあります。
買取査定でも、下回りを見られたときに錆がひどいと、同じ年式・同じ走行距離の中でも大きくマイナス評価になりがちです。特に、ジャッキアップポイント付近やスライドドア下のステップ、リアゲート周りなど、構造部やパネルの端が腐食していると、「修理前提」として査定額が下がります。
安全面では、錆が進行すると強い衝撃を受けた時に本来の剛性を発揮できないというリスクが出てきます。フロアの端やフレーム、メンバーの一部が腐っていると、事故の際のエネルギーの逃げ方が設計どおりに行かなくなることも。
さらに、ブレーキホースや燃料配管の錆が進むと、オイル漏れ・燃料漏れなど直接命に関わるトラブルにつながるおそれもあります。
見た目の問題だけでなく、車検代・査定額・家族の安全にまで影響するのが錆なので、「ちょっと気になるな」と思ったら早めに状態をチェックしておくのがおすすめです。
初期錆の見分け方と自分でできる簡易防錆・補修方法
錆は「見つけたタイミング」がいちばん大事です。初期のうちに手を打てば、大きな出費や板金修理を避けられることも多いです。
まず初期錆の見分け方ですが、アルファード20系なら次のようなポイントをライト片手にチェックしてみてください。
・スライドドアの下側レールまわり
・リアゲート下のパネル端、ナンバー灯周り
・フロントフェンダー内側(タイヤハウスの縁)
・下回りのメンバー、マフラー、マフラーハンガー付近
・ジャッキアップポイント周辺の縁
初期錆は、塗装の表面がポツポツと茶色くにじんでいる程度で、指で触ってもまだ穴が開いていない状態が目安です。
このレベルなら、DIYでできる簡単な応急処置として、
1. 中性洗剤などで汚れを落とし、よく乾かす
2. サンドペーパーやワイヤーブラシで浮き錆を落とす
3. パーツクリーナーなどで脱脂する
4. タッチペンや錆転換剤入りの防錆塗料を薄く塗る
という流れでケアできます。
市販の「サビ転換剤」や「防錆スプレー」は、初期錆の進行を遅らせるのに効果的です。透明タイプなら見た目にもあまり影響しないので、下回りやドアの縁などに吹き付けておくと安心度が上がります。
ただし、塗る前に水分や泥が残っていると、かえって錆を閉じ込めてしまうので、しっかり乾燥させることがポイントです。
「広い面をきれいに仕上げたい」「色をボディと合わせたい」という場合は、ホームセンターやカー用品店にあるアルファード用のカラータッチペンを使うと、見た目も自然に仕上がりやすいですよ。
DIYでは危険なケースとプロに任せるべき判断基準
DIYでの防錆や補修には限界があって、やってはいけないケースを見極めることがとても大切です。
次のような状態になっていたら、自己判断で削ったりパテ埋めしたりせず、プロの板金工場やディーラーに相談しましょう。
・叩くと「ペコペコ」と薄い音がし、指で押すとたわむ
・錆の中心部に小さな穴が空き、指やドライバーが貫通しそう
・フレームやメンバーに穴あき・大きな剥がれがある
・ブレーキパイプ・燃料パイプから湿りやにじみが見られる
・サスペンション取り付け部、ジャッキアップポイントが変形している
これらは、見た目を隠すだけのDIY補修では安全性が確保できない領域です。特に、足回り・ブレーキ・フレームまわりの錆は、万が一のときに車がまっすぐ走れなくなったり、ブレーキが効かないなど重大な事故につながることがあります。
判断基準としては、
・「表面の色が変わっただけ」→ DIYで様子見OK
・「指で押すとフカフカ・ボロボロ崩れる」→ 迷わずプロへ
・「どこが錆でどこが健全な鉄かわからない」→ 一度プロに診てもらう
くらいに考えておくと安心です。
また、下回り全体が錆びている場合や、雪国・海沿いで長く使ってきた個体は、リフトアップして細かくチェックしないと危険な錆を見落としやすいので、車検や点検のタイミングで「錆が気になるのでしっかり見てほしい」と一言添えておくのもおすすめです。
DIYはあくまで「応急処置」と割り切って、少しでも不安を感じたら、早めにプロに相談するほうが結果的に安く、安全に済むケースが多いですよ
アルファード20系の錆対策・修理方法と長持ちさせるメンテナンス術

アルファード20系はボディサイズも大きくて重いぶん、いったん錆が出ると一気に進行しやすいクルマです。
でも、きちんと対策とメンテナンスをしてあげれば、まだまだ長く乗り続けることができます。
このセクションでは、「今ある錆をどう直すか」と「これから錆を増やさないために何をするか」をセットで考えていきます。
板金塗装・防錆施工・下回りコーティングなどの具体的な方法と、その違い、さらに費用感やお店選びのポイント、日々できる予防のコツまでまとめて紹介します。
「もう錆びちゃったからダメかな…」とあきらめる前に、できることは意外とたくさんあります。
愛車の状態とお財布事情に合わせて、ムリなく続けられる対策プランをイメージしながら読んでみてください。
板金塗装・防錆施工・下回りコーティングなど修理・予防方法の比較
錆対策と言っても、「板金塗装」「防錆施工」「下回りコーティング」など、いろいろなメニューがあります。
それぞれ役割が違うので、「今の錆を直すためのもの」なのか「これから錆を防ぐためのもの」なのかを分けて考えると分かりやすいです。
まず、すでに錆が出ている部分に必要なのが「板金塗装」です。
錆びた部分を削り落とし、必要なら鉄板を切り継ぎしてから、パテ整形→サフェーサー→塗装→クリアといった工程で仕上げます。
表面だけサッと塗るだけでは、内部に残った錆がまた浮き出てくるので、しっかり処理してくれる板金屋さんを選ぶのが大事です。
一方で、まだ錆がほとんど出ていない、もしくは軽微な段階で有効なのが「防錆施工」と「下回りコーティング」。
防錆施工は、ドアの内側やフレーム内部、サイドシルの中など、外から見えない空洞部分に防錆剤(浸透系オイルやワックス)を吹き込む作業です。
アルファード20系は、ドア下やスライドドアレール周り、フロアの継ぎ目などから錆びやすいので、こういった見えない部分への防錆が特に効果的です。
「下回りコーティング」は、車体の底面に厚めのラバー系・ウレタン系コート材を吹き付けて、飛び石や融雪剤のダメージから守る施工です。
東北・北海道など、冬に塩カルを多く撒く地域で乗る人にはほぼ必須と言っていいメニューですね。
ただし、すでに重度の錆がある上からコーティングしてしまうと、錆を隠して進行を早めることもあるので、事前の点検と錆落としが重要です。
ざっくりまとめると、
・錆がもう見えている → 板金塗装で「治療」
・まだ大きな錆はない → 防錆施工・下回りコーティングで「予防」
というイメージです。
理想は、一度しっかり板金で悪い部分をリセットしてから、防錆施工や下回りコーティングで長持ちさせる二段構えにすること。
車の状態と予算に応じて、どこまでやるか相談しながら決めていくと良いですよ。
費用相場とディーラー・専門店・カーショップの選び方
錆対策は内容によって金額の幅がかなり大きく、どこにお願いするかでも差が出ます。
ざっくりしたイメージを知っておくと、見積もりを見たときに「高すぎる?安すぎる?」の判断がしやすくなります。
まず板金塗装。
バンパー下やドア下の小さな錆なら、1パネルあたり2〜5万円前後が目安です。
20系アルファードで多い、スライドドア下部やフェンダーアーチの広い錆だと、切り継ぎ板金を含めて片側5〜10万円以上かかることもあります。
「とりあえず見た目だけ」よりも、「錆の根をどこまで取るか」で金額が変わると考えてください。
防錆施工は、ドアやフレーム内部を中心とした部分施工で2〜4万円前後、下回り全体や内部空間も含めた本格施工だと5〜10万円くらいが一つの目安です。
下回りコーティング単体なら、軽めのものは3〜5万円、本格的な厚塗りや欧州車並みの防錆となると10万円前後になることもあります。
お店選びについては、
・ディーラー:純正品質重視・保証がしっかり・価格は高め
・板金専門店:錆の処理技術が高いところが多い・仕上がり重視に向く
・カーショップ/量販店:簡易コーティングや軽めの防錆向け・安めだが重度の錆には不向き
というイメージで考えると分かりやすいです。
アルファード20系のように、年数が経って錆が広がりやすい車は、「錆の修理実績が多い板金専門店」か「防錆に力を入れているショップ」を探すのがおすすめです。
口コミやSNS、Googleレビューなどで「錆」「防錆」「アルファード」あたりのキーワードが出てくるお店はチェックしてみましょう。
また、見積もりを取るときは、
・どこまでの錆を落としてくれるのか(表面だけか、切り継ぎまでやるのか)
・どの防錆剤/コート材を使うのか(メーカー名・種類)
・どの範囲まで施工してくれるのか(下回り全体・車内側のシーム部など)
を具体的に聞いておくと安心です。
「とにかく安く」と選ぶと、数年でまた同じ場所が錆びて余計に高くつくこともあるので、費用だけでなく内容をよく比較してから決めましょう。
アルファード20系を錆から守る日常メンテナンスと予防のコツ
錆対策は、プロに頼む施工だけでなく、ふだんのちょっとしたケアがとても大事です。
とくにアルファード20系はボディが大きく、見えないところに水や泥が溜まりやすい構造なので、そこを意識してあげると錆びにくくなります。
まず基本は「こまめな洗車」。
冬場に融雪剤(塩カル)が撒かれる地域では、下回りを重点的に水で流すのがポイントです。
ガソリンスタンドなどの高圧洗浄機を使って、ホイールハウス内やサイドシルの裏側、マフラー周りまでしっかりすすいであげましょう。
次に意外と大事なのが、ドア下・スライドドアレール周り・バックドア下の清掃です。
ここに泥や砂が溜まると、常に湿った状態になって錆が進行します。
洗車のついでに水を流したり、柔らかいブラシでゴミをかき出してあげるだけでも効果があります。
洗車後は、できれば短時間でも走行して水気を飛ばすか、駐車場でドアを少し開けて水を抜いてあげるとGOODです。
濡れたまま放置せず、「乾かす」意識を持つだけで錆の出方がかなり変わります。
小さな飛び石傷や塗装ハゲを見つけたら、早めにタッチアップしておくのも重要です。
透明なクリアだけでも塗っておくと、鉄板がむき出しになるのを防げます。
ホームセンターやカー用品店で売っている防錆スプレーを、ジャッキポイントやフロアの継ぎ目、マフラーハンガー周りなど錆びやすい部分に定期的に吹いておくのもおすすめです。
年に1回くらいは、点検のついでに下回りを一緒に見せてもらい、「気になる錆はないか」「防錆剤がまだ効いているか」などを確認すると安心です。
特に車検前後は、リフトアップされた状態で下回りをチェックできる貴重なタイミングなので、有効に使いましょう。
プロの防錆施工+日常のちょっとしたケアを組み合わせれば、10年以上経ったアルファード20系でも、まだまだきれいな状態を保つことができます。
「難しいメンテナンス」は必要ないので、できるところから一つずつ取り入れてみてください


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