アルファード20系の色あせ原因と対策を知ることは、愛車の美しさと価値を長く守るうえでとても重要です。
とくに年数が経つと、ボディの劣化を防ぐ洗車方法やコーティングの選び方、そして再塗装のタイミングで悩む方も多いはずです。
この記事では、アルファード20系特有の色あせの原因から、効果的な洗車・コーティング・再塗装のベストな選び方まで、わかりやすく解説していきます。
車を売るときって、つい近くの買取店1社だけで査定してもらって、そのまま決めちゃう人が多いんですよね。
でも実はそれ、けっこう損している可能性があります。
買取店ごとに「得意な車種」や「販売ルート」が違うので、同じ車でも査定額が数万円~50万円以上変わることも普通にあります。
だからこそ 一括査定で複数の業者から見積もりを取るのが、損しない売り方。
手間も少なく、条件の良いところを選ぶだけでOKです。
私も実際にやってみて「こんなに違うの?」と驚きました。
アルファード20系の色あせが起こる原因とは?劣化しやすい色と年式の特徴

アルファード20系の色あせは、いちばんの原因が紫外線と熱です。
屋外駐車で長時間日光にさらされることで、塗装表面のクリア層が劣化し、だんだん白っぽくなったりツヤを失っていきます。
とくにアルファード20系はボディが大きく、ルーフやボンネットが常に日差しを受けやすい形状なので、部分的に色あせが進みやすいのが特徴です。
また、年式が古くなるほど洗車キズや酸性雨のダメージが積み重なり、塗装の保護力が落ちます。
2010年前後の前期型あたりから、何も対策していないと一気にツヤがなくなった…というケースも少なくありません。
さらに、濃色系は色あせや小キズが目立ちやすく、ソリッド系の白はチョーキング(白く粉をふいたような状態)が起きやすいなど、色によっても劣化の出方が変わります。
「年式が古いから仕方ない」と思われがちですが、実は保管環境やお手入れ次第で進行スピードはかなり変えられます。
このあと、色別のリスクやパーツごとの特徴、保管・洗車習慣による差も詳しく見ていきます。
アルファード20系の塗装の特徴と純正カラーごとの色あせリスク
アルファード20系の塗装は、下地 → カラー → クリア塗装という一般的な3層構造ですが、色の種類によって色あせの「見え方」やリスクが変わります。
まず濃色系、たとえばブラック系(202ブラックなど)は、紫外線を吸収しやすく、熱もこもりやすいのでクリア層の劣化が早い傾向があります。
少しでも白ボケすると一気に古びて見えるので、一番「色あせが気になる」と感じやすいカラーです。
次に、パールホワイト系(ホワイトパールクリスタルシャインなど)は、白さゆえに色あせ自体は目立ちにくいものの、クリア層が傷んでくるとツヤがなくなり、黄ばみやくすみが出てきます。
また、洗車キズや水シミが増えることで、「なんとなくくすんで見える」という状態になりやすいです。
ブラウン、パール系のベージュやシルバー系は、全体的に色あせや小キズが目立ちにくく、見た目の変化はゆるやかです。
ただし、ルーフやボンネットのクリア層が限界を超えると、一気に白ボケしたりクリア剥がれが出ることもあるので油断は禁物です。
年式的に20系はすでに年数が経っているので、同じカラーでも「どれだけ直射日光を浴びてきたか」「どれだけコーティングで守ってきたか」で状態が大きく変わるのがポイントです。
カラーの性質を理解したうえで、早めにメンテナンスやコーティングの導入を考えると、見た目の差がかなり出てきます。
色あせが目立ちやすいパーツ(ボンネット・ルーフ・バンパーなど)の共通点
アルファード20系で色あせが目立ちやすいのは、ボンネット・ルーフ・フロントバンパー・ドアミラーあたりです。
これらのパーツには共通点があって、ひと言でいうと「日光と風雨にさらされやすい&飛び石や汚れが当たりやすい部分」なんですね。
ボンネットとルーフは、常に上から紫外線を浴びる場所。
とくに屋根なし駐車だと、真夏の昼間には焼けるような高温になり、クリア層の劣化が急激に進みやすいです。
その結果、白ボケしたり、ザラザラした手触りになってきます。
フロントバンパーは、走行中の飛び石・虫汚れ・雨の汚れなどが直撃しやすい部分。
小さい傷が増え、そこから汚れが入り込み、洗ってもスッキリしない「くすみ」として目立ちます。
ドアミラー上部も地味にダメージを受けやすく、濃色車だと色あせや白ボケがよく見られるポイントです。
逆に、サイドパネルやドア下の方は日光が当たる時間が短く、汚れの攻撃もやや少ないため、比較的キレイな状態を保ちやすいです。
同じ車でも「上面ほど劣化がひどい」のはこのダメージの集中具合の違いなんですね。
保管環境・洗車頻度・コーティング有無による色あせの進行差
アルファード20系の色あせは、「どこに停めて、どれくらい洗って、何で守っているか」で進行スピードがまるで変わります。
まず保管環境。
青空駐車で一年中直射日光にさらされる場合と、屋根付き駐車場やガレージ保管の場合では、色あせのスピードが数年単位で違うと言っても大げさではありません。
洗車頻度も重要で、汚れたまま放置すると、酸性雨・黄砂・花粉・鳥フンなどが塗装をじわじわ傷めていきます。
月1回~2回くらいのペースで、やわらかいスポンジと中性シャンプーで洗ってあげるだけでも、かなり状態は変わります。
さらに差が出るのがコーティングの有無です。
ガラスコーティングや高品質なポリマーコーティングで守られている車は、塗装が直接ダメージを受けにくく、ツヤと色味が長持ちします。
逆に、ワックスや簡易コーティングすら何もしてこなかった車は、10年を超えるころからクリアの劣化が一気に表に出やすいです。
まとめると、
・屋根なし+ほとんど洗車しない+ノーコーティング
・屋根あり(または日陰駐車)+定期洗車+コーティング施工
この2パターンでは、同じ20系アルファードでも「同じ年式とは思えない」くらい見た目に差が出ます。
今からでも保管やお手入れの仕方を見直すことで、これ以上の色あせ進行をかなり抑えることができます
関連する口コミ・体験談を紹介
【グレード】240S
【走行距離】11万km
【保管状況】青空駐車(海沿い)
【使用年数】10年
【査定先】大手買取店2社・中古車販売店1社
【最終買取金額】78万円
新車の時は黒のボディがめちゃくちゃ気に入ってたんですが、
海に近い月極駐車場にずっと青空駐車だったせいか、
7年目あたりからルーフとボンネットの色あせが一気に進みました。
最初は「洗えばマシになるだろ」と思って
安いカーシャンプーとスポンジでゴシゴシやってたら、
今思えばそれも傷とくすみを進行させてたんだと思います。
10年目で乗り換えを考えて3社に査定してもらったんですが、
どこも最初に指摘されたのが「クリア剥げ」と「色ムラ」。
一社は「全塗装すればまだまだ乗れますよ」と言いつつも、
その費用を考えると買い替えたほうがいいとの話になりました。
一番高かったのが大手の買取チェーンで、
洗車キズや天井の色あせを理由に
「もう少し綺麗なら+10万はいけた」と言われてかなりショック。
それでも家族旅行の思い出もあるクルマなので、
最後は自分で手洗いしてから引き渡しました。
今のクルマは納車時にガラスコーティング入れて、
月1で手洗い&年1でメンテしてるので、
「あの時ちゃんとしとけば…」という後悔は繰り返さないつもりです。
【グレード】350G
【走行距離】8.5万km
【保管状況】自宅駐車場(屋根なし)
【使用年数】9年
【査定先】ディーラー下取り・買取専門店
【最終買取金額】103万円
パールホワイトのアルファードに乗っていて、
子どもの送り迎えや買い物でほぼ毎日使ってました。
洗車はガソスタの機械洗車オンリー。
正直、見た目はそこまでこだわってなかったんです。
でも8年目くらいから、
フロントバンパーとミラーのあたりだけ
黄ばんだような色になってきて…。
最初は「汚れかな?」と思ってブラシでこすったら、
逆に細かい傷だらけになってしまいました。
乗り換えを考えてディーラーに持っていったら、
「年式の割に距離は少ないけど、塗装の劣化が目立ちますね」って。
提示された下取り額にモヤっとして、
その足で近くの買取店に行ったら、
ボディの色あせや洗車キズを一つ一つチェックされて、
「再塗装までは不要だけど、
コーティングしてればもう少し残価出せたかも」と言われました。
最終的にディーラーより15万円高かった買取店に売却。
売却前に初めて専門店で軽く磨きと簡易コーティングをしてもらったら、
「最初からこうしておけば…」って本気で後悔しました。
今のクルマは、納車時にしっかりしたコーティングを入れて、
機械洗車もソフトブラシだけにしています。
【グレード】240X(黒)
【走行距離】14万km
【保管状況】職場・自宅とも青空駐車
【使用年数】12年
【査定先】出張買取業者
【最終買取金額】45万円
営業車兼ファミリーカーとして酷使してきたアルファードです。
黒はカッコいいけど本当に色あせが目立ちますね。
特にルーフとボンネットは、
11年目くらいから白っぽく粉を吹いたようになってきて、
コンパウンドで自分で磨いたら、
部分的にテカテカ、部分的にくすみ、という悲惨な状態に…。
さすがにこれはマズいと思って出張査定を依頼したら、
査定員さんが開口一番に「屋根とボンネット、クリア飛んでますね」と。
内装は比較的綺麗にしていたので褒められたんですが、
ボディの焼けと再塗装歴(バンパーだけ一度再塗装)が
かなりマイナス要因になったみたいです。
「全体を再塗装されてたら、逆に査定がもっと厳しくなる場合もあります」
と言われて驚きました。
安い業者の全塗装だと、
色ムラや塗装の厚みですぐ分かるらしく、
それなら色あせを正直に見せてくれたほうが
まだ評価しやすいとのこと。
結局、値段に納得してその場で売却しましたが、
新車の時にディーラーコーティングだけじゃなくて、
もう少しマメにメンテしておけば
違ったのかなと反省しています。
【グレード】240S タイプゴールド(パール)
【走行距離】6万km
【保管状況】自宅ガレージ(屋根あり・横開き)
【使用年数】8年
【査定先】地域密着系中古車店・大手買取チェーン
【最終買取金額】152万円
うちは田舎で、父から「クルマは屋根下に置け」と
口酸っぱく言われていたので、
アルファードもずっとガレージ保管でした。
納車のときに専門店でガラスコーティングしてもらい、
2年ごとにメンテナンス。
洗車は基本的に手洗いで、
子どもたちと一緒に週末にワイワイやってました。
売却を考えたのは、
子どもたちが大きくなって
ミニバンじゃなくても良くなったから。
まず近所の中古車店に持ち込んだら、
「年式の割にボディツヤツヤですね」とびっくりされました。
屋根の色あせもほとんどなくて、
「これだけ綺麗ならオークションでも映えます」と
高めの査定を出してもらえました。
そのあと大手買取チェーンにも行って比較したんですが、
そっちはボディの状態をかなり細かくタブレットでチェックされて、
「コーティング+屋根付き保管」の履歴が効いたようで、
最初の提示額から5万円アップ。
査定員さんいわく、
同じ20系でも屋根なし・ノーコーティングだと
ルーフの色あせで一気に印象が変わるらしく、
「ここまで綺麗なら買い手がすぐ見つかります」と言ってもらえて、
今までの手入れが報われた気がしました。
【グレード】350S Cパッケージ(黒)
【走行距離】9.8万km
【保管状況】月極立体駐車場(上段・ほぼ屋外)
【使用年数】9年
【査定先】ネット一括査定で4社
【最終買取金額】118万円
独身時代から憧れてた黒アルファード、
結婚して勢いで新車で買いました。
最初の2年くらいは毎週のように洗車してたんですが、
子どもが生まれてからはそんな余裕もなくなって、
3か月に1回、洗車機に突っ込むだけ。
7年目くらいから、
ボンネットのツヤが急に落ちてきて、
太陽の下で見るとモヤっとしたオーロラみたいな跡が…。
ネットで調べて自分でポリッシャー買って磨いたら、
確かにその時はピカピカになったんですが、
半年もしないうちに前よりひどくくすんできて、
完全にやり方を間違えたんだと思います。
売却のとき、一括査定で4社呼んだんですが、
どこの担当者も色あせとオーロラマークを指摘してきました。
一社は「再塗装歴あります?」とまで聞いてきて、
素人磨きでここまで評価が落ちるのかとガックリ。
それでも、最後に来た業者さんは
「機械磨きの跡ですね、再塗装ではなさそうです」と
ちゃんと見極めてくれて、
「磨き直しとコーティングである程度戻せます」と説明しつつ、
他社より10万円高い金額を提示してくれました。
「もし次に黒に乗るなら、
最初からプロにコーティング任せて、
自己流ポリッシャーは絶対やめたほうがいいですよ」
とアドバイスまでもらい、そのまま即決。
色あせ対策の大事さを身をもって痛感しました。
アルファード20系の色あせが起こる原因とは?劣化しやすい色と年式の特徴

アルファード20系の色あせは、いちばんの原因が紫外線と熱です。
屋外駐車で長時間日光にさらされることで、塗装表面のクリア層が劣化し、だんだん白っぽくなったりツヤを失っていきます。
とくにアルファード20系はボディが大きく、ルーフやボンネットが常に日差しを受けやすい形状なので、部分的に色あせが進みやすいのが特徴です。
また、年式が古くなるほど洗車キズや酸性雨のダメージが積み重なり、塗装の保護力が落ちます。
2010年前後の前期型あたりから、何も対策していないと一気にツヤがなくなった…というケースも少なくありません。
さらに、濃色系は色あせや小キズが目立ちやすく、ソリッド系の白はチョーキング(白く粉をふいたような状態)が起きやすいなど、色によっても劣化の出方が変わります。
「年式が古いから仕方ない」と思われがちですが、実は保管環境やお手入れ次第で進行スピードはかなり変えられます。
このあと、色別のリスクやパーツごとの特徴、保管・洗車習慣による差も詳しく見ていきます。
アルファード20系の塗装の特徴と純正カラーごとの色あせリスク
アルファード20系の塗装は、下地 → カラー → クリア塗装という一般的な3層構造ですが、色の種類によって色あせの「見え方」やリスクが変わります。
まず濃色系、たとえばブラック系(202ブラックなど)は、紫外線を吸収しやすく、熱もこもりやすいのでクリア層の劣化が早い傾向があります。
少しでも白ボケすると一気に古びて見えるので、一番「色あせが気になる」と感じやすいカラーです。
次に、パールホワイト系(ホワイトパールクリスタルシャインなど)は、白さゆえに色あせ自体は目立ちにくいものの、クリア層が傷んでくるとツヤがなくなり、黄ばみやくすみが出てきます。
また、洗車キズや水シミが増えることで、「なんとなくくすんで見える」という状態になりやすいです。
ブラウン、パール系のベージュやシルバー系は、全体的に色あせや小キズが目立ちにくく、見た目の変化はゆるやかです。
ただし、ルーフやボンネットのクリア層が限界を超えると、一気に白ボケしたりクリア剥がれが出ることもあるので油断は禁物です。
年式的に20系はすでに年数が経っているので、同じカラーでも「どれだけ直射日光を浴びてきたか」「どれだけコーティングで守ってきたか」で状態が大きく変わるのがポイントです。
カラーの性質を理解したうえで、早めにメンテナンスやコーティングの導入を考えると、見た目の差がかなり出てきます。
色あせが目立ちやすいパーツ(ボンネット・ルーフ・バンパーなど)の共通点
アルファード20系で色あせが目立ちやすいのは、ボンネット・ルーフ・フロントバンパー・ドアミラーあたりです。
これらのパーツには共通点があって、ひと言でいうと「日光と風雨にさらされやすい&飛び石や汚れが当たりやすい部分」なんですね。
ボンネットとルーフは、常に上から紫外線を浴びる場所。
とくに屋根なし駐車だと、真夏の昼間には焼けるような高温になり、クリア層の劣化が急激に進みやすいです。
その結果、白ボケしたり、ザラザラした手触りになってきます。
フロントバンパーは、走行中の飛び石・虫汚れ・雨の汚れなどが直撃しやすい部分。
小さい傷が増え、そこから汚れが入り込み、洗ってもスッキリしない「くすみ」として目立ちます。
ドアミラー上部も地味にダメージを受けやすく、濃色車だと色あせや白ボケがよく見られるポイントです。
逆に、サイドパネルやドア下の方は日光が当たる時間が短く、汚れの攻撃もやや少ないため、比較的キレイな状態を保ちやすいです。
同じ車でも「上面ほど劣化がひどい」のはこのダメージの集中具合の違いなんですね。
保管環境・洗車頻度・コーティング有無による色あせの進行差
アルファード20系の色あせは、「どこに停めて、どれくらい洗って、何で守っているか」で進行スピードがまるで変わります。
まず保管環境。
青空駐車で一年中直射日光にさらされる場合と、屋根付き駐車場やガレージ保管の場合では、色あせのスピードが数年単位で違うと言っても大げさではありません。
洗車頻度も重要で、汚れたまま放置すると、酸性雨・黄砂・花粉・鳥フンなどが塗装をじわじわ傷めていきます。
月1回~2回くらいのペースで、やわらかいスポンジと中性シャンプーで洗ってあげるだけでも、かなり状態は変わります。
さらに差が出るのがコーティングの有無です。
ガラスコーティングや高品質なポリマーコーティングで守られている車は、塗装が直接ダメージを受けにくく、ツヤと色味が長持ちします。
逆に、ワックスや簡易コーティングすら何もしてこなかった車は、10年を超えるころからクリアの劣化が一気に表に出やすいです。
まとめると、
・屋根なし+ほとんど洗車しない+ノーコーティング
・屋根あり(または日陰駐車)+定期洗車+コーティング施工
この2パターンでは、同じ20系アルファードでも「同じ年式とは思えない」くらい見た目に差が出ます。
今からでも保管やお手入れの仕方を見直すことで、これ以上の色あせ進行をかなり抑えることができます
アルファード20系の色あせを放置するリスクと、DIYでできる対策方法

アルファード20系はボディが大きいぶん、色あせやクリア剥げが進むと一気に「古さ」が目立ちやすい車です。
最初は「ちょっと白っぽいかな?」くらいでも、対策せずにそのまま乗り続けると、洗車してもツヤが戻らなかったり、ボンネットやルーフだけ極端にくすんで見えたりと、全体の印象がどんどん悪くなっていきます。
とはいえ、いきなり全塗装や高額なプロ施工に出すのはハードルが高いですよね。
この記事では、色あせを放置したときのリスクと、自分でできるDIY対策、そしてDIYではもう厳しく、プロに任せたほうがいいラインについて、やさしく解説していきます。
自分のアルファードの状態をチェックしながら、「どこまでDIYでやるか」「どのタイミングでプロに切り替えるか」の判断材料にしてみてください。
色あせ・クリア剥げをそのままにするデメリット(見た目・下取り価格・サビ)
色あせやクリア剥げを放置する一番のデメリットは、やっぱり「見た目」です。
アルファード20系は高級ミニバンなので、ボディのツヤがなくなってくると、一気にチープな印象になってしまいます。とくにブラック系やパール系は、ツヤが命。ルーフやボンネットが白くボケてくると、「年式以上に古く見える」ことが多いです。
見た目の問題だけでなく、下取り・買取価格が下がるのも大きなデメリットです。査定する側からすると、再塗装が必要なレベルの色あせ・クリア剥げは「補修費用がかかる車」として評価されます。
その結果、同じ年式・走行距離でも、ボディ状態が良い車と比べて数万円〜十数万円単位で査定額が落ちることも珍しくありません。
さらに怖いのが、クリア層が完全に剥げてベースの塗装が露出している状態を放置することです。
塗装が薄くなった部分から紫外線や酸性雨のダメージが直撃し、やがて下地のプライマー層や鉄板まで影響が出てくると、サビの発生リスクが一気に高まります。
サビが進行してしまうと、もう磨きや簡易コーティングではどうにもならず、板金修理やパネル交換といった大掛かりな作業が必要になり、結果的に費用もかなり高くついてしまいます。
「ちょっと白いだけだから」「まだツヤも少しはあるし」と放置していると、あとから大きな出費につながるケースも多いので、気になり始めた段階で早めに対策しておくのがおすすめです。
コンパウンド・コーティング・ラッピングなどDIYでできる色あせ対策
DIYでできる色あせ対策はいくつかありますが、まず大事なのは「現状のダメージレベルに合った方法を選ぶこと」です。
まだ軽いくすみや洗車キズがメインなら、コンパウンドでの磨きが有効です。市販の「微粒子〜極細目」のコンパウンドを使い、スポンジやポリッシャーでやさしく研磨してあげると、酸化した表面のクリア層が落ちてツヤが戻ることがあります。
ここで注意したいのは、研磨しすぎると逆にクリア層を削りすぎてしまうこと。アルファード20系の塗装もそれほど分厚くはないので、「一気にピカピカにしよう」と力任せにやるのはNGです。最初は目立たない場所で試して、様子を見ながら少しずつ進めましょう。
磨きが終わったら、そのまま放置せずにコーティングやワックスで保護するのが大事です。ガラス系コーティング剤やポリマー系コーティング剤を使えば、ツヤを出しつつ紫外線や汚れからボディを守ってくれます。
「磨くのは怖い」「そこまで時間が取れない」という場合は、研磨成分弱めの「クリーナー入りワックス」や「簡易コーティングスプレー」でも、多少のくすみを抑えつつ、今以上の悪化を防ぐ効果が期待できます。
一部のパネルだけ色あせがひどい場合は、ラッピングシートを使うのも1つの手です。ボンネットやルーフをカーボン調・マットブラックなどのラッピングで覆ってしまえば、見た目をガラッと変えつつ、下の塗装を紫外線から守ることができます。
ラッピングは完全な補修ではありませんが、再塗装ほど費用をかけたくない・イメチェンもしたいという人には、DIYで取り組みやすい選択肢です。
いずれの方法でも共通して大切なのは、まず丁寧な洗車と鉄粉除去をして、下地をキレイに整えてから作業すること。汚れが付いたままコンパウンドやコーティングを使うと、逆にキズを増やしてしまうので気をつけましょう。
DIYの限界ラインと、プロ施工に切り替えるべき状態の見分け方
DIYである程度までは改善できますが、残念ながら「自分で頑張ってもどうにもならない状態」というラインも存在します。
見極めのポイントとして、まずチェックしたいのがクリア層が残っているかどうかです。表面が少し白っぽい・くすんでいる程度で、よく見るとまだツヤが残っている場合は、コンパウンドやコーティングでのDIYケアの余地があります。
一方で、
・ボンネットやルーフがまだら模様になっている
・ツヤが完全になく、白く粉を吹いたような状態になっている
・手で触るとザラザラし、塗装がめくれたように見える
といった症状が出ている場合は、すでにクリア層が広範囲で剥がれている可能性が高いです。
このレベルになると、どれだけコンパウンドで磨いてもツヤは戻らず、むしろダメージを広げてしまう危険があります。DIYコーティングも「ツヤ出し」ではなく「これ以上悪化させないための応急処置」と割り切る必要が出てきます。
さらに、塗装の下からサビが浮いてきている、ひび割れ・膨らみが見える、といった症状がある場合は、迷わずプロの板金塗装やコーティング専門店に相談したほうがいい段階です。
アルファード20系のようなサイズの車は、ルーフやボンネットだけプロに再塗装を任せて、サイドパネルはDIYでケアするという「組み合わせ」も現実的な選択肢です。
「コンパウンドで軽く磨いてもツヤが全然戻らない」「雨に濡れるとツヤがあるように見えるのに、乾くと一気に白ボケする」という場合は、すでに塗装自体が限界に近いサイン。
その段階で無理にDIYにこだわるより、早めにプロ施工に切り替えたほうが、結果的に出費を抑えられるケースも多いです。自分のアルファードの状態を冷静に見極めて、「DIYで守れる範囲」と「プロに任せるべき範囲」を分けて考えてみてください
プロが教える!アルファード20系の色あせ修理方法と費用相場・長持ちさせるコツ

アルファード20系はボディが大きいぶん、色あせやクリア剥がれが進むと一気に「古さ」が目立ちやすいクルマです。
ただ、きちんと状態を見極めて、板金塗装・部分補修・ラッピングなどから自分に合う方法を選べば、まだまだキレイに乗り続けることができます。
ここでは修理方法ごとの特徴と費用の目安、さらに仕上がりを長持ちさせるための洗車や保管のコツまで、プロ目線でわかりやすく解説していきます。
「今すぐ全部塗り替えるべきか?」それとも「悪い部分だけ直せばいいのか?」と悩んでいる方は、ぜひ判断材料にしてみてください。
板金塗装・全塗装・部分ラッピングなど色あせ修理の選択肢と特徴
アルファード20系の色あせを直す方法は、大きく分けて「板金塗装」「全塗装」「ラッピング(部分・フル)」の3パターンがあります。
それぞれメリットとデメリットが違うので、状態と予算に合わせて選ぶのがポイントです。
まず定番なのが板金塗装による部分補修です。
ボンネットやルーフのクリア剥がれ、ドア上部の退色など、色あせしているパネルだけを塗り直す方法ですね。
純正色に調色して塗装するので、仕上がりは自然で、オリジナルの雰囲気を崩したくない人に向いています。
ただし、周りのパネルとの「色なじみ」を取るために、隣接パネルまでボカシ塗装する場合があり、思ったより範囲が広くなることもあります。
次がボディ全体を塗り替える「全塗装」です。
すでにルーフ・ボンネット・フェンダーなど広範囲に色あせが進んでいる場合や、色替えでイメチェンしたい人には最も満足度が高い方法です。
下地処理からきちんと行えば、新車に近いツヤが戻り、再劣化までのスパンも長くなります。
その反面、工期が長く費用も高めで、ショップによって仕上がりの差も出やすい点がデメリットです。
もうひとつの選択肢がラッピング(カッティングシート・ラップフィルム)です。
塗装はそのままに、フィルムでボディ表面を覆うことで見た目をリフレッシュします。
ルーフやボンネットだけの部分ラッピングなら、日焼けしやすい部分を重点的に保護できるのがメリットです。
フルラッピングにすれば色替えも自由で、マットやカーボン調など塗装では出しにくい質感も表現できます。
ただし、フィルムの耐久年数はおおよそ3〜5年ほどで、剥がすときに下地が傷んでいるケースもあるため、「一時的なドレスアップ+保護」と割り切るのがいいでしょう。
このように、「長く乗りたいなら全塗装」「コスパ重視なら部分板金塗装」「デザイン性と保護を両立したいならラッピング」とざっくりイメージしておくと、自分に合った選択がしやすくなります。
アルファード20系の色あせ修理にかかる費用相場と業者選びのチェックポイント
費用感を知らないまま相談に行くと、見積もりを提示されても「高いのか安いのか」判断しづらいですよね。
ここではアルファード20系の色あせ修理で、よくあるパターンのざっくりした相場感をおさえておきましょう。
まず部分的な板金塗装の場合、
・ボンネットのみ:おおよそ5万〜10万円前後
・ルーフのみ:8万〜15万円前後(脱着や足場で高くなりがち)
・フェンダーやスライドドア1枚:3万〜7万円前後
といったケースが多いです。
「クリア剥がれがどこまで進んでいるか」「下地のやり直しがどの程度必要か」で金額は大きく変わります。
ボディ全体の全塗装になると、アルファードのようなミニバンサイズでは、
・同色での全塗装:40万〜80万円前後
・色替え(内側までしっかり塗る):60万〜120万円前後
くらいがひとつの目安です。
激安店では30万円台の全塗装もありますが、マスキングを簡略化してモールやゴムを外さない・下地処理が甘いなど、後々のトラブルになりやすいので注意が必要です。
ラッピングの場合は、
・ルーフのみ:7万〜15万円前後
・ボンネットのみ:5万〜10万円前後
・フルラッピング:60万〜120万円前後
といった金額帯になることが多いです。
業者選びで必ずチェックしておきたいポイントは、
・アルファードやミニバンの施工実績が多いか
・過去の施工例写真(ビフォー・アフター)を見せてもらえるか
・見積書に「下地処理」「部品脱着」「使用塗料の種類」まで明記されているか
・保証期間(色あせ・クリア剥がれに対する保証)の有無
このあたりです。
特に「いくらでできます」だけで、作業内容を詳しく説明してくれないお店は避けたほうが無難です。
複数社から見積もりをとり、金額だけでなく説明の丁寧さや対応のわかりやすさも含めて比較すると、失敗しにくくなります。
色あせを再発させないための洗車・コーティング・保管方法の実践ポイント
せっかくお金をかけて塗装を直しても、ケアをサボるとまた数年で同じように色あせてきてしまいます。
アルファード20系はルーフやボンネットが広く、真上からの紫外線と熱の影響をモロに受けやすいボディ形状なので、日頃の「予防」がとても大事です。
まず洗車ですが、理想は2週間に1回程度の手洗いです。
汚れを長期間放置すると、酸性雨や鳥フン、黄砂などが塗装面をじわじわ攻撃して、クリア層の劣化を早めてしまいます。
中性シャンプーを使い、スポンジやクロスはなるべく柔らかいものを使用しましょう。
洗車後はマイクロファイバークロスで優しく拭き上げて、水シミを残さないこともポイントです。
次にコーティングですが、ガラス系・セラミック系・ポリマー系など種類はさまざまです。
どれを選ぶにしても、「紫外線カット効果」「耐候性」がしっかりしたものを選ぶのが重要です。
プロ施工のガラスコーティングであれば、数年単位で塗装を守ってくれるので、色あせ対策としてはかなり有効です。
予算を抑えたい場合は、市販のコーティング剤やワックスを3ヶ月〜半年ごとにこまめに施工するのもアリです。
保管環境も意外と差が出るポイントです。
カーポートやガレージがあるなら、できるだけ直射日光と雨ざらしを避けて保管しましょう。
屋根付き駐車場が難しい場合は、
・日中はなるべく日陰になる場所を選ぶ
・長期間乗らないときはボディカバーを使う(ただし風で擦れて傷にならないタイプを選ぶ)
といった工夫だけでも、劣化スピードはかなり違ってきます。
最後に、小さな傷やシミを見つけたら、そのまま放置しないことも大切です。
タッチペンや簡易研磨で対処できるうちにケアしておけば、クリア層全体がダメになる前に食い止められるので、結果的に大きな修理費の節約につながります。
「直したあとをどう守るか」までセットで考えることが、アルファード20系を長くキレイに乗るいちばんのコツです


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