アルファード20系のバンパー傷を安くキレイに直す方法を知っておくと、突然の擦り傷やへこみでも落ち着いて対処できます。
ディーラー修理は高額になりがちですが、修理費用の相場を理解し、状況に応じて板金塗装やカー用品店、DIYを使い分ければ、出費を抑えることも可能です。
この記事では、アルファード20系バンパーの傷を安く直すための選択肢と、自分でできる応急処置のやり方をわかりやすく解説します。
車を売るときって、つい近くの買取店1社だけで査定してもらって、そのまま決めちゃう人が多いんですよね。
でも実はそれ、けっこう損している可能性があります。
買取店ごとに「得意な車種」や「販売ルート」が違うので、同じ車でも査定額が数万円~50万円以上変わることも普通にあります。
だからこそ 一括査定で複数の業者から見積もりを取るのが、損しない売り方。
手間も少なく、条件の良いところを選ぶだけでOKです。
私も実際にやってみて「こんなに違うの?」と驚きました。
アルファード20系のバンパー傷の種類と状態別チェックポイント

アルファード20系は車体が大きくて取り回しも独特なので、どうしてもバンパー周りに傷がつきやすいクルマです。
ただ、ひとことで「傷」と言っても、表面をなでたような軽い擦り傷から、樹脂がえぐれた深い傷、割れ・変形などまで状態はさまざまです。
この「どんな種類の傷なのか」「どのくらい広がっているのか」「どこにできた傷なのか」で、選ぶべき修理方法も、かかる費用も大きく変わります。
特にアルファード20系は、フロントバンパー内部にレーダー・センサー類が隠れているグレードもあるので、見た目は軽症でも安全装置に影響しているケースもあります。
まずは、これから紹介するポイントをチェックしながら、「自分で応急処置で済ませていい傷なのか」「プロに任せるべき傷なのか」を見極めていきましょう。
擦り傷・えぐれ傷・割れなどアルファード20系特有のダメージパターン
アルファード20系のバンパーで多いのが、コンビニ駐車場の輪止めや縁石でついてしまう「擦り傷」と「えぐれ傷」です。
車体が大きくて前後の感覚がつかみにくいので、バンパーの下側やコーナー部分をガリっと削ってしまうパターンがとても多いです。
軽いものだと、表面のクリア層と塗装が削れて、黒い樹脂や下地のサフェーサーが見えている状態。
これなら、コンパウンドでの磨きやタッチペン・スプレーでの補修で「目立たなくする」レベルまで自分で直せることもあります。
もう一段重いのが「えぐれ傷」。
指で触るとはっきり段差を感じるくらい樹脂が欠けていたり、角が削り落ちている状態ですね。
この場合、パテ埋め+再塗装が前提になってくるので、DIYだとそれなりの道具と手間が必要になります。
さらに深刻なのが「割れ」や「変形」。
駐車時にポールへ強くぶつけたり、追突されたりすると、バンパーの角にヒビが入ったり、ボディとの隙間が不自然に開いたりします。
アルファード20系はバンパーが大きな一体成型なので、割れが大きいとバンパー交換レベルになりやすい点も特徴です。
また、見落としがちなのが「ステー部分の破損」。
見えるところは小さな傷でも、バンパーを固定しているツメやステーが折れていて、片側だけ浮いているケースもよくあります。
この状態を放置すると、走行中にバンパーがバタついたり、振動でさらに割れが広がることもあるので注意が必要です。
傷の深さ・範囲・場所で repair 方法と費用が大きく変わる理由
同じ「バンパー傷」でも、修理方法と費用が大きく変わるのは、①傷の深さ ②傷の広がり(範囲) ③傷がある場所の3つが関係しているからです。
まず「深さ」。
クリア層だけの浅い擦り傷なら、コンパウンドで磨くだけの「研磨修理」で済み、工賃もかなり安くなります。
一方、下地や黒い樹脂が見えるほどの深い傷は、サフェーサー・パテ・再塗装まで必要なので、材料費も手間も一気にアップします。
次に「範囲」。
名刺サイズに収まるくらいの小さな傷なら「部分塗装」で対応できることが多く、金額も抑えられます。
ですが、バンパー一面に擦り傷が伸びているようなケースだと、結局「バンパー1本塗り」になり、工賃がグッと高くなります。
そして見落としがちな「場所」。
アルファード20系だと、フロント中央付近にはエンブレムレーダーやセンサー類、コーナー部分にはコーナーセンサーが付いていることもあるので、この周辺の傷は慎重な作業が必要です。
センサーの脱着やエーミング(校正)が必要になると、その分工賃が上乗せされます。
逆に、バンパーの下側など普段目立たない場所であれば、「完全には直さず、見えにくくする程度の簡易補修」にして費用を抑える、という選択肢もあります。
このように、「どこに・どれくらい・どんな傷があるか」によって、repair プランも費用も大きく変わってくるわけですね。
自己判断NGなケース:安全性や車検に関わるバンパー損傷とは
見た目は「ちょっと割れてるだけ」「少し浮いてるだけ」に見えても、素人判断で放置すると危険なバンパー損傷もあります。
まず注意したいのが、バンパーが大きく割れて内部が見えているケース。
衝撃でバンパーの裏側にあるメンバーや、センサー・配線がダメージを受けている可能性があります。
この状態で走ると、次の衝突の際に本来の衝撃吸収性能が発揮できず、乗員保護にも影響が出ることがあります。
次に、バンパーがしっかり固定されていないケース。
ツメやステーが折れていて、片側だけ下がっていたり、手で押すとグラグラ動くような状態ですね。
これは車検で不適合となる可能性が高く、最悪の場合、走行中にバンパーの一部が外れて後続車に危険を及ぼすこともあるため、DIY補修で済ませるのはおすすめできません。
また、アルファード20系では、レーダークルーズやプリクラッシュブレーキなどの安全装備が付いたグレードも多いです。
エンブレム周辺やフロント中央部に損傷があると、センサーのずれや誤作動につながり、自動ブレーキが効かない・誤作動するといったリスクも考えられます。
さらに、鋭い割れた樹脂が外側に飛び出していると、「歩行者保護」の観点からも車検に通らないことがあります。
こういった「安全装置の周辺」「バンパーの固定に関わる部分」「鋭く尖った割れ」があるケースでは、自己判断せず、早めにプロの板金工場やディーラーで点検してもらうようにしましょう
関連する口コミ・体験談を紹介
【色】パールホワイト
【損傷部位】フロントバンパー右側こすり傷(長さ30cmほど)
【修理方法】ネットで買ったタッチペン+耐水ペーパーでDIY補修後、板金見積もりも比較
【査定時の走行距離】9.6万km
【最終的な売却先】大手買取チェーン
【買取金額】1,180,000円
自宅の駐車場で支柱にガリっとやってしまい、
白いバンパーに黒い筋がくっきり…。
ディーラーに聞いたらバンパー交換で10万近くと言われてビビりました。
そこで、ホームセンターで耐水ペーパーとコンパウンドを買ってきて、
ネットで見たやり方を真似しながら表面をならして、
アルファード専用色のタッチペンを薄く何度か重ね塗り。
近くで見ると若干段差はあるものの、
ぱっと見はほとんど分からないレベルまで回復しました。
その状態で買取店3社に査定してもらったところ、
「バンパー交換歴なしならこのままでOKですよ」と言われ、
一番高かった店に売却。
査定前に洗車と室内清掃もしておいたおかげか、
傷の減額はほぼなく、
結果的にDIYにかかった3,000円ほどで10万円クラスのマイナスを回避できたので、
やってみて本当に正解でした。
【色】ブラック
【損傷部位】リアバンパー角のえぐれ傷と線キズ多数
【修理方法】量販店の簡易補修+自分で仕上げ磨き
【査定時の走行距離】7.2万km
【最終的な売却先】輸出系を得意とする買取店
【買取金額】1,320,000円
ショッピングモールの立体駐車場でポールに気づかず、
バックでゴリッ…。
黒ボディだから余計に目立って、
その日は本気で落ち込みました。
ディーラーは高そうだったので、
カー用品店の「バンパー補修コース」を利用。
2時間くらいで、
削れて白くなっていた部分をパテで埋めて、
色合わせして塗装してくれました。
ただ、よく見るとオレンジピールっぽさが残っていたので、
後日、自分でコンパウンドと仕上げ剤を使って軽く磨いたら、
ツヤがだいぶ純正に近づきました。
その状態で売却査定。
店員さんには「このくらいなら再塗装履歴にも入れません」と言われ、
減額もほとんどなし。
子どもの進学で乗り換えたんですが、
バンパー丸ごと交換してたら、
費用が回収できなかったと思います。
安くそこそこキレイに直してから売るのはアリですね。
【色】シルバー
【損傷部位】フロント下部の擦り傷(縁石でザザッと)
【修理方法】補修はせず、洗車とタッチペンの簡易処置のみ
【査定時の走行距離】12.4万km
【最終的な売却先】地域密着の中古車販売店
【買取金額】650,000円
コンビニの段差でやらかして、
フロントの一番下がザザッと削れました。
しゃがんで見ないと分からない位置だし、
年式も古いしで、
正直「直さなくてもいいか」と悩んだんですが、
サビだけは防ごうとタッチペンだけ購入。
削れたところの汚れを落として、
薄く色を乗せておいた状態で、
近所の中古車店に査定に行きました。
営業さんからは
「この年式と距離だと、バンパーの下擦りはほぼ気にしません」
と言われ、減額も1万円程度。
もし板金屋さんで2〜3万円かけて直しても、
査定額がそこまで上がるわけじゃないと聞いて、
結果的に応急処置だけで正解でしたね。
下回りの傷は、
年式・走行距離とのバランスを見て、
本格修理するか判断したほうが良いと感じました。
【色】パールホワイト
【損傷部位】リアバンパー中央のへこみ+塗装割れ
【修理方法】中古バンパー購入して持ち込み交換
【査定時の走行距離】5.8万km
【最終的な売却先】ミニバン専門買取店
【買取金額】1,780,000円
自宅前でうっかり電柱にコツンとやってしまい、
バックドアは無事だったんですが、
リアバンパーの真ん中がベコっと…。
ディーラー見積もりだと新品交換で12万円と言われて、
さすがに高いなと思い、
ネットオークションで同色パールの中古バンパーを探しました。
走行少なめの事故車外しらしく、
小キズだけのきれいなバンパーが3万円台で見つかったので即決。
近所の整備工場に持ち込んで、
交換工賃1.5万円でやってもらいました。
合計5万円ちょっとで見た目はほぼ新車レベルに戻って、
その足でミニバン専門店に査定へ。
「リア事故の修復歴なし」と判断され、
減額もなくこの金額。
もしディーラーで新品交換してたら、
費用は倍以上かかってたと思うので、
中古バンパー流用はかなりコスパ良かったです。
【色】ブラック
【損傷部位】前後バンパーに細かいすり傷多数
【修理方法】専門店でバンパー全面簡易塗装+自分でコーティング
【査定時の走行距離】10.1万km
【最終的な売却先】複数比較後に大手買取店
【買取金額】980,000円
黒のアルファードで、
洗車傷やら駐車場でつけたすり傷やらで、
バンパーだけやけに年季入って見えてました。
売却前に少しでも印象を良くしたくて、
バンパー専門で安く塗ってくれるお店を検索。
前後バンパーの簡易オールペイントで5万円という
ショップを見つけてお願いしました。
色合わせもかなり上手で、
受け取り時は「新車みたい」とまではいかないですが、
少なくとも「年式相応」くらいには若返った感じ。
そのあと自分でガラス系コーティングをかけて、
ツヤを出した状態で3社に査定してもらいました。
どこも「外装の状態が良いですね」とコメントしてくれて、
一番高いお店では、
他社より5〜8万円ほど高い提示。
結果的に、
補修代以上の差額がついたので、
黒ボディで細かい傷が多い人は、
バンパーだけでもキレイにしてから売る価値はあると思います。
アルファード20系のバンパー傷の種類と状態別チェックポイント

アルファード20系は車体が大きくて取り回しも独特なので、どうしてもバンパー周りに傷がつきやすいクルマです。
ただ、ひとことで「傷」と言っても、表面をなでたような軽い擦り傷から、樹脂がえぐれた深い傷、割れ・変形などまで状態はさまざまです。
この「どんな種類の傷なのか」「どのくらい広がっているのか」「どこにできた傷なのか」で、選ぶべき修理方法も、かかる費用も大きく変わります。
特にアルファード20系は、フロントバンパー内部にレーダー・センサー類が隠れているグレードもあるので、見た目は軽症でも安全装置に影響しているケースもあります。
まずは、これから紹介するポイントをチェックしながら、「自分で応急処置で済ませていい傷なのか」「プロに任せるべき傷なのか」を見極めていきましょう。
擦り傷・えぐれ傷・割れなどアルファード20系特有のダメージパターン
アルファード20系のバンパーで多いのが、コンビニ駐車場の輪止めや縁石でついてしまう「擦り傷」と「えぐれ傷」です。
車体が大きくて前後の感覚がつかみにくいので、バンパーの下側やコーナー部分をガリっと削ってしまうパターンがとても多いです。
軽いものだと、表面のクリア層と塗装が削れて、黒い樹脂や下地のサフェーサーが見えている状態。
これなら、コンパウンドでの磨きやタッチペン・スプレーでの補修で「目立たなくする」レベルまで自分で直せることもあります。
もう一段重いのが「えぐれ傷」。
指で触るとはっきり段差を感じるくらい樹脂が欠けていたり、角が削り落ちている状態ですね。
この場合、パテ埋め+再塗装が前提になってくるので、DIYだとそれなりの道具と手間が必要になります。
さらに深刻なのが「割れ」や「変形」。
駐車時にポールへ強くぶつけたり、追突されたりすると、バンパーの角にヒビが入ったり、ボディとの隙間が不自然に開いたりします。
アルファード20系はバンパーが大きな一体成型なので、割れが大きいとバンパー交換レベルになりやすい点も特徴です。
また、見落としがちなのが「ステー部分の破損」。
見えるところは小さな傷でも、バンパーを固定しているツメやステーが折れていて、片側だけ浮いているケースもよくあります。
この状態を放置すると、走行中にバンパーがバタついたり、振動でさらに割れが広がることもあるので注意が必要です。
傷の深さ・範囲・場所で repair 方法と費用が大きく変わる理由
同じ「バンパー傷」でも、修理方法と費用が大きく変わるのは、①傷の深さ ②傷の広がり(範囲) ③傷がある場所の3つが関係しているからです。
まず「深さ」。
クリア層だけの浅い擦り傷なら、コンパウンドで磨くだけの「研磨修理」で済み、工賃もかなり安くなります。
一方、下地や黒い樹脂が見えるほどの深い傷は、サフェーサー・パテ・再塗装まで必要なので、材料費も手間も一気にアップします。
次に「範囲」。
名刺サイズに収まるくらいの小さな傷なら「部分塗装」で対応できることが多く、金額も抑えられます。
ですが、バンパー一面に擦り傷が伸びているようなケースだと、結局「バンパー1本塗り」になり、工賃がグッと高くなります。
そして見落としがちな「場所」。
アルファード20系だと、フロント中央付近にはエンブレムレーダーやセンサー類、コーナー部分にはコーナーセンサーが付いていることもあるので、この周辺の傷は慎重な作業が必要です。
センサーの脱着やエーミング(校正)が必要になると、その分工賃が上乗せされます。
逆に、バンパーの下側など普段目立たない場所であれば、「完全には直さず、見えにくくする程度の簡易補修」にして費用を抑える、という選択肢もあります。
このように、「どこに・どれくらい・どんな傷があるか」によって、repair プランも費用も大きく変わってくるわけですね。
自己判断NGなケース:安全性や車検に関わるバンパー損傷とは
見た目は「ちょっと割れてるだけ」「少し浮いてるだけ」に見えても、素人判断で放置すると危険なバンパー損傷もあります。
まず注意したいのが、バンパーが大きく割れて内部が見えているケース。
衝撃でバンパーの裏側にあるメンバーや、センサー・配線がダメージを受けている可能性があります。
この状態で走ると、次の衝突の際に本来の衝撃吸収性能が発揮できず、乗員保護にも影響が出ることがあります。
次に、バンパーがしっかり固定されていないケース。
ツメやステーが折れていて、片側だけ下がっていたり、手で押すとグラグラ動くような状態ですね。
これは車検で不適合となる可能性が高く、最悪の場合、走行中にバンパーの一部が外れて後続車に危険を及ぼすこともあるため、DIY補修で済ませるのはおすすめできません。
また、アルファード20系では、レーダークルーズやプリクラッシュブレーキなどの安全装備が付いたグレードも多いです。
エンブレム周辺やフロント中央部に損傷があると、センサーのずれや誤作動につながり、自動ブレーキが効かない・誤作動するといったリスクも考えられます。
さらに、鋭い割れた樹脂が外側に飛び出していると、「歩行者保護」の観点からも車検に通らないことがあります。
こういった「安全装置の周辺」「バンパーの固定に関わる部分」「鋭く尖った割れ」があるケースでは、自己判断せず、早めにプロの板金工場やディーラーで点検してもらうようにしましょう
アルファード20系バンパー傷の修理方法と費用相場【DIY vs 業者】

アルファード20系はボディも大きくて、バンパーのちょっとした擦り傷やえぐれ傷が付きやすいですよね。
放っておくとサビや変色の原因にもなるので、できれば早めに対処しておきたいところです。
ここでは、自分で直せるDIY修理と、プロの業者に任せる場合のそれぞれの方法と費用感を、アルファード20系に絞ってわかりやすく解説します。
「どの程度の傷なら自分でやってOKなのか」「この傷は業者に出した方がいいのか」迷ったときの判断基準としても使える内容にしているので、ぜひ参考にしてみてください。
また、費用をできるだけ抑えたい人ほど、DIYと業者修理のラインをしっかり見極めることが重要です。
間違った方法で無理にDIYしてしまうと、かえって修理代が高くつくケースもあります。
この記事を読みながら、今のバンパーの傷がどのレベルなのかをイメージして、「自分でやる」か「プロに任せる」かを決めていきましょう。
タッチペン・補修キットでできる軽度なバンパー傷のDIY修理手順
まずは、擦り傷や小さなえぐれ程度の軽い傷に使える、タッチペンや補修キットを使ったDIY修理の流れを紹介します。
アルファード20系のバンパーなら、駐車場で「ガリッ」とこすったくらいの傷なら、この方法である程度きれいに目立たなくできます。
ざっくりとした流れは
1. 洗車&脱脂
2. 傷のバリ取り(必要ならヤスリがけ)
3. サフェーサー(下地)
4. タッチペンやスプレーで色をのせる
5. クリアでトップコート
6. 研磨&仕上げ
という順番になります。
まず最初に、傷まわりの汚れやワックスをしっかり落とすために、カーシャンプーで洗車し、そのあとパーツクリーナーやシリコンオフで脱脂します。
ここをサボると、塗料が密着せずにすぐ剥がれたりムラになったりするので要注意です。
次に、爪に引っかかるような傷であれば、800〜1000番くらいの耐水ペーパーで優しく「段差をならす」イメージで削ります。
深く削りすぎると逆に範囲が広がるので、周りの塗装をできるだけ残しながら傷のエッジだけ丸くするのがコツです。
下地が見えている場合は、補修キット付属のプラサフ(サフェーサー)を軽く吹いて、完全に乾かします。
その後、アルファード20系専用色のタッチペンまたはスプレーを薄く何度か重ね塗りして、周りの色となじませます。
一度に厚く塗ると垂れやすいので、「薄く塗る→乾かす」を数回繰り返した方が仕上がりがきれいです。
色が乗ったら、仕上げにクリアを吹いて艶を出し、しっかり乾燥させます。
最後に、2000番ほどの耐水ペーパーとコンパウンドで軽く磨いてあげると、パッと見ではほとんど分からないレベルまで持っていくことも可能です。
DIYにかかる費用としては、
・タッチペン:1,000〜2,000円前後
・補修スプレーセット:3,000〜5,000円前後
・耐水ペーパーやコンパウンドなど消耗品:1,000〜2,000円前後
といったイメージで、トータルでも1万円以内に収まることが多いです。
ただし、バンパーが割れている・変形している・穴が開いているレベルはDIYの範囲を超えます。
その場合は、無理に自分で直そうとせず、後述するプロ業者に相談した方が結果的に安くてきれいに仕上がることが多いです。
板金塗装・バンパー交換などプロ業者に依頼する場合の修理内容と費用目安
プロに任せる場合の選択肢としては、主に
・部分補修(スポット修理)
・バンパーの一本塗り(全塗装)
・バンパー交換
の3パターンがあります。
まず、傷の範囲が小さく、割れも変形もない場合は、部分補修で対応できることが多いです。
傷まわりだけを削ってパテ埋めし、ぼかし塗装で周りと馴染ませる方法で、アルファード20系のフロント/リアバンパーなら、15,000〜30,000円前後がひとつの目安になります。
一方で、傷がバンパーの広範囲に及んでいたり、過去の補修跡があって色合わせが難しい場合は、バンパー1本まるごと塗る「一本塗り」になることもあります。
この場合の費用目安は、工場や地域にもよりますが、30,000〜60,000円前後を見ておくと安心です。
バンパーが割れている・欠けている・大きく変形している場合は、修理より「交換」の方がきれいで確実なケースが多いです。
アルファード20系の純正バンパーを新品でディーラー交換すると、
・部品代:60,000〜100,000円前後
・塗装・脱着工賃:40,000〜70,000円前後
で、トータル10万〜15万円くらいになることも珍しくありません。
ただし、社外品バンパーや中古品を使ったり、街の板金工場に頼むことで費用を抑えられる場合もあります。
中古の同色バンパーが見つかれば、脱着と微調整だけで済むので、工賃込みで50,000〜80,000円程度に収まることもあります。
プロに依頼する大きなメリットは、色合わせと仕上がりのクオリティの高さです。
特にアルファードのパールホワイトや黒は、素人がスプレーで塗るとムラや色の違いが出やすく、光の加減で「そこだけ浮いて見える」ことがあります。
その点、業者であれば専用の塗装ブースや調色機を使って、周りの色としっかり馴染ませてくれます。
また、保険修理を使うかどうかもポイントです。
修理費が高額になるような大きな損傷なら、車両保険を使った方が実費負担を減らせることもありますが、等級ダウンや今後の保険料アップもあるので、見積もりを見ながら慎重に判断しましょう。
ディーラー・カー用品店・街の板金工場の違いと選び方のポイント
プロに任せると決めても、どこに出すかで費用も仕上がりも変わってきます。
ざっくり分けると「ディーラー」「カー用品店(○○バックスなど)」「街の板金工場」の3つがありますが、それぞれ特徴が違います。
ディーラーは、安心感と品質の安定性が一番の強みです。
純正部品の手配も早く、仕上がりのクオリティも高い傾向がありますが、そのぶん費用は高めになりがちです。
バンパー交換など大掛かりな修理は、ディーラーだと10万〜15万円といった見積もりになることも多いです。
「保証や下取り価格を重視したい」「絶対に失敗したくない」という人向けです。
カー用品店は、手軽さや相談しやすさが魅力で、軽度〜中度の傷の補修に向いています。
価格もディーラーより抑えめで、部分補修で2万〜4万円前後のケースが多い印象です。
ただ、実際の作業は提携工場に外注していることも多いので、「どこの工場が作業するのか」を確認しておくと安心です。
街の板金工場は、コスパ重視で攻めたい人におすすめです。
腕の良い職人さんがいる工場なら、ディーラー並み、場合によってはそれ以上の仕上がりで、費用は2〜3割安くなることもあります。
アルファード20系のバンパー部分補修なら、15,000〜25,000円くらいの見積もりを出してくれる工場も少なくありません。
選び方のポイントとしては、
・複数社から見積もりを取って比較する
・実際の仕上がり写真(ビフォーアフター)を見せてもらう
・アルファードやミニバンの修理実績があるか確認する
このあたりを押さえておくと失敗しにくいです。
また、「とにかく安く」だけで選ぶのは危険です。
安すぎるところは、塗膜が薄い、下地処理を省く、色合わせが適当…など、後々トラブルになることもあります。
アルファード20系のように、まだまだ人気のある車種は、将来のリセールバリューも意識して修理先を選ぶのがおすすめです。
見た目だけでなく、査定時にマイナス評価になりにくい修理方法かどうかも、事前に相談してみると良いですよ
アルファード20系のバンパー傷を予防・悪化防止するメンテナンス術

アルファード20系はボディが大きいぶん、ちょっとした不注意でバンパーに傷が入りやすい車です。
でも、日頃から少しだけ気をつけておけば、傷を「つけない」「広げない」ための予防と悪化防止がしっかりできます。
ここでは、ディーラーや板金屋さんに出す前に、自分でできるメンテナンスのコツをまとめていきます。
とくに、コーティングやフィルムでの保護、普段の洗車・駐車時の注意点、そして「いつ修理に出すべきか?」という判断の目安を押さえておくと、
余計な修理費をかけず、売却時の査定ダウンも最小限に抑えられます。
アルファード20系に長くキレイに乗りたい人は、ぜひこの章の内容をそのまま日常ケアのマニュアルとして使ってみてください。
コーティング・プロテクションフィルムで傷を付きにくくする対策
バンパーの傷を防ぐうえで、いちばん効果がわかりやすいのがコーティングとプロテクションフィルムです。
どちらも「ぶつけない」ための対策ではなく、「ぶつけてもダメージを最小限にする」ための保護グッズと考えてもらうとイメージしやすいと思います。
コーティングには大きく分けて、「ガラス系コーティング」と「ポリマー(樹脂)系コーティング」があります。
アルファード20系のような大きいミニバンなら、耐久性の高いガラス系コーティングを選んでおくと、洗車のたびにワックスをかけなくてもツヤが長持ちします。
ただし、コーティングはあくまで「塗装面を保護する膜」なので、
こすり傷や飛び石を完全に防げるわけではない、という点は覚えておきましょう。
薄い擦り傷がついても、塗装までダメージが届きにくくなる、というイメージです。
より本気でバンパーを守りたいなら、「プロテクションフィルム」がかなり心強いです。
透明なフィルムをバンパーの表面に貼るもので、傷が入ってもダメージをフィルムが受け止めてくれるのが特徴です。
とくに、フロントバンパーの角・ドアハンドルの周り・リアバンパーの荷物を出し入れする部分は、
日常的に傷が入りやすい「定番ポイント」なので、そこだけでも貼っておくと効果大です。
プロテクションフィルムは、DIY用も売っていますが、曲面が多いバンパーはシワや浮きが出やすいため、
可能なら専門店やコーティングショップでの施工をおすすめします。
施工費用はそれなりにかかりますが、一度貼れば数年レベルで保護してくれるので、頻繁に板金修理に出すより結果的に安く済むケースも多いです。
まとめると、
・手軽さ重視 → ガラス系コーティング
・ガチで守りたい → プロテクションフィルム
というイメージで、自分の予算と使い方にあわせて選ぶのがポイントです。
洗車・駐車時に注意すべきポイントと日常でできる簡単ケア
「傷を防ぐ」と聞くと、走っているときの飛び石などをイメージしがちですが、
実はバンパーの細かい傷の多くが「洗車」と「駐車」のときに増えていることが多いです。
まず洗車ですが、バンパーの下まわりや角は泥や砂がたまりやすい場所です。
この砂がついたままスポンジでゴシゴシこすると、自分で自分の車を研磨しているようなものになってしまいます。
洗車するときは、
・最初に水をたっぷりかけて砂やホコリを流す
・バンパーの下側は、高圧洗浄機かホースでよくすすいでから触る
・スポンジはなるべく柔らかいものを使い、こすりすぎない
この3つだけでも意識しておくと、洗車キズの防止効果はかなり違ってきます。
次に駐車時ですが、アルファード20系は車体が大きいので、立体駐車場やコンビニ駐車場の「車止めブロック」に前後のバンパーを当てやすいです。
とくにフロントの下側は、見えないところでガリっと擦っていることが多いゾーンなので要注意です。
駐車するときは、
・前進駐車なら、車止めブロックの手前で一度止まるクセをつける
・バック駐車の場合は、バックカメラとサイドミラーを併用して、後ろの壁やポールとの距離をこまめに確認する
・段差や傾斜のある駐車場では、バンパー下を擦りやすいので、斜めにゆっくり入る
といった小さな意識だけで、日常的な「うっかりバンパー傷」をかなり減らせます。
日常でできる簡単ケアとしては、
・洗車後にバンパーだけでも簡易コーティングスプレーをシュッとひと吹きしておく
・細かいスリキズを見つけたら、早めにタッチペンや補修ペンで塗装を保護しておく
・月1回くらいの頻度で、バンパーの角・下側をしゃがんでチェックする
このくらいを習慣にしておくと、「気づいたら傷だらけ」になるのを防ぎやすくなります。
面倒そうに聞こえますが、どれも1回やってしまえばすぐ慣れます。
アルファード20系の大きなボディをキレイなまま維持するために、ぜひ今日から意識してみてください。
売却価格を下げないために知っておきたいタイミング別修理判断基準
バンパーに傷がついたとき、悩むのが「今すぐ直すか、しばらく放置するか」ですよね。
ここで重要なのが、「いつ売る予定か」によって修理のタイミングを変えるという考え方です。
まず、まだ数年は乗り続ける予定の人は、軽いスリキズなら無理にすぐ板金修理に出さなくてもOKな場合が多いです。
塗装がはがれて下地が見えている部分だけ、タッチペンなどで早めにサビ止めをしておけば、
見た目は多少ガマンしつつ、ダメージの拡大だけ防ぐというスタンスでも大丈夫です。
一方で、1〜2年以内に売却や乗り換えを考えている場合は話が変わってきます。
査定のときにバンパーの傷はかなり目立つポイントなので、
・擦り傷が広範囲にある
・ヒビや割れがある
・白い下地や黒い樹脂が見えている
こういった状態だと、査定で一気に減点される可能性が高いです。
ただし、ディーラーや買取店に出す前に、高額な修理をするのが正解とは限りません。
・自腹で3〜5万円かけて板金塗装しても、査定アップが1〜2万円程度で終わる
・逆に、数千円の応急補修だけでも「遠目にはあまり目立たない」レベルまで戻せる
といったケースも多いからです。
ポイントは、
「売却の1〜3か月前」に見積もりを取り、修理費と査定アップ幅を比べて判断すること。
板金屋さんやカー用品店で修理見積もりを出してもらい、同じタイミングで買取店にも査定してもらうと、
「直したほうが得か、そのまま売ったほうが得か」が数字ではっきり見えてきます。
また、走行に支障がないレベルの小キズなら、
・そのまま現状で査定に出して、減額幅を確認する
・もし減額が大きいようなら、そのとき初めて「簡易補修 or 板金修理」を検討する
という流れでも遅くありません。
アルファード20系は人気車種なので、外装の状態がキレイだと査定が伸びやすいのは事実ですが、
むやみに修理費をかけすぎると、結果的に損をしてしまうこともあります。
「どのくらい乗る予定か」と「どの程度の傷なのか」を冷静に見極めて、
自分のおサイフにとっていちばんお得なタイミングで修理する、という考え方をベースにしておくのがおすすめです


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